福井県敦賀市明神町1番地 |
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1970年3月 |
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日本原子力発電(株) |
沸騰水型軽水炉(BWR) |
35.7万kw |
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加圧水型軽水炉(PWR) |
116万kw |
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改良型加圧水型軽水炉(APWR) |
153.8万kw |
計画中 |
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改良型加圧水型軽水炉(APWR) |
153.8万kw |
計画中 |
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海岸沿いに県道が延びているが、半島の北端までは達していない。その他は全くといっていいほど道路は未整備である。北端に建つ「立石岬灯台」は1881(明治14)年に完成したもので今も残ります。南にある色ヶ浜(いろがはま)は松尾芭蕉が『さびしさや すまに勝ちたる 浜の秋』と呼んだ場所ですが、その通り喧騒とは無縁の静かな所だったのでしょう。 |
地図で見る限り、敦賀発電所と「ふげん」の建屋が目を引くがそれ以外はあまり変化は見られない。県道はいくらか延びたが立石の集落までで、その先はクルマの通れる道はない。道路の拡幅などはなされているかも知れない。東側にある「水島」は海の潮流によって砂が堆積してできた島なのでしょう。夏休みの観光シーズンは海水浴客で賑わいます。 |
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↑今日の旅行のスタートはJR敦賀駅前のバス乗り場より。「立石」行きのバスに乗る。一見ふつうのバスなのだが、あまりに客が少なく民間バスが撤退し、市営のコミュニティバスとなっている。しかし実際委託を受けてバスを運行しているのは元の民間バス会社。ただし、公営ということで運賃はどこまで乗っても200円という均一制になった。 |
↑この「立石」行きのバスなのだが、朝1本、昼1本、夕1本で1日3便しかない。旅行で使うのは極めて困難なのだが、夏のシーズン中の土・日曜日に限って1日2便が増便される。私はこれらを使ってなんとか行ってきました。 |
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↑せっかくだからとバスの終点まで乗って立ち寄ったのが「立石岬灯台」。ガイドブックに「バス停から徒歩15分」と書いてあったので気軽な気持ちで行ったのだが、急な坂を延々と登ることになった。明治14年に建てられた白亜の灯台はなかなか見もの。 |
↑灯台から立石のバス停に戻り、さらに20分ほど歩いて敦賀原発のPR館である「敦賀原子力館」へ。「原電前」のバス停からなら歩いて5分くらいです。 |
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↑「原子力館」に入ってまず目に付くのがこの館のキャラクターである「げん丸くん」。提灯の先には日本原電の社章(マーク)が描かれています。私はこの「げん丸くん」に異常にはまってしまった。 |
↑夏のシーズン中という事もあって訪ねる人もチラホラ。どこの施設もそうですが原子力発電というものを基本から分かってもらうとのコンセプトがあるとは言えないような展示内容です。 |
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↑館内は写真撮影に対する制限がけっこう厳しく、原子炉の模型や原発構内の建屋の配置図などはNG。テラスからは、原発本体の姿も望めるのですが、これも角度によってNG。そもそも民間の施設なのでこちらもあまり強い事は言えませんが。この写真は「ここならOK」と係員の許可を得て撮影した写真です。 |
↑受付では子供向けの紙工作用の用紙を配っており、館内に組み立てのためのコーナーがある。こういうことは、原子力発電のための啓発にはならないだろうけれど、子供が喜びそれを見て親も喜ぶ。ひいては子供も親も原発に好印象を持つようになる、とのことなのでしょう。 |
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↑フロアにはなぜかUFOキャッチャーがある。お金を入れてプレイするのではなく、館内に設置されているクイズコーナーなどで問題に答えて正解するとこのゲームで遊べるコインが受付で貰える。敦賀原発のオリジナルグッズとかがあれば面白いのだが、中の商品は中国製と思われる安っぽいオモチャばかりでした。 |
↑上を見ればげん丸くん…。 |
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↑下をみればやはりげん丸くん…。 |
↑受付の方に、「この“げん丸くん”欲しいのですけれど」と尋ねてみましたが、「申し訳ありませんが非売品です」とにこやかに断られてしまいました。 |