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12月28日:くろだめぐり


(厚木→)茅ヶ崎→小田原[交]→米原→木ノ本[観]→大阪→本黒田[観]→加古川→大阪→三ノ宮[温]


JR普通列車乗り放題の「青春18きっぷ」を使うため、 小田急の本厚木駅ではなくJR厚木駅から旅行を始めます。 JR厚木駅は相模川をはさんで厚木市の対岸です。 相模大橋を渡って厚木駅に出て、 相模線の最終で茅ヶ崎に出ます。 次に乗る列車の席の関係で、 普通電車で小田原まで出ておきます。

[交]ムーンライトながら

東海道本線を名古屋や岐阜の先、 大垣まで走る快速です。 下りは東京から小田原まで全車指定席で、 安くて人気が高いために指定券は手に入りにくいです。

ところが小田原から西は後ろのほうが自由席になります。 小田原で降りる人は少ないのですが、 指定券を買っても乗らない人がいたりするので、 列の前のほうで待機していると座れることがあります。

もともと特急にも使われる車両なので、 リクライニングもちゃんとする座席で乗り心地はいいです。 ただし、 消灯しないので気になる人は眠れないかも。

大垣・米原と乗り換えて、 北陸本線の普通列車で湖北の木ノ本駅へと向かいます。

[観]木之本町黒田

木ノ本駅の出口の反対側、 北陸自動車道の木之本インターのあるあたりから北が 「黒田」という地名になっています。 水田が多く、 土地が平たいので琵琶湖は見えません。 黒田官兵衛の先祖ゆかりの地らしいのですが、 特に大きな史跡があるわけでもありません。 琵琶湖側にずっと行くと戝ヶ岳古戦場があるようですが。

米原へ戻り、 新快速電車で大阪に出ます。 ここで豚マンを買って昼食の代わりにして、 福知山線の電車で丹波の山の中に入って行きます。 谷川という駅で加古川線のディーゼルカーに乗ります。

[観]黒田庄町

黒田庄町には黒田庄駅と本黒田駅という、 2つの「黒田」のつく駅があります。 どっちに降りるか迷ったのですが、 名前がえらそうな「本黒田」にしました。

駅はホームと小さな待合室があるだけです。 駅前にも店がほとんどありません。 まわりは山に囲まれていて、 平地は駅から山の方へゆるく登っています。

しばらく歩いてみましたが、 ただの農村で特に何かあるということもありません。 駅のそばに中学校があるくらいです。 日が暮れてきてわかったのですが、 街明りの分布からして、 黒田庄駅の方向が開けているような印象を受けます。 そちらで降りた方がよかったのかも。

加古川経由で大阪に戻り、 夕食として天丼を軽く食べてから神戸三宮に引きかえします。

[温]二宮温泉

JR三ノ宮駅・阪急三宮駅の東側に二宮町というのがあります。 三宮の隣に二宮があるというのはある意味当然ですね。

ここに「湯あそびひろば二宮温泉」という銭湯があります。 詳しくは 温泉ガイド収録 してあります。 今回は夜行列車に乗る予定なので、 夜通し営業しているのが嬉しいです。


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