目次
0.はじめに
1.基本スペック
2.配列
3.演出モード
4.その他の演出
5.通常時の打ち方
6.BIG中の打ち方
7.出目ついて(1)
8.出目ついて(2)
9.特別付録
0.はじめに:
「今の『パチスロ』に物足りなさを感じた事ありませんか?」
勿論、瞬間的な爆裂性の事ではありません。
昨今の、『パチスロ』は、巨大液晶はもとより、キャラクターなどのタイアップが欠かせなくなっています。一昔では考えられなかった高品質の画像(CGアニメーション)や、一般的に認知度の高い、有名なキャラクターが起用され、各メーカー、プレイヤーのニーズを掘り起こそうと躍起になっています。
それはそれで良いのですが、暫くすると、やっぱり物足りなさを感じてしまう・・・。(最近は、リリース当初から見向きもされないケースが散見されますが・・・。)
そんな思いを皆さんも少なからず抱かれた事はないでしょうか?
この春先(2006年4月)まで設置されていたスペックAの正当後継機、エルレボリューション(以降、エルレボ)が、メーカー「オーイズミ」さん及び「パチスログリンピース」さんのご配慮もあり、「パチスログリンピース」さん限定で設置される事になりました。
エルレボは、他の4号機では主流となっているストック機能、液晶はもとより、ドットすら付いていません。勿論、「胸に七つの傷を持つ男」も描かれていません。(笑)
しかしながら、エルレボには、スペックAを彷彿させる極上のリール制御と出目演出。また、その出目演出に絶妙な味付けをし、期待感を持続させる8種類の「演出モード」が搭載されています。また、ビタ押しを要求されるBIG小役ゲームも「チャレンジ」に相応しい内容となっています。要するに、『パチスロ』としての純度の高さが違います。
「パチスロはやっぱり、出目だよ!」と仰る方も、「え〜っ!液晶も付いていないのぉ〜・・・」と二の足を踏んでいらっしゃる方も、是非、エルレボの純度の高い「パチスロ感」を体験頂ければと、願って止みません。
本ページは、前回の拙作「スペックAの世界」の続編ではありますが、スペックAを打たれていない方にも出来る限りエルレボの魅力が伝わるよう作成しましたので、是非ご覧頂き、実際にエルレボを触って頂けると幸甚の極みでございます。
1.基本スペック:
@役構成
役構成は、以下の表の通りです。
通常時は、オレンジ&プラム(同一フラグ)がメイン小役になります。レア小役である、チェリー・スイカ・ププバ(:通称“親”)には、スペックA同様、小役カウンターによる明確な小役高低差があり、低確率時はいずれも、ビッグ確率より遥かに低確率となっているようです。勿論、小役カウンターは、ボーナス・ノーリセットですから、色々な所を攻めてみて下さい。因みに、スイカと親は、同一フラグです。
通常時 |
BIG中 |
|||
BIG+15 |
− |
|||
REG+15 |
− |
|||
15 |
13 |
|||
15 |
11 |
|||
8 |
7 |
|||
8 |
7 |
|||
− |
− |
2 |
2 |
|
− |
- |
10 |
||
− |
15 |
|||
リプレイ |
JAC IN |
|||
JAC中 |
||||
− |
15 |
|||
− |
15 |
Aボーナス確率
ボーナス確率は下表の通り。「設定4以下はちょっと・・・」という向きも少なくありませんが、次表のジャグラーTMとニューパルサーRZのボーナス確率と比較してみて下さい。BIG確率こそ、両者に譲りますが、REGも含めた合成確率では、殆どの設定で両者を凌駕しています。特に、低設定域では、その傾向が顕著です。即ち、エルレボは、「BIGの連打でコインを出す」という出玉感を楽しむ機種と言うより、「BIG/REGを織り交ぜ、ゲーム性を堪能する」機種と言えるのではないでしょうか。「コインが出なければ、面白くない!」というのも、ある意味真理ではありますが、「こういう機種」と割り切ってプレイするのも、また趣きがあって良いと思うのですが・・・「遊技」なんですから。まぁ、「6」はお祭りですが。(笑)
勿論、本機種も、スペックA同様、「ORT」(“オーイズミ・連チャン・タイム”)と「OHT」(“オーイズミ・ハマリ・タイム”)を搭載しており、非ノーマルチック(死語)な連チャン(とハマリ・・・)が時として炸裂します。
《エルレボ・ボーナス確率》 | 《ジャグラーTM・ボーナス確率》 | 《ニューパルサーRZ・ボーナス確率》 | |||||||||||
設定 |
BIG |
REG |
合成確率 |
設定 |
BIG |
REG |
合成確率 |
設定 |
BIG |
REG |
合成確率 |
||
1 |
1/327.7 |
1/431.2 |
1/186.2 |
1 |
1/297.9 |
1/655.4 |
1/204.8 |
1 |
1/303.4 |
1/606.8 |
1/202.3 |
||
2 |
1/321.3 |
1/409.6 |
1/180.0 |
2 |
1/273.1 |
1/630.2 |
1/190.5 |
2 |
1/282.5 |
1/565.0 |
1/188.3 |
||
3 |
1/315.1 |
1/390.1 |
1/174.3 |
3 |
1/260.1 |
1/606.8 |
1/182.0 |
3 |
1/264.3 |
1/528.5 |
1/176.2 |
||
4 |
1/303.4 |
1/372.4 |
1/167.2 |
4 |
1/244.5 |
1/546.1 |
1/168.9 |
4 |
1/248.2 |
1/496.5 |
1/165.5 |
||
5 |
1/273.1 |
1/364.1 |
1/156.0 |
5 |
1/240.9 |
1/468.1 |
1/159.1 |
5 |
1/240.9 |
1/442.8 |
1/156.0 |
||
6 |
1/240.9 |
1/356.2 |
1/143.7 |
6 |
1/240.9 |
1/364.1 |
1/145.0 |
6 |
1/240.9 |
1/364.1 |
1/145.0 |
2.配列:
下表(左)の通り。スペックAほど、はっきりしていませんが、各リールに“灼熱地帯”が散りばめられています。(右リールには様々な条件があるようです。)
ちなみに、右の配列は、言わずと知れた某秀逸台の配列で、絵柄をエルレボ(ベルはリトルロック)のそれと入れ替えたものです。「パクリじゃないか!」と言ってはいけません。単なる「サル真似」と「継承」とでは、その精神性に雲泥の差が有ります。名前だけの「継承」、「仏作って魂入れず」的な台は多々ありますが、エルレボの配列には、正に回胴「魂」が息づいていると言えるのではないでしょうか。
エルレボ リール配列 | 某秀逸台 リール配列 | ||||||
左 |
中 |
右 |
左 |
中 |
右 |
||
21 |
|||||||
20 |
|||||||
19 |
|||||||
18 |
|||||||
17 |
|||||||
16 |
|||||||
15 |
|||||||
14 |
|||||||
13 |
|
||||||
12 |
|
||||||
11 |
|
||||||
10 |
|||||||
9 |
|||||||
8 |
|||||||
7 |
|||||||
6 |
|||||||
5 |
|||||||
4 |
|||||||
3 |
|||||||
2 |
|||||||
1 |
3.演出モード:
エルレボの演出モードは以下の8種類があります。アップライトにある「演出選択ボタン」を押すと、サイドランプが移動して演出モード変更が可能になります。(但し、ベット済み、リプレイ揃い時は演出モードの変更は出来ません。)また、7を揃えた時の演出もモードによって、BIG中(1st&2nd)のBGMが異なります。
演出モード |
解説 |
お勧め度 |
BGM(1st&2nd) |
|
@ |
演出なしモード |
ボーナス成立後1/8位で発生するメインパネル両サイドの告知ランプ点灯以外、全く告知がありません。漢のハードモード。 |
お勧めしません!(初級者) |
リトルロックの赤7ver. |
A |
完全前告知モード |
ボーナス終了後1ゲーム目若しくは、BGMを鑑賞するためだけに存在する「沖モード」。レバーを叩いた瞬間にアップライトの「LRR」がしらっと、点灯します。 |
お勧めできません! |
ええ、笑って下さい。 |
B |
完全後告知モード |
「ジャグラーモード」。第3停止ボタンを離した瞬間に、しらっと「LRR」が点灯します。やっぱり、「告知する時は、100%後告知だよ〜ん!」という意味です。出目を極める為に有効かと思われがちですが、個人的には、出目パターンの修得には余り向かないと思います。 |
☆☆☆(初級者) |
ジャグラー風味の・・・コレも笑って下さい。 |
C |
完全ランダム告知モード |
ベット時、レバーオン時、第1〜3停止時、第3停止ボタンを離した瞬間、いずれかで「ジャキーン!」という音と共に「LRR」が点灯します。勿論、「完全ランダム」なので、告知しないこともあります。 |
基本的に、お勧めできません! |
ブルースカイのアレンジ |
D |
前演出モード |
「スペックAモード」。スペックA以上にフラッシュは出現率が抑えられ、しかも、フラ数も判り難くなっています。尚、「5フラ」に関しては、チェリー出現率が上がった為、期待度は若干下がってしまった気がします。 |
☆(初級者) |
スペックAの3rd |
E |
後演出モード |
「グランシェルモード」。基本的に「ピュイィ!」という予告音を伴うパターンと、予告音を伴わないパターンがあります。 |
☆☆☆(初級者) |
いやいや・・・。個人的には、スネアの音をもう少し、重くして欲しかった・・・。 |
F |
カラーバックライトモード |
「ナイツモード」。基本的に「ジャララ〜ン!」という予告音を伴います。 |
☆☆☆☆(初級者) |
ナイツ/チャレンジ風味。 |
G |
演出混合モード |
A〜Fの全演出が出現します。初心者の方は、このモードが比較的飽きずに打てるかと思います。しかしながら、ボーナス成立時の演出発生率は、4割程度というのが、プレイした実感です。 |
☆☆☆☆(初級者) |
@〜Fのランダム(比較的@の選択率が高いと思われます。) |
@確定告知ランプ:「ジャキーン!」という音と共に、ベットボタン上の「シーラカンスの☆」・コイン投入口付近の「マンモス小学生(?)&ハートマーク」・レバ玉が光ります。スペックAでは、レバ玉が光れば、BIG確定だったのですが、エルレボは、両ボーナス共通となっています。
A遅れ:時折、リプレイやプラム・オレンジが揃う微妙なモノもありますが、それは、処理落ちのようです。しかし、チェリのそれは、先ず分かります。狙ってしまうと、出ます。(笑)
「バスバ」や「オリバ」のような微妙なトコロを狙うのが期待感が持続できて宜しいかと・・・。上述の通り、「5フラ」は、期待度は下がってしまったようですが、遅れに関しては、そもそも出現率が低い為、十分期待できると思われます。
BSPテンパイ音:7テンパイで「パオーン」とマンモスの雄たけびが聴こえたら、ボーナス確定。(BIG確定ではありません。)
C聞こえる「無音」:聞いて下さい。(笑)BIG確定です。
DSPエンディング:スペックA同様、BIG獲得500枚オーバー若しくは、JACゲーム24連続「リチェリ」ビタ押し成功で見られます。内容は・・・笑って下さい。