福井県三方郡美浜町丹生66 |
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1970年11月 |
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関西電力 |
加圧水型軽水炉(PWR) |
34万kw |
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加圧水型軽水炉(PWR) |
50万kw |
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加圧水型軽水炉(PWR) |
82.6万kw |
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敦賀の市街から北西側に、日本海へ突き出す南北距離15km程の半島(敦賀半島)の西側に美浜町丹生(にゅう)の集落はある。その沿岸に島、地理用語でいう陸繋島がある。この頃には既に原発関連の工事は進んでいたろうが地形図には反映されていない。 |
島には美浜原発が建ち、集落側と結ぶ大きな橋も架けられた。道路網も整備され、いくつかの海水浴場が並ぶ。シーズンになれば賑わう事だろう。 |
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↑美浜原発へ向かうルートは「もんじゅ」と同じ。敦賀駅からのバスに乗ると40分ほどで、原発と原発に向かって延びる橋が見えてきます。 |
↑この橋は「丹生大橋」という名なのですが、電力会社関係者以外の通行禁止で普通の人は渡れません。ただし、朝1便夕1便の路線バスがこの橋を渡るのです。シークレットな所に立ち入った気分。 |
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↑美浜原子力PRセンターは、バス停からすぐ。美浜原発は1970年に運転が開始された古い原発ですが、この建物も40年前の「モダンな建造物」という感じがします。
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↑右側の赤い「およげナントカ君」を連想させるのがこのPRセンターのキャラクター、「タイちゃん」。なんのヒネリもありませんね。左下はその名の通り、1号機・2号機・3号機となっています。
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↑まだ夏の海水浴シーズンの前だったのですが、京阪神地域からクルマでちょっと足を延ばしてゆく手ごろなリゾート地といった所なのでしょう。このPRセンターも訪れる人がそこそこいました。 |
↑原子炉圧力容器内の模型。下側が燃料集合体で、上側が制御棒。 |
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↑格納容器内の模型。美浜原発は3基とも加圧水型。下部の中央にあるのが、圧力容器(炉心)で、そこから巨大な蒸気発生器が3方に延びます。
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↑美浜原発の立地する島(陸繋島)の模型。接続する丹生(にゅう)大橋の模型もなかなか見ごたえがある。このPRセンターは、模型の製作については力を注いでいるという印象。 |
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↑1階から2階へ通じる階段の壁に貼ってあったポスター。文科省と資源エネルギー庁主催のポスターコンクールの受賞作とか。こうやって子供のうちから「原発を推進するのは良い子ども」というようにされてゆくのですね。 |
↑2階中央部の「安全の誓い」のコーナー。2004年8月9日、3号機の二次冷却系で配管が破裂、熱水が吹き出して、作業員5人が死亡、6人が重軽傷という事故が起こった。原因は点検漏れで、厚さが薄くなった管を長期間放置していた事だった。 |
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↑2階は画面によるゲームとクイズのコーナーで、一応は「原子力発電に関して知ろう」という体裁になったいます。 |
↑で、私もクイズに挑戦して見事、全問正解!無邪気に喜びましたが、まぁ、子ども向けのクイズですけれどね。 |
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↑1階へ戻って売店へ。当館のオリジナル・グッズとか地元の名産品とかを販売しています。謎のキャラクター「へしこちゃん」とは? |
↑「へしこ」とはサバなどの魚を糠漬けにした郷土料理とか。喫茶コーナーで茶漬けにした物を食べられます。で、私もさっそく試食。 |