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高松のホテルで元旦の朝を迎えます。
高松風おせち
元旦の朝食で特別に「高松風のおせち」が出るというので注文します。
「まんがタイムジャンボ」の2月号に、 えびすまるほ先生ややりたもえこ先生が 「四国の雑煮のモチは餡が入っている」 というのを書いていたので、 ちょっと楽しみです。
[高松風おせち (graph/t98101-1.jpg : 20KB)]
期待の雑煮ですが、 白みそ仕立ての中にあるのはふつうの丸モチで、 餡モチではありませんでした。 あれは四国でも地方のほうのものなのだそうです。 残念。
食事を終えてチェックアウトし、 高松駅から普通列車でのんびり徳島方面へと向かいます。 徳島駅からさらにいくつか行った中田(ちゅうでん)駅で降ります。
小松島線跡
小松島線は中田から小松島港を結んでいた路線で、 和歌山から船で小松島港にやってきた客を徳島へ運んでいました。 国鉄で一番短い路線だったのでが、 今は廃止されてバス輸送に置きかわっています。
雨の中、 自転車道になった路線跡を歩きます。 誰もいません。 元旦だから。 カーブが妙にゆるやかだったり、 いきなり信号機があったりするところに昔鉄道路線だったなごりがあります。
しばらく歩くと広場があります。 「小松島ステーションパーク」という看板があります。 どうやら旧小松島駅の跡地のようです。 機関車と客車が置いてあります。 それだけです。 寂しいです。
やっとの思いで小松島の南海フェリーターミナルにたどりつきます。 船は行ったばかりでした。 残念。 うどんを食いながら次の船を待ちます。
南海汽船
小松島港と和歌山港を結ぶフェリーは、 夜通し運航しています。
しかし、 元旦だってのに客が多いです。 人のことは言えませんけど...
天気があまりよくないので景色は灰色です。 ちょっと残念。
南海電車で和歌山市駅に出ます。 JR阪和線で日根野まで出たところで、 ホーム向かいに関西空港行き快速が停まっていたので、 つい飛び乗ってしまいます。
関西空港
関西空港は大賑わいです。 元旦なのに...
時間がないので空港には入るひまがありません。 とりあえず改札付近をうろうろします。 それだけです。 成田空港と違って検問がないのが新鮮です。
上りの快速で新今宮まで行き、 新世界へと向かいます。
ジャンジャン横丁
私は大阪に来ると必ず新世界に寄るようにしています。 いちばん大阪らしいと思うからです。 東京でいえば浅草みたいなものでしょうか。
元旦から店を開けているところが多いのが驚きです。 今宮えびすの参拝客目当てなんでしょうか?
適当に寿司屋に入ります。 かわはぎ鍋なんか頼んだりします。 活気があってよいです。 さすが大阪。
帰りのバスにはまだ時間が若干あります。 そこで、 すぐそばにある「スパワールド 世界の大温泉」に行ってみることにします。
スパワールド
ジャンジャン横丁の隣にデンとそびえているビルがあります。 「スパワールド 世界の大温泉」です。 ちなみに「スパワールド」が施設名で「世界の大温泉」が源泉名です。 すごい名前だ...
半分くらい工事中で狭いということもありますが、 けっこう混んでいます。 元旦の暇つぶしによいのでしょうね。 家族連れ(といっても男湯だから父子連れ)が目立ちます。
ドリーム大阪号
「ドリーム大阪号」は、 名神・東名高速道路経由で大阪と東京を結ぶ高速バスです。 最終の新幹線より夜遅く出て、 始発の新幹線より朝早く着いて、 寝台急行列車「銀河」より安くて、 夜行快速電車「ムーンライトながら」と違って乗り換えが不要です。
バスは大阪駅を出ると新御堂筋を走ります。 なかなか快適に飛ばします。 道路の中央に線路があることが、 ときどき駅ホームが見えるためにわかります。 御堂筋線の延長部分、 北大阪急行です。
千里で線路はなくなり、 しばらくすると吹田ジャンクションから名神高速に入ります。 車窓は退屈なので寝ることにします。
目が覚めると足柄サービスエリアです。 ここから1時間ほどで東名江田バス停に着きます。 あとは東急江田駅まで歩いて、 中央林間から相模大野を経て本厚木に戻ります。