私のMTB(マウンテンバイク)選び(3)

 

【タイヤ】
舗装路を主に走るなら、ロードレーサーのような細いスリックタイヤやセミスリックタイヤを使えば?とよく言われますが、私はずっとブロックタイヤを履き続 けています。なぜ?と聞かれれば、好きだからとしか答えられません。1台目のMTBは、1.95インチ幅のブロックタイヤでしたが、この2台目のMTBで は、さらに太い2.1インチ幅のブロックタイヤを履いています。長距離走行や高速走行にはハンディになりますが、がんばっています。強いて言えば、独特な 走行音、耐パンク性能、砂利道でもぬ かるみでもどこでも気にせず走ることの出来る安心感などが、私がブロックタイヤを使っている理由でしょうか。



 

【ブレーキ】
機械式ディスクブレーキを装備しています。ダウンヒルやラフなどをやるのでなければディスクブレーキなど必要ありません。高くなりますし、重くなるだけで す。単にどんなものか使いたかっただけ、それともまだディスクブレーキ装着車は珍しいので優越感に浸りたかったのかも。
ディスクブレーキには、油圧式とこの機械式がありますが、いずれの方式も回転する金属板を両側のブレーキパッドがついたピストンでサンドイッチすることで 制動力を得ています。
ところが、機械式ディスクブレーキのほとんどのものでは、ブレーキをかけた時に動くピストンは片側だけ。反対側のピストンは手動で位 置調整ができるだけです。構造は油圧式にくらべて簡単なので、メインテナンスは楽ですが、欠点もあります。金属板がこすれるような摺動音がするのです。専 門家に聞いてみても、多かれ少なかれこの音は機械式ディスクブレーキにはつきものだというのです。いまのところ、どう調整しても音がしています。気になる 人は機械式ディスクブレーキは避けた方がいいかも知れません。
また、この隙間の調整は微妙で、タイヤをはずす毎に再調整が必要になっています。この隙間の調整は、プロショップでは厚みゲージを使って行いますが、ブ レーキ本体の固定をゆるめておき、ブレーキをかけた状態で固定することで、簡易的には可能です。
ディスクブレーキは当たりができるまでほとんど効きませんので注意して下さいと購入時に言われましたが、むしろ効きすぎて恐いです。特に私の場合はこれま で旧型のカンチブレーキを使ってきましたので、同じ感覚で使用するとタイヤがロックする急ブレーキになってしまいます。一度やってしまいましたが…。慣れ るには少し時間がかかります。
(追記)
上にも延べましたように、ディスクブレーキの間隙調整は非常に微妙です。タイヤを外して再装着するたびに、微調整が必要になります。結構めんどうです。 従って、輪行や車載などタイヤを外す必要が多い方の場合は、ディスクブレーキにしない方が賢明です。



 


【サイクルコンピュータ】
サイクルコンピュータは、ぜひ装備したいものです。走行速度から始まって、走行距離や最高速度、平均速度、所要時間、累積距離、時計などが表示されますの で、MTBライフの楽しさを倍加させてくれます。
サイクルコンピュータには、センサー部とコンピュータ本体を電線で接続する有線タイプと無線タイプがあります。
1台目のMTBでは有線タイプを使ってきましたが、断線と接点の接触不良にたびたび悩まされましたので、今回は無線タイプにしました。高圧鉄線の下や外部 ノイズに弱いなどの欠点を持っていますが、取り付けがすっきりするのが特徴です。評価はまだ使い初めて間もないので1シーズン使ってから。
(追記)
1年経ったころからミスカウントが目立ちはじめました。 送信部、受信部の電池を変えましたが改善されず。次第にミスカウントの割り合いが増え、1年半経過したころには、たまにしか正常な速度表示しなくなりまし た。自転車屋さんにも相談しましたが、どうもダメのようです。固有の問題か、このモデルの問題かは不明のまま。
改良された無線モデルが近々発売されるとのことですので、もう一度無線タイプを購入してみる予定です。

【ベル】
ベルについては、まだ悩んでいます。一般 的に使われているリーンという高周波音が年配者には聞こえないらしいのです。いろいろ使ってきましたが、うまくいきません。声をかけて徐行するしか方法が 見つかっていません。
今回、購入にあたっては、年配者にも気付いてもらえるタイプのベルを探しました。例えば高周波音と低周波音がでるタイプとか…。でも見つかりません。見つ かったのは人の声で接近を知らせるブザーや豆腐屋さんのラッパのようなものなど。いずれも図体が大きすぎたり、このMTBに似合わなかったり。
結局、間に合わせに普通のベルをつけていますが、いいものが見つかれば交換するつもり。




 


【ボトルケージ】
ボトルケージにもいろいろ悩んできました。3種類ほど使ってきましたが、ようやく見つけたこの「THEクロウ」というモデルを使用中です。
一般的にはアルミを曲げたようなタイプのものが主流ですが、あれは専用ボトルには適合しますが、ペットボトルや魔法瓶にはあまり使い勝手はよくありませ ん。
専用ボトルは走行中でも水分補給ができるメリットがありますが、私にはその必要はありません。休憩で停車したときしか飲まないからです。さらに専用ボトル は温まるとプラスティック特有の臭いが気になるという話もよく聞きます。
そこで私は専用ボトルは使用せず、夏場は冷たい飲み物を金属製の魔法瓶に入れて、冬場は温かい紅茶などを魔法瓶に入れて出掛けますし、出先で購入した 500mlのペットボトルを装着することもあります。
一般的なボトルケージでは、そうした使い方ではゆるすぎてガタガタいったり、悪路では飛び出してしまうこともありました。
写真のボトルケージは、ワンタッチで開け閉めが出来る上、ボトルをくわえ込みますのでそうした危険性がほとんどありません。残念なのは、サイズ調整幅が約 1cmほどしかなく、もっとも小さいポジションを選択しても、ペットボトルなどには少しゆるいことです。まあ、ミニタオルを1枚当てればしっかりホールド するようになりますので、そうして使っています。
(追記)
現在は、ボトルケージをふたつつけています。 シートチューブに通常のアルミを曲げたようなタイプをつけています。これは力を加えればくわえこむ寸法を調整できますので、こちらをペットボトル幅にして ペットボトルはこちらにつけています。




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