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浅間塚・愛宕神社古墳(行田市)
行田市北東端、羽生市と境を接するあたりにある古墳を紹介します。
羽生新郷の古墳群は目と鼻の先。



浅間塚古墳


1キロほど離れた雷電神社(大稲荷4号墳)あたりから、もうこの2つは見えてました。でも、見えてからずいぶん歩きます…北西から。No.18古墳跡地からさらに接近するとこんな景色が見えてくる。左の木立が行田の浅間塚古墳。右は羽生市の前浅間塚である。県道7号線(佐野行田線)羽生市の上新郷交差点から西北西に800mほどの所にある。付近は視界をさえぎるものが無く、非常に見通しの良い所である。

やや接近して北西より。このあたりは旧須賀村(現行田市)と旧新郷村(現羽生市)の境がほぼそのまま現在の市境になっている。浅間神社が近接して2つあるというのは村同士の競争を思わせる。この景色はいいなあ。緑色は麦畑です。行田・羽生は米と麦の産地なのだ

かなり形がよいです。そのあたりが「塚の可能性」ということになるのかな?南側正面。道路地図にも記載のある神社である。20mの円墳とされるが、「塚の可能性あり」との但し書きが付く。墳頂に登ると非常に見晴らしが良い。冬季の空気が澄んだ時期に登って富士山が見えることを確かめたい感じだ。

墳丘東側。きれいに円錐形に加工されているようだ。この付近は河川の氾濫土で埋められたいわゆる「埋没古墳」が多いはずで、このように高塚の姿を保ったまま残っている方がむしろ不自然。将来、古墳であることが証明される日は来るのだろうか。盛り土だとしても、古墳を「芯」にしてるのかも知れません。羽生の浅間塚と違って、こちらは非常に姿が見やすいのでした


愛宕神社古墳


武州荒木駅の北方1キロほどのところ。この木立はけっこう目立ちます南から。県道7号線(佐野行田線)荒木交差点の北約100mにある神社。やはり道路地図にも載っている。他の古墳から離れて孤立した状態である。

南側正面。20mの円墳とされるが、神社古墳の常でかなりの変形があるようだ。整然とした風情。原形を推し量る余地がないのでちょっと面白くない…

後ろ姿だと、なんとか塚らしく見えます北側。墳裾が道路に合わせたように妙に直線的で、後から盛り土を加えたようにも見える。
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