私のMTB(マウンテンバイク)選び(4)

 


【携帯用空気入れ】
いくらMTBのタイヤはパンクしにくいといっても、パンクすることはあります。町中なら自転車屋に持ち込めば何とかなりますが、人家のないようなところや 山中ではどうしようもありません。
そういう危険性を避けるためにもパンク修理道具は必須の携帯品になります。タイヤレバーに修理用パッチ、それに空気を入れるためのこの携帯ポンプです。予 備チューブも携行すべきでしょうね、ロード用とは異なりMTB用のチューブは結構重いですが…。
MTB用
タイヤチューブの方式には、米式(シュレッダー)、仏式(フレンチ)、英式(ウッ ズ)の3方式があって、空気入れもこの方式があっていないと使用できません。このMTBは米式となっていますので 、携帯用空気入れも米式/仏式両対応のものを使っています。
実際に使用してみると、適正な空気圧まで空気を入れるのは結構大変です。このゼファールの空気入れは、2段伸縮式となっており、ピストン径も太いMTB用 ですが、それでもこの作業はできればしたくないものです。
ちなみに、チューブの方式は、本格的なMTBでは米式と仏式が、 ママチャリやMTBルック車では英式が使われている場合が多いようです。




 


【スタンド】
スタンドが付けられるか付けられないかは大きな問題です。
街乗りでは必須のスタンドですが、あるクラス以上の本格的な
MTBには、ほとんどの場合スタンドは付けられません。私のこのMTBでもスタンドが付けられないため、保管には写 真のようなディスプレイスタンドを使っています。一方、ディスカウントショップで売られているような安価なMTBルック車にはスタンドが付けられます。
本格的なMTBでは重量を軽くするため、スタンドを取り付けるためのチェーンステーやシートステーの肉厚が非常に薄く、ここに取り付けのための穴を開けた りすると、極端に強度が落ちてしまうためと言われています。一方、ママチャリや安価なMTBルック車は、重量 が重く、この部分の肉厚も充分ですので、スタンドの取り付けに問題がないということらしいです。
私は購入にあたり、街乗りにも使用するため、スタンドが取り付けられることを条件にしていましたので、見つかりませんでした。車体中央部下につけるセン タースタンドも取り付けはできないとのことでした。安価なMTBルック車では問題ないにもかかわらず、高価な本格的MTBでは取り付けができないというの は釈然としませんが、現状では致し方ありません。
結局、街乗りはあきらめ、このMTBはツーリング専用車となりました。MTBの使い方も文字通 りマウンテンバイクから(M)街でも(T)楽しめる(B)バイクへと時代と共に変化しているのですから、MTBメーカーもそのあたりのニーズに敏感になっ てほしいと思うのは私だけでしょうか?




 


【ヘルメット/帽子】
このサイクリングコースを走るだけならヘルメットは不要と思い、長い間帽子を使ってきました。しかし、この7年の間に大転倒事故を三度経験しました。幸 い、大怪我は免れましたがひとつ間違えば、どうなっていたかわかりません。安全第一で考えれば大げさな格好になってもヘルメットは着用したいもの。私の場 合は、気合いを入れて走るときはヘルメット、ちょい走りのときは帽子と
使い分けています。
また、使ってみて気が付いたことですが、ヘルメットの方が圧倒的に涼しいのです。さすがに空気の流れを取り込む設計になっているせいか、帽子のように頭が むれることはありませんので、暑い夏場にはヘルメットを多用することになりそうです。
(追記)
最近は常にヘルメットを着用しています。これも慣れです。最初は宇宙人のような頭になることに違和感がありましたが、次第に見慣れてきましたし、なにより 安全第一です。特にビンディングペダル(SPD)を使用している方は、いつ転倒するか予測できませんので必需品 でしょうね。





【グローブ】
グローブには指先まである通常の手袋型のものと、この写 真のようなハーフグローブがありますが、いずれにせよ、手のひらの部分にはクッションが入ったものがお奨めです。走行中は前傾姿勢を取りますので、手のひ らにもかなり荷重がかかり、手のひらが痛くなりますが、このグローブのクッションである程度防止できます。あくまでもある程度ですが

指先まであるタイプの方が転倒時などには安全ですが、このハーフグローブにも利点があります。指先は何も付けないときと変わりませんので、ポケットの中を 探るときや細かい動作をするときにもグローブをいちいちはずさなくても良い点です。まあ、お好みですがダウンヒルやシングルトラックを走るのでなければ、 このハーフグローブで充分だと思います。




 


【バッグ】
これは腰の後ろというか、お尻の上というか、背中の下というか、そのあたりに付けるヒップバッグです。長くデイバッグ(リュック型)を使ってきましたが、 特に夏場は背中が汗でぐっしょりになることと、長く背負っていると肩ひもが食い込んで肩が凝ってくることから、このタイプのバッグに変えました。
メインポケットには一眼レフタイプのカメラも入るほどの容量 がありますので、結構な荷物が入ります。カメラ、工具、タオル、メモ帳、ティッシュ、日焼け止めなど。外側に3個の独立したポケットがついている点が気に 入っているのですが、右ポケットにはタバコとライターと簡易灰皿、 真ん中にはタイヤレバーとパッチなどパンク修理キット、左ポケットには携帯電話を入れていますが大きさがちょうどです。さらにそれぞれのポケットにはその 外側にマジックテープで開閉するハーフポケットがついており、鍵、小銭などを分けて入れるのに重宝しています。




 


【シューズ】
これはビンディングペダル(SPD)対応のMTB専用シューズですが、私はフラットペダル派ですので、クリートは付けてい ません。ものは試しに使っているだけで、実際ツーリングにはこんな重装備のシューズは不要です。私のようにフラットペダルを使うのでしたらふつうのスニー カーでも大丈夫です。ただ、足首まである靴はペダリングには不向きなことと、使用するペダルに合わせて靴底が丈夫な靴を用意すればいいと思います。

 


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