ある6月のころ
アメリカに1年の日本文化の先生もどきをしている妹よりニュース
国際結婚をするからついては8月4日に来い.ですと
日本に戻ったら結婚とは聞いていたんだけど,また急な.
てなわけで,急遽シアトル旅行決定.
8月上旬だなんて,めちゃくちゃ高額な時期にねぇ...
1人10万円ならわかるのに.それをはるかに上回るチケットを入手
まぁ,イチローのマリナーズの試合も話題だしイクベかとばかり両親とともに渡米
8月2日
4日が本番と聞いていたので,忙しいのは3日ぐらいだろうと思って2日に決定.
なんだけど,結婚式がリハーサルを行う.んだそうです.
結婚式の前に,リハーサルをして,親族による内輪のパーティを行うのが習しなんだそうです.
へー,そうなんや!と感心するのは一瞬で,我々当事者じゃ−ンみたいな.
持って行くスーツがいきなり2つ分...
リハーサルにて,出番がないと思っていたのに,母親のエスコートをせい!だと.
日本人,母親エスコートしませーん.わかりませーん.みたいな世界.
ま,やることは入場だけで,あとは座る位置だけ聞いてボーっとしてろってばさ.
つまりは最初の3分程度で出番終了なんだそうです.あとはセレモニーの式次第をフンフン,へーと聞くのみ.
で,これが教会内部.当日は撮影禁止なんだそーです.実際撮影不可だけどプロが代わりに撮影でした.
キレイな教会.決して大教会じゃないけど気品と伝統のある教会なのだそうです.
普段は結婚式なんかしないんですと.でも縁があって特別に,初めての結婚式のだそうです.
終わったあと,贅沢にレストランでのパーティ.
2時間でとか聞いていたのが4時間ぐらい行われていたような.
でも,眺めはすごく良いし,料理も最高.このフィレ肉,ものすごーく美味しかった.
証拠の肉料理.こんな分厚いつーか,ブロックになった肉,はじめて.
日本人が食うのはいつもカスばっかりや...
だから身長も差があるんだ..無理やりそう信じこまされるほどのお肉でした.
遅くなってパーティお開き.初日終了.
移動して,すぐのパーティだったからまぁ,長〜い長〜い一日でした.
8月2日に起きてから30時間ぐらい活動していたような...
渡米初日にしては結構ハードでした.ゆえに,爆睡.
8月3日
昼ちかくまで睡眠.そらそーだって.
でも,やっぱり眠りが浅い.いわゆる時差ボケでした.すごい眠いのにねぇ.体が目を覚ますとは....
シアトルにきたおのぼりさんは一度はいこー.
という典型的な行動のもとに,スペースニードルへ
こちら海から見たスペースニードル.
話ししたら,笑われました.
ま,東京の人だって,東京タワー登ったらつい笑っちゃうようなぁ.
写真の日よりも雲がおおくて,あんまり眺めは良くありませんでした.
テッペンからの写真はなし.つーか間違えて消しちゃったらしい...
あとは,先方の両親の家に挨拶にいって小さいけど評判というイタリアンレストランへ行って終了.
8月4日
結婚式当日.
写真開始が9時,なんだけどその前に女性陣は着つけ.大変だわ.
今回の旅行は着物やらスーツやらで,ハードケース2個分ぐらい余計に運ぶことになりました.
で,6時に起きて活動開始.9時の衣装が乱れないうちに記念撮影.
挙式の間は写真撮影はできないし,パーティもプライベートな写真ばかりなのでココはパス.
ご親族の方は別の未公開ページにてご紹介予定.
で,一日終了.
ま,結婚式なんて.何ヶ月も準備してあっという間に一日終了〜!なんですよね.
夜はご兄弟の家にて,パーティ.
日本から友人としていらした寿司職人の方による寿司パーティ
あり合わせに冷凍魚なんだけどさすがに美味しくつくれちゃって職人ってすげーなー.
8月5日
結婚式翌日,今回の新郎の弟夫婦のピータ&ドナのお二人が市内を案内して下さるとのこと
全然ピンとこないんだけど義兄弟なんだよね.全然実感がない.
ま,義兄弟とはなかなか会わないだろうしなぁ.そーいうもんですか.
で,まずは,もっともシアトルらしい.というLocks.
チッテンドン氏が作成した水門.
シアトルって,湖と海があって,海運がかなり重要.
湖と海の高低差が6メートルぐらいあるので,船がとおるたびに水門で区切って水位調節.
勝鬨橋方式の跳ね橋がまだまだ現役だし.
でLocks.チッテンドン水門.パナマ運河みたいな水位調節水門がまだまだ現役なんです.
意外に牧歌的つーか,伝統的というか.100年変わらず水門は機能していると.
段差が激しいので大量に放水中
でこうして区切っちゃうと魚が遡上できないので,お魚の通り道がソバに存在しています.
その通り道をガラスでしきって水族館形式で表示.
なんと鮭が登ってくるんですと.
上って来た鮭から卵=イクラを取り出して放水し,成長すると帰ってくると言う.
必死に登っているんだね−.とおもうけど,ガラス区切りだと水族館に見えてしまうのはなぜ?
こちらは橋の下に住む西欧の化け物Trollyを忠実に表現したアート
近くにアーチスト村があって,作ったんだと.
実際の車を使ってつくってます.みたいな.
冗談で,ハイウェイの橋の下にホントに作ってしまうあたり,アーチストって元気ねぇ.
8月6日
6日は,車を飛ばしてシアトル郊外の国立公園.Mt.Rainerへ
東京における富士山みたいな存在.なんだそうですわ.
で,2時間30分ほどのドライブ.
道が広くていーわー.と思っていたら,山道がうねうねするのは当たり前だった.
国立公園への入場税$10を検問で支払って突入.
日本も入場税をとってもいいのに.国立の公園だけど個人の持ち物である当たりが,日本の行政の困難なところ.
で,国立公園.とてもキレイなんだわ.
ってな具合.
考えてみれば,ココもロッキー山脈の一角なんだよね.
カナダのロッキーと通ずるあたり,うーん.広い.巨大.いかにも大陸的だなぁ.
今回のドライブで頑張ってくれたのが,こちらのEscape.
普段よりも荷物が多いってんでこーいう車種にしました.
今話題のExprolerの弟分.タイヤはもちろん,Firestone製.<でいいんか?Hertz
戻って日本料理屋さんへ
「ニシノ」という名でシアトルでは大評判の日本料理屋
いわゆるダウンタウンからは離れているんだけど,とても美味かった.
あの佐々木も来るとかこないとか.
日本人経営者に日本人コックで,地物のいいものと日本から取り寄せの素材.
みてのとおり本格的な日本料理.いやお値段もお高めですが.
でも,寿司ネタの地物のサカナが新鮮で美味いので,日本よりリーズナブルかもしんない.
8月7日
この日,両親はゴルフ.なので,我々は別行動.
ゴルフねぇ,なぜ人は仕事よりも早起きしてゴルフにいくんだ?
仕事のつきあいでゴルフなんてーのが皆無な私には良く分からない世界.
で,我々はシアトルのボーイング社の工場見学.
ホームページで当たりをつけるとハイウェイから直接入れちゃったり.
まぁ,回りになーんにもないから良いのかもしれない
50kmぐらい運転したら,到着.
写真撮影は禁止なのでツアーセンター入り口と周囲の写真のみ.
見学料,一人$5.JTBにたのむと16000円ぐらいなんだって.
差額の15000円ぐらいは一体どこに消えているんだ?儲け過ぎだよJTB
ま,JTB攻撃はどうでもいいんですが,ともかくボーイング.
世界最大の容積を誇る建物.広すぎてなんか実感ないでやんの.
噂に聞く5階ぶちぬきのエスカレーターというのはなし.
んー,楽しみにしていたのになぁ.
自動車工場みたいにガチャガチャ動いて,見る見る飛行機ができるわけじゃないのでそこはあしからず.
まぁ747がどんどこ出来てきたら置き場所に困るよなぁ..
BoeingのTourデスクを眺めていたら湾内観光船のチラシゲット.
ちょうど是までの曇天とうって変わってものすごい青空だってのでシアトル市内に取って返して船上観光.
旅行にいってなにより大事なのは天気がいいことですな.
北米最大級の港でクレーンの数は神戸に匹敵とか,海水浴はしないんだよ−とか,ナレーションを聞きながら一周.
んで,海から見るシアトルもまたキレイ.マリナーズのセーフコフィールドも海から観察.
船から下りてPike Street Marketを観察
もともとは日本人が始めたらしいんだけど,魚市場にとどまらずいろんな商店あり.
築地の場外市場といえば話しは早いか.
花屋が多いのが目に付きました.どこにでも送るとかいてあるけどさすがに日本にはムリなわけでWindow Shoppingのみ.
でなんでか,ブタのオブジェが街のあちこちに.
よくよく聞くと町おこしにブタオブジェをおいたらしーです.
スキーウェア姿のブタちゃんがとってもキュート
解剖図,当然ながら場所は肉屋の屋根の上だ.
おまけに足跡まで.なぜブタか?ってパンフをもらったけどなぁ.よくわかんない.
いまいちピンとこない理由が書いてありました.だからなんでブタ?ま,そーいうもんなんでしょうけど.
んで,夕方PM7:00よりセーフコフィールドへ.
最終日にしてハイライトのシアトルマリナーズの試合見物
当日は,エルビスプレスリーナイトだー.って地元テレビ局が呼びかけたのでコスプレ野郎が集合.
人数少ないながらも,こんなかんじ.エルビス人気ってやっぱりすごいんだなぁ..
観戦場所は一塁側外野近い2階席
久しぶりのスタジアム見物で大騒ぎしてしまいました.
恐らく全米でもっとも有名な日本人の1人,イチロー君は先制点をゲット土台となるツーベース
守備でも見せる見せる.延長で敬遠されるあたり大物だわ.
でも,結果的にヒットは一本だけなので,ちょっと物足りず.
我等が佐々木は登板機会なし.ベイスターズ時代の応援グッズ持っていったのにー.
前々日に12点差をひっくり返されて,しばらく休みなんだそうです..
試合は延長14回,押し出し勝利.23:30ぐらいだったかな.
長かった.まぁ,勝って良かった良かった。
翌日の新聞を記念に持って帰ってきたら,プレスタイムが終わったから結果はWebかTVで.だって.
このドライなところがアメリカっぽい.
ちなみに売店のポップコーン屋もすでに終了ー.
8月8日,シアトルからサンフランシスコへ移動.
シアトルは森と水の都,キレイな地方都市という印象をうけました.
さしずめ、仙台か,金沢か,そういう感じ.
夏は涼しいし,冬は寒いといっても雪は年1度くらい.
てー,わけで住みやすそうな街だと思いました.
以上で,シアトル編終了.
次号サンフランシスコ編に続く
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