ロンダ着13時50分 駅にタクシーがいない 駅前にペンション客引きがいて安くいうが(3~4千pだったと思う)既にパラドールを予約しているので使えず
前を通りかかった客を乗せたタクシーが合図をするので合図をし返すととしばらくして空のタクシーが来た 無線で呼んでくれたらしい
14時15分パラドールにチェックイン 1泊19795p(12300円) 朝食一人1391p 朝食付きで計算すると1泊22577p(14000円) 旧市街と新市街を結ぶヌエボ(新)橋のすぐそばで100mの断崖に面しているが部屋は断崖から一番遠く景色がよくない ただし部屋割り図でみると一番広かった ロンダに4泊予定だが2泊しか予約が取れていないので延長を申し込むが空いていないとのこと
パラドールのすぐ横にホテルがあるので入っていき部屋を見せてくれというとそのホテルは満員だが前のホテル ドンタビエールが経営が同じで空いているとのことで部屋を見て気に入ったので予約する 1泊朝食付きで13900p(8650円)
パラドールすぐ近くのスペインで一番古い闘牛場へ行く 6月11日は日曜日なので闘牛を見るつもりだったがここでは年に数回しか闘牛を開催せず次回は9月中旬だそうだ
パラドールロンダ室内 | ロンダの闘牛場 | オランダ人の二人連れ |
断崖に沿った道を散歩中にオランダ人のアベックと話をする 写真をとり送るといってeメールアドレスを教えてもらう 去年オランダのアムステルダム、デンハーグへ行ったというと奥さんのほうがデンハーグ出身だとのこと コスタデルソルのトレモリーノスに泊まっていて車で日帰り観光に来たとのことだった
表通りに面したバルラエスパーニャで夕食 ガスパチョ、ミックスサラダ、ピーマン煮物、ムール貝、ビーフステーキ、 ビール3杯、コパで5750+200p(3700円)
ヌエボ橋の下に下りる 旧市街のほうからパラドールを見ると100m以上の絶壁の上に建っていて危なっかしい ここの岩は砂岩で侵食が激しいと思うがどれくらいの期間もつのだろうか
カンピリョ広場から下へ降りる道を下る 闘牛場、ヌエボ橋までは多くの観光客がいるが下まで下りてくる人はほとんどいない 途中のテラスで休憩しヌエボ橋とパラドールを見上げる もっと下の道に下りてヌエボ橋を写す
旧市街から パラドールを見る |
ヌエボ橋と パラドール |
下から見たヌエボ橋 |
発電所、カルロス五世門、城壁、アラブ風呂址、旧橋と旧市街の周りを一周しヌエボ橋下の喫茶店で休憩 横の席のドイツ人女性と話する ハンブルグとミュンヘンというドイツの北の端と南の端からきているのだそうだ 写真を送るといったが警戒されたのかeメールアドレスを教えてくれなかった
夕食をアベラ広場のシーフードレストラン ドーニャペパで マテ貝、イカリング揚げ、ピメント、白ワイン、ビール3杯ケーキ、 コーヒーで8200+300p(5300円)
旧橋 | ドイツ女性 | マテ貝 |
パラドール横の非常ベルが深夜に鳴り出し誰も止めにこないため朝まで寝られず ホテルのフロントに聞くがホテルの外のことなのでどうしようもないという
パラドールからホテルドンタビエールに移る
今日は旧市街の中を観光 ボスコ邸の庭は崖に面しているので非常に景色がよい スペインの古い町の典型のような旧市街の中を通って市博物館へ行き見学
ボスコ邸の庭 | 旧市街の細い通り |
サンタマリアラマヨール教会の前で車のついた山車に花を飾っているのに出くわした じっと見ていると長らしい人が時計で20時からセニョリータの行列があると教えてくれる
山賊博物館を見てから通りをヌエボ橋のほうへ歩いていくと通りの両側の家のベランダの柵に旗を飾っている そのときは何をしているか分からなかったが後でマリア像行列の歓迎のためだったと分かった
15時30分バルで軽くビールを飲んでいると日本人の女性たちが添乗員に連れられて何人も入ってくる 彼女たちは何も飲まないでトイレへ入っていった 添乗員の人はビールを1杯注文して飲んでいる 話を聞くとここのトイレをいつも借りているのだそうだ スペインのバルは公衆トイレでもあり借りるといってことわれば何も飲まなくてもよいそうだがこの人は律儀にビール1杯でも頼んでいるのだ
その後ホテルで昼寝いわゆるシェスタである 非常ベルで寝られなかったためと夜の観光に備えた
20時に山車のところへ行くと牛車であり 山車にセニョリータが乗るにはちょっと小さい 牛飼が杖で牛の尻をちょっとつつくと 牛が歩き出して教会の前へ行った そのときは人がまだ少なかったがどんどん人が増えて一杯になった 教会の中へ入ると 民族衣装の女性たちが詠唱しており 祭壇前に花に飾られた御輿がある 1時間くらい待っていると花束を持った女性が出てきた 続いて大勢の華やかな衣装の女性たちが マリア像が乗ったさっきの御輿を担いで現れた 札をのせた牛車が先導で 花束の女性、御輿と続く 旧市街の本通からヌエボ橋を通って新市街のカルメリタスデスカルサスまで行進した 牛車を先導する男性は昼に行列のことを教えてくれた人で祭りの長のようである
牛車の準備 | 花束を持った女性 | 輿を担ぐ女性 | 先導の男性 |
パラドール前で話しかけるとワッペンをくれた カルメリタス教会へマリア像を安置して今日の行事は終わったようだ 御輿を担いでいた女性たちは写真のように美人ばかりだ それからレストランへ行く 22時30分を過ぎているのに小さな子供たちがレストランにいる 何を食べたか覚えていない3700+200p(2450円) | ||
祭りのワッペン | 23時過ぎにホテルへ帰ってくると崖に面した演台でフラメンコ、ロックの音楽会をやっている 入ってしばらく聞いたが眠いので0時過ぎにホテルへ帰る |
輿を担いでいた女性 | ロンダの子供 | 音楽会 |
朝食時ホテルの食堂で一緒だった6人くらいの日本人女性グループと話していると聞き覚えのある昨日の行列の音楽が聞こえてきた 昨日の行列が帰るのだと気付き通りへ出るとそのとおりで今度は男性が御輿を担いでいる 慌ててカメラを取りに帰り行列についていく 今日は行列の先導に騎馬の人たちも多い 騎馬の男女が馬の背にワインを入れた皮袋をつけているので指差して同行者に説明していると飲めと手渡してくれる 飲み方は口の前に皮袋の口を持ってきて傾け皮袋を押してワインを飛び出させ口に受けるのだ 行列はサンタマリア教会へ帰るのかと思っていたら前を通り過ぎカルロス五世門も過ぎて外の街中へ入っていく
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輿を担ぐ男性 | 騎馬の男女 | ワインを飲む同行者 | ロンダ遠景 |
途中でスペイン語勉強のためグラナダにホームステイ中の日本人女性と一緒になるが彼女が道端の人に聞いてもどのような行事でどこまで行列が行くかはっきりしない 彼女はホテルのチェックアウトのため途中で別れたが我々はずっと行列についていき3時間ほどでヌエボ橋のちょうど正面の洞窟教会までいった 昔は洞窟の中に教会があったようだが今は洞窟の外に建物がありその中へマリア像を安置して祭礼は一応終わったようだ
ここへくる途中でカメラのメモリーがなくなり写真を写すことができなくなった
教会へ降りる階段の上には広場がありこのまわりで多くのグループの人々が集まり飲物食べ物を飲み食べている 疲れたのでロンダの絶壁を見ながら休憩していると行列をずっと撮影していた地方テレビ局のカメラが近づいてきてインタビューを受けた ただしインタビュアーは英語がよくできないので本格的なインタビューにならず
帰ろうと歩き出すと鉄柵に囲まれた家の庭からアンダーシャツの太った人が我々を手招きする 恐る恐る入っていくと庭にテーブルがあり大きな鍋にパエリヤが入っており食べろとすすめてくれる 自家製のサングリアも大いに飲む カメラのメモリーがなくなっていたが消して家族の人たちと写真をとる この人はここらの地主でオリーブやアーモンドを作っている 家の中やあそこからそこまで自分の土地だと説明してくれる 本宅はロンダの新市街にありここは仕事の家だそうだ 言葉が通じなくてもここまで分かる スペイン語ができたらもっとよく話できたのに 残念 1時間くらいいて別れる グラーシアス
21時36分夕焼けを眺める 絶景
パエリヤをご馳走になる | 地主の家族 | ロンダの夕焼け |
夕食のためホテルのレストランへ行って表通りのバルラエスパーニャとつながっていることに気付いた バルのほうが値段が安いのでバルに移動 タパス盛り合わせ、ビール2杯、コパで1975p(1250円)
モロ邸の庭園へ行く 庭園はロンダの旧市街と新市街を分ける峡谷の絶壁の上にあるが鉱山址がありそこを通って川まで降りていくことができる 庭園から見る新市街は典型的なアンダルシアの白い街である
モロ邸庭園 | 鉱山址 | ロンダの白い街 | ロンダ駅 |
サルバティエラ邸へ行ったが休みだった
13時49分発の列車でロンダ駅からグラナダへ向けて出発 ロンダからグラナダ方面へは1日に4本しか列車がない スペインフレキシーパスを使ったが窓口に見せるとどうも予約券を買わなければならない様子だ 予約券300p どうもスペインはドイツ、オランダと違い鉄道パスが使いにくい 途中から乗り込んできたアジア人(最初日本人と思ったがパスポートの色がグレーで台湾人らしい)の女性3人がパスだけで 予約券を持っていなかったので車掌にしかられていた
反対側の席に日本人男性がいて一人で旅行している スペインで何ヶ月も滞在していて 旅行の費用は1日3000円だそうだ