クレソンを水槽で栽培中

 うちでは玄関先の小さな水槽でクレソンを育ててます。水槽なんてカッコいいけど、実は母が送ってくれたキリタンポ一式が入っていた宅配用の入れ物。水は、いらなくなった浴槽に溜めた雨水。クレソンは頂き物です。
 下さったのは、淡水魚・命の橋本俊和さん。橋本さんは淡水魚を探して、あちこちの水場を歩き回っている人ですが、浜松市の北にある小さな流れにクレソンを見つけ、それ以来ズーっと不要になった浴槽で、クレソンを栽培しています。「クレソンは酒のつまみになるし、さかながタマゴを産みつける場所にもなるしね」というのが橋本さんのクレソン栽培のおすすめ。
 酸素がブクブクと供給されている橋本さんのクレソン、春先には柔らかい葉っぱが繁って、ほんのりした苦みもあってそれはそれは美味。たくさん頂いた日には、ゆでたクレソンを、七味入しょうゆマヨネーズでじゃこと一緒にあえて、刻み海苔を添えて食しました。
玄関先に雑然と並ぶ鉢植えのかげ、 バケツの右となりに見えるのがクレソンの入った水槽です.毎日、朝夕浴槽に溜めた雨水をかけます。
誰でも簡単に栽培できると聞き、栽培を初めて1カ月、数回食べた後にどこからともなく現れた黒い小さな虫が、葉っぱを食べ尽くしてしましました。でも、大丈夫、水だけは忘れずにやっていたら、また柔らかな葉が元気よく伸びてきました。(6月中旬)夏に弱いと聞いていますが、また食べられてしまわないうちに、チャッと(方言です)食べてしまいましょう
なかなかおいしそうでしょ。
浜松周辺では自生するクレソンをあちこちで見かけます。これまではきれいな流水のところでなければ育たないと思い込んでいたのですが、そんなことはありません。確かに水がよどんでいたり、よごれているのは論外ですが、私のようなやりかたでもいいようです。地下水の流れ出す三面張りの水路や湧水公園、処理された染織工場の排水の流れる小河川でも見かけました。食べるにはちょっと勇気がいる流れももあります。
皆さんのところはどうですか。


 
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