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3才前後での予防ポイント
このころ乳歯は20本全部はえそろいます。何でもたべれるようになる反面甘いものにふれる機会も多くなります。おやつの与え方に注意し、良く咬む習慣を身につけさせたい時期です。乳歯のむし歯が増加しはじめるのもこのころです。
食事習慣で大切なこと
 おやつはきめられた時間にきめられた量を与える。
 甘い菓子、ジュース、歯にべったりつくお菓子はできるだけさける。
 食事のときジュースで流し込み食いをせずしっかり咬む習慣をつけ
  る。
 歯ブラシをもたせる習慣をつける。
 仕上げは必ずお母さんが寝かせみがきをする。
 できれば歯と歯の間はデンタルフロスを使用する。
 一日のよごれは寝る前に完全に落とす。
 定期的に歯科医院で健診を受け、必要に応じてフッ素をぬってもら
  う。

:歯医者さんでの定期健診はどのくらいおきに行ったらよいでしょうか?
:だいたいの目やすは3〜6ヵ月おきでよいのですが、年令の低い場合やむし歯にかかりやすいタイプの子は3〜4ヵ月おきに、むし歯にかかりにくいタイプの場合は5〜6ヵ月おきでよいでしょう。乳歯や六才臼歯のむし歯の進行は思ったより早いものなのです。
:乳歯の前歯の咬み合わせが反対なのですが、どうしたらよいでしょうか?
:奥歯がはえる前の1才台での反対は、奥歯で咬むようになると治る場合もありますが、乳歯がはえそろった段階での反対は自然には治りません、早く治した方が良いという説もありますが、一般的には上下の4本がはえ変わってから一度歯医者さんに相談してください。