博多→武雄温泉
→有田→伊万里
→唐津
→大濠公園
→天神
→二日市
→小倉
→
博多を朝7時頃に出て快速列車に乗り、 鳥栖で乗りかえて武雄温泉ヘと向かいます。
武雄温泉
駅を出て道路を左に歩いて行くと、 「武雄温泉入口」という信号があるのでそこを右折。 とろとろ歩いているうちになんか門が見えます。 ここが武雄温泉のメインです。 門の左で温泉を汲み上げているようです。
いちばん安いところを選んで入ります。 元湯という歴史のありそうな名前で300円です。 木の浴槽がしぶいです。 浅く作ってあるところで寝っころがりながらつかります。
てきとうに温まったところで上がって駅へ戻り、 武雄温泉駅から有田までJRに乗り、 松浦鉄道で伊万里に抜けます。
伊万里牛
なんか「伊万里焼」と「伊万里牛」が名物らしいので、 てきとーな食堂で「焼肉定食」を食べてみることにします。
肉はそれなりに柔らかいけど、 味付けが濃くてどう違うのかわからない...
ちっちゃな伊万里焼のおちょこを買って、 伊万里駅へと戻ります。
筑肥線
筑肥線は、 伊万里駅から唐津の手前の山本駅までと、 唐津駅から博多の手前の姪浜駅までの2つにわかれています。 まずは伊万里から山本経由の唐津行へ。 たった1両のディーゼルカーです。 ちょっとしたヤマの中に入ってゆきます。
唐津でちょっと待って、 次は姪浜経由の福岡空港行に乗ります。 こっちは6両編成の電車です。 さっきとははうってかわって海のそばをずっと走る路線です。 松島あたりの仙石線にちょっと似ています。 博多湾がなかなかきれいです。
電車は姪浜で福岡市営地下鉄に乗り入れます。 福岡空港まで行ってもしかたないし、 ちょっと思うことあって地下鉄の大濠公園で下車します。
福岡城跡
大濠公園からちょっと天神方面へ歩いて南の丘に入ります。 福岡城跡です。
福岡城は「天守閣のなかった城」として有名だそうです。 確かに天守閣はなかったらしいのですが、 かわりに丘の上に天守台というのがあったらしいです。 でも、 現在はどちらにしろ建物がないので、 むしろ眺めが確保できててよかったりします。
眼下には平和台球場が見えます。 ここはダイエーホークスが福岡ドームに移る前のフランチャイズ球場でした。
[福岡城天守台からの福岡市街 (graph/t97c30-1.jpg : 29KB) 横長・継目あり]
城跡の外べりの道を歩いていると、 天神行きの西鉄バスが走ってきたので飛び乗り、 福岡市の中心街、 天神へと向かいます。
博多料理
てきとうに歩いていると、 天神西通りに「魚村」なる郷土料理の店があるので、 とりあえず飛びこんでみます。
酒をちょい多めに、 博多ってことでがめ煮とおきゅうとを頼みます。 「おきゅうと」は寒天をもっとざくっとした食感です。
次にあわび酒盗とふくひれ酒を頼みます。 酒盗はちょっとおとなしすぎるみたいです。 もうちょっとクセがあるほうが酒に合いそうです。 まあ、 酒がふくひれ酒なのがいけないのかも...
そしてシメはふく雑炊。 フグにしては安めなんで頼んだんですが、 まあ値段にしては妥当な味でしょうか。 いつかは下関直送のフグでてっちりをまるごと食べたいものです。
てきとうに歩きながら軽く酒を抜き、 天神のバスターミナルから日田ゆきの高速バスに乗ります。 筑紫野に行ければどのバスでもよかったので、 いちばん先に出るバスです。 筑紫野バスストップで降りると5分も歩かないうちに二日市の温泉街にでられます。
二日市温泉
福岡県の南西に位置する二日市温泉。 なぜか共同浴場が密集して建っています。 以前入ったことのある「御前湯」は避けて、 向かいの「博多湯」に入ります。
古っぽい感じがしていて不安だったのですが、 設備面では御前湯にかなわないものの、 硫黄の匂いがぷんとして、 温泉の雰囲気はこっちがだんぜん上。 やはり共同浴場は古いに限る!
温泉街から15分ほど歩くとJR二日市駅に出ます。 四国に渡るため、 二日市から博多を素通りして小倉に抜けます。
関西汽船
小倉駅から歩いて5分ほどの砂津港から、 船で四国は松山観光港へ渡る船に乗ります。
以前も逆方向で乗ったことがあるのですが、 そのときは2等船室でザコ寝でした。 で、 しかも両側が小さい子供を連れた家族連れ。 その経験をを踏まえて、 帰省ラッシュが予想される今回はあらかじめ指定席をとってあります。
指定席は2等船室の隣にある別室で、 3列独立のリクライニングシートです。 かなり空きがあるのは意外でした。
ところでこの船には風呂があります。 貴重品をフロントに預けて入ります。 洗い場が狭いです。 風呂に入ったらあとは寝るだけです。 おやすみなさい。