その11  甲府盆地へ下る
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甲斐大和駅→飼駒宿鶴瀬宿勝沼宿栗原宿→春日居町駅

旅行日 '00年6月2日
所要 約9時間


 今日のスタートは甲斐大和駅。少し前(といっても十何年か前)までは初鹿野(はじかの)といういい名前の駅であったが、村名に合わせてその後改名されている。
 日川を立派な橋で渡り、1kmばかり山側へ行ったところが笹子峠の西側の入り口。かつての駒飼(こまかい)宿。写真は甲州名物(?)つきあげ屋根の家屋。




 駒飼より18町(2km弱)鶴瀬宿。くねくねと曲がった旧道を、新道(国道20号)が見事に分断している。写真は中央本線車窓より。



 この坂を下れば勝沼である。国道20号沿いにある小さな神社より甲府盆地を見下ろす。




これまた甲州名物、球形道祖神


 長い坂を下って間もなく勝沼宿、という所。宿の東にあるのがここ大善寺(だいぜんじ)。本堂は国宝である。"国宝"といってもどのくらいの価値があるのかなかなか推し量れぬかも知れないが、日本国内に"国宝"の建造物は約300ある。そのうち3分の2は京都、奈良に集中しており、関東地方には8件(うち6件は日光にある)、山梨県内にはここ大善寺を含めて2件しかない。それほど"国宝"というものは有り難いものなのである。
 さてこの寺、結構参拝客が多いようで、大きな駐車場も完備しているのだが、余りこのお堂に関してはPR(こういう言葉を使うべきか?)していないようである。貴重なお堂であり焼失でもしたら一大事なのであるが、壁面には鼠穴があったりする。なんとも心もとない…。




 大善寺から間もなくすると勝沼宿。かつて本陣のあった辺り。




 勝沼より31町36間(約3.5km)栗原宿。ここでもガソリンスタンドばかりが目に付きます…。



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