★〈１〉罪からの救い 唯一のまことの神が人類に与えてくださった救い主はただお一人の主イエス・キリストです。このお方が十字架上で死ななければならなかったのは、私達の罪のためでした。「罪の支払う報酬は死である。」（ローマ６：２３）と聖書は言っています。私達人間の死は自然の成り行きではなく、罪に対する刑罰です。
★この刑罰としての死を罪のない主が身代わりに死んでくださったことにより、これを信じる者は罪を赦されます（ガラテヤ３：１３，１４）。ただ罪が帳消しにされるだけでなく、キリストの聖（きよ）さ、義（ただ）しさが信じる私達のものであると神の法廷で宣言されるのです（１コリント１：３０）。人は自分で自分の罪を取り除くことも、自分の善行で天国へ行くこともできません。キリストの十字架の聖い血潮だけが、私達の罪をきよめるのです（１ヨハネ１：７）。
★〈２〉霊的死からの救い あなたが聖書を読んでもよく分からないのは、霊的な目が開かれていないからです。人は罪の結果、生まれつき霊的盲目であり、霊的死人なのです（エペ２：１，５）。霊的盲人、霊的死人には聖書・神・キリスト・霊的罪・天国・地獄といった霊的事柄を理解する力がないのです（１コリント２：１４）。人はイエス・キリストを信じて新しく生まれることによって、初めて霊的事柄を理解する目が開かれるのです。主イエスは言われました、「人は新しく生まれなければ、神の国を見ることができない」（ヨハネ３：３）。主イエスを信じる者は永遠の命という天に属する新しい命を与えられるのです（ヨハネ３：１６）。
★この「永遠の命」は信仰によって神と交わって神を体験的に味わい知る命です（ヨハネ１７：３）。それは、信仰によって心を開いて自分の心の王座にキリストを迎え入れることから始まります（黙示３：２０）。キリスト者の人生とは人生の重荷を共に負ってくださる主イエスと二人三脚の人生とも言えます。
★〈３〉天に国籍をもつ者となること キリストを信じない者は自分の罪の支払う報酬として、死後地獄で永遠の裁きを受けることが定まっていますが（ヘブル９：２７）、キリストを信じる者はキリストがきよい生涯によって勝ち取った天国を自分のものとして受け取ることができるのです（使徒２０：３２；ピリピ３：２０）。それは、この世を去った後だけでなく、地上に在りながら、天国の命をもち（エペ２：６）、聖霊による義（聖く義しい生活）と平安と喜びに生きる者となるということです（ローマ１４：１７）。そして、キリストが再びこの世に来られる時、キリストを信じる者は復活のキリストと同じ死ぬことのない栄光のからだを与えられます（ピリピ３：２１）。
★このキリストによる救いを求める方は、あなたへのメッセージ〈9〉救いを求めるあなたへご参照ください。
URL http://31church.net
キリスト紀元２００３年 ６月 １日公開
