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〈17〉異端とサタンについて
キリスト教案内
 ★神は目に見えるものと目に見えないものとの創造主です。目に見えないものの中の一群は神のみ使い(天使)です。天使というと私たちは子供に羽がはえた姿で宙を舞う童話の世界のキャラクターを思い浮かべます。しかし、聖書の描く天使は一人で敵の大軍勢を滅ぼす威力をもつ存在であり(歴代誌下32:21)、人の前に姿を現した時には屈強なローマの兵士が恐ろしさに震え上がって死人のようになった(マタイ28:4)ほど驚異的存在です。また、時には普通の人のような姿で人の世界に現れることもあり、或る人達が神の使いと知らずに客人として接待したことも記されています(ヘブル13:2)
 ★サタン(悪魔)は、神に反逆して堕落した天使たちの頭目であって、その配下に悪霊どもがいます。天使総数の3分の1がサタンに組する暗闇の天使となったと言われます
(2ペテロ2:4;ユダ6;黙示12:4)。サタンはその名前が「憎む者」「訴える者」「敵対者」という意味をもっており、旧新両約聖書に「神と人の敵」として登場して参ります。サタンはその本性が「偽り者」「盗む者」「殺す者」(ヨハネ8:44;同10:8〜10)であり、人間を神に敵対させ滅びに陥れることを本業としています。
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そのため、あらゆる手を使って人に罪を犯させようとします。非キリスト者をさまざまな偽りの宗教によって惑わし、偶像の神々を礼拝させます。偶像を拝む者は実は偶像の背後に隠れているサタンを拝んでいるのです
(1コリント10:19,20)。偶像にはいろいろあり、神社・仏閣・仏壇ばかりでなく旧日本帝国の天皇や北朝鮮の金日成親子のような生きた人間が偶像に祭り上げられる場合もあります。この類のものを拝まない人たちに対してサタンは無神論や進化論などの反聖書的思想で惑わしたり、世の富や名誉で誘惑します。
 ★サタンはまた光の天使の装いで人々の前に姿を現すこともあります
(2コリント11:13,14)アメリカ生まれの新興宗教「ものみの塔(別名エホバの証人・輸血拒否で有名)」の人々は、きちんとした身なりで、時には子連れで一軒一軒を戸別訪問をして、「私達はクリスチャンです。聖書の話を聞いてくれませんか?」とクリスチャンを装ってにこやかに、ことば巧みに人々を騙し続けています(とは言ってもサタンに操られてしていることで当人達には人を騙している自覚はありません)。エホバの証人には気をつけてください(西舞子バプテスト教会HP内エホバの証人関連サイトの1ページ・エホバの証人の教えと組織の危険性がよく分かります。)タクドラ牧師の人生案内〈9〉本物とにせものご参照
 「ものみの塔」のほかにも、集団結婚式で有名になった「統一教会」、無料英会話で人集めをする「モルモン教(末日聖徒イエス・キリスト教会)」、「神の幕屋(創立者手島郁郎)」といったキリスト教系新興宗教(異端)が存在します。これらが異端である理由はキリスト教の命ともいうべき重大教理「三位一体の神」・「キリストの十字架と復活による罪のあがない」を否定している点にあります。

 聖書のことば 「
たとい私達であろうと、天のみ使いであろうと、私達が宣べ伝えた福音に反することをあなた方に宣べ伝えるなら、その人は呪われるべきである。」(ガラテヤ1:8


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キリスト紀元2003年 6月 1日公開



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