01/10/12 更新

[第10話へ]

事件11 そ……そんなのあり?予告を無視するジャンプ連載陣!!
 「ペ……ペプシ…マ…ン」そう言い残し、ヨーペー教団付属幼稚園で年長のひまわり組が卒業記念で作成した「超ハイパー呪いの指輪part3.2」を身につけてしまったケロちゃんは、呪いを解いてもらうために教会に払うお金がなく、近所の「八百八」に強盗に入ったところ、ブタゴリラの父ちゃんに「らっしゃい!今日はキャベツが安いよ」と言われ、、ピーマン(一袋5800円)を買って(買わされて)帰る途中、HPが尽きて死んでしまった。その近くの井戸のそばでツイン、ロイス、パーマー、チケゾーの四人の馬人間が世話していた。チケゾー;「こないだ俺の馬友達ヤマ……、いや、名前は伏せておこう。そいつがさ、交配中にバランス崩して転倒してさー、骨折して死んじゃったんだよねー」「えっ!!」ツインは絶句した。ツインは3年前、ヤマ……、いや、そいつと知り合って、モホ帝国を築きあげた。しかし、そいつは1年前失踪し、ツインは情報を集めていた。まさか死んだなんて……そう思った直後、ツインにこみ上げてきたのは、「悲しみ」ではなく、「憎悪」又は「嫉妬」「怒り」であった。やりきれない思いに駆られたツインは、鼻血ブーして死んでしまった。誰にもそんなことがあったなんて知られぬまま…。あたりは血の海になった。止まることなく、血は流れつづけた。ロイスとパーマーは(ああ、いいや、もう面倒! By作者)ウルトラマンにビームをくらい、星となった。チケゾーは、このままでは陸地がなくなってしまう危機にあるこの国を救うため、ぬーペー先生に相談した。「ナカミアンデス、やつなら止められるかもしれない」とぬーペー先生は言った。しかしチケゾーには、「ナカミアンデス」の性別、バスト、ウェスト、ヒップ、小学校3年生の2学期の成績、今どこで何をしているかなんて、フンコロガシのフンを食べたゴキブリ(キャッチャー)の脳みそ同様、知るすべがなかった。かくして、チケゾーは「ナカミアンデス」探しの旅に出た。しかし8分後、新聞に赤鉛筆でマルをつけながら怒涛のようにある場所に向かうオヤジ共の大群に踏み潰され、なぜか掃除のアルバイトをしていたブタゴリラの母ちゃんにゴミ収集所に連れて行かれたことは言うまでもないはずだ。だがそこで彼は1枚の紙切れを発見、そして言った。「これで事件解決のシナリオは完成した!!」
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第12笑 ボケヨーペー
 「あなたが勇者さまですね」とチケゾーに声をかける少女がいた。美しいというよりはかわいらしいという言葉がピッタリの、どこかに幼さをのこしている顔である。チケゾーはロリコンだった。しかも馬の血も混ざっているので節操がない。頭の中はむふふなことで埋まっていた。どうやら気付かぬうちに肯定を意味する返事をしていたらしい。もちろん勇者でもないチケゾーが強いわけなく、戦闘開始後、30秒で大砲の玉を顔面ブロックし、ミもフタもなく死んだ。その後、この国がどうなったか、今晩のおかずが何なのか、誰も知らない……
 「感動する映画だったですうぅぅぅぅ!!」見るととなりに涙ぐんだ少女がいる。オレの連れである。はっきりいってオレ様の彼女にぴったりのかわいい娘である(もったいないくらい)←なんだこのかっこは〜っっっ!!!まぁ難を言えば耳につけた飾りである。とか何とか言っているうちに自宅に着いた。その時である。俺は気配を感じてうしろに飛んだ。さっきいた場所にはナイフが突き刺さっている。さては、セバスチャンの手の者だな。"説明しよう"俺はもともとセバスチャンが執事をやっている家の娘と付き合っていて「どうせい」までしていた。もちろん大金持ちのお嬢さんである。俺はそんな毎日に嫌気がさし、そこの家の、心を持つメイドロボット、つまり今の彼女と逃げ出したのである。なあ〜んてのんきに説明している間に俺は追い詰められていた。とっさに道に落ちている木を拾った。しかし何も起こらなかった……
 まわりの空気が真っ白になった。相手も戦う気がなくなったようで、すごすごと帰っていく……
 オレは彼女のほうを振り返った…… いない!!! きっとさらわれたんだ!! 俺は思い、町に向かって走り出した……
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第13話 不安げな金曜日の絶好調
 とにかく今日はいろんな人と会った。ハゲ王国の首都ハゲハゲハの南北にのびるハゲハゲストリートを日の落ちる方角に歩いていると、うしろから、少女の声につかまった。いつのまにかナナハン王国の王女フタハンの館に下にいることに気付いて、真上を仰ぐと、その少女が白いドレスに身をつつんで、満月に見入っていた。「バラートン、見なさい、あの月を!」
 翌朝の目覚めは最悪だった。ナナハン王国の牢獄のベッドは石で、掛け物が1枚あったから寝れたようなものの、手の平ぐらいの窓からさす光ほどの希望も、私には残されていない。昨夜ここにつれてこられたときには、100以上の、個人用の牢屋の前を通ったのに、囚人1人、見張り1人、灯火1本さえなかった。そのかわり、朝飯もなければ、鉄格子もなかった。
 窓から北極星が見える夜になって、昨日世話になった、…たしか…ジェームズ=ボンドという名の男が牢屋の前に現れて、すぐに助け出してやるぜ、なんてぬかして行った。ムリさ、どうせできるわけがない。死ぬまで、いや死んでもここを出られないんだ。鍵もないのにどうやって出ることができると言える? それよりも腹が減った。1日中何も食っていなかった。減量中だったし、俺のように忍耐強い男でなければ、もうカラスやモグラのえさになっていてもおかしくない。とりあえず牢獄を出て、食べ物を探したが、鍵をかけられた冷蔵庫の前に屈して、どうせ、料理できなきゃおんなじさ、と酸っぱいブドウ理論を展開させながら、牢屋のベッドに戻ると自分でも驚くほど早く寝入ってしまった。
 次に目を開いたときには、窓の外の北極星がまったく移動していなかったので、何時ごろだったのかわからなかった。その時、牢獄の中をライターの光と革靴の音が離れていった。牢屋の前には紙切れがあって、こう書かれていた。"昨夜は、王女の隣国の王子との結婚式で特赦があったため、ここの牢屋は廃止されるに至ったようだ。残念ながら、どうやっても君を助けることはできない。運が良ければまた会えるだろう。−ジェームズ" ふ!チャンチャラおかしいぜ。オレはここで死ぬ。その日のベッドは羽毛のように心地良かった。目を覚ませば、次は神の前に手をつながれている……
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14th story バビロン捕囚 あの日誓った熱き想いに
 「グガー、ゴー、グー、スピー、グァォー、はっ!!」俺は自分のいびきに驚いて目を覚ました。そして、あることを思い出した。俺の体は特殊だったんだ。オレは静かに、窓の小さな穴を通りぬけ、外に出て、夜の闇に消えていった。どれくらい歩いただろうか。夜明けが近づき、あたりは暗くなってきた。どこへ続くとも知らない森の小道を、あてもなく歩き続けていた。そのときだった。いきなり1人の男が飛び出してきて叫んだ。「親友の仇、覚悟!!」男はオレにベレッタの銃口を向け、引き金を引いた。しかしその弾は無残にもオレの体に跳ね返された。「なぜ……?」「それはオレがゴム人間だからだ」「なんだと、ちくしょう、誰だ、そんな設定つくったのは!!」「すまん」「だっ、誰だ。今すまんって言ったのは、オレたちじゃないぞ」あたりに人の気配はない。こいつは気付いてないようだが、オレは知っている。作者のバカヤロー!!ひどいじゃないか。いくら牢屋から抜け出すためとはいえ、すまんですむか!!男はパニクッていたが、気を取り直し、言った。「オレの名はアキレフ。貴様に名乗る名はない!!」オレはショック死しかけた。アキレフは続けて言った。「こうなったら最後の切り札だ!!」「何ッ!!もう最後なのか!?」「他に何も考えてなかった!!」「言い切るなぁぁぁぁぁ!!」アキレフは無視している。「ふっ。見せてやろう。このアキレフ、サダ流の最大の秘技、その名も!!」「その名も?」アキレフは人差し指を口の前に立て、左右に振りながら言った。「ひ・み・つ」あたりが寒くなった。吹いていた南風が、南極風へと変化した。雲が空を覆い、スコールが降り始め、近くの木に雷が落ち、地震が起き、近くの山が噴火した。オレは泡を吹き出しそうになるのをやっとのことでこらえた。昔、友人がキズアワワを飲んで泡を吹いて死にかけているのを見て笑ったが、そいつの気持ちがわかった気がする。オレは言った。「名前も言えないような秘技使うな!!」「いいんだどうせお前はこの技で死ぬんだからな」「じゃあ、名前くらい教えろ」「貴様に教える義理はない。親父のうらみ、はらしてくれる!!」「えっ。さっき親友って…」「気にするな、くらえ『ドヴォルザーク』」「へー、ドヴォルザークっていうんだ」アキレフは精神崩壊した。お花畑で『わあーい』なんて言いながらちょうちょをつかまえ、ぐちゃぐちゃに踏みつぶしてえへえへ笑ってる残虐非道なアキレフを後に、オレはその場を去っていた。
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Chapter−15 利用する者される者
 オレは迷っていた。これからどこへ行けばいいのだろう。とりあえず近くの人に話してみた。「こんにちは。いい天気だな」「アリアハンの村へようこそ!」「いや、そうじゃなくて…」「アリアハンの村へようこそ!」……だめだ、こりゃ。そしてぶらぶら歩いていると、金がつきかけていることに気づき、何か仕事をしようと思った。かくしてオレは盗賊の一味と結成し、村を荒らしまわる日々が続いた。そんなある日……「野郎ども、今夜はこの村だ!いいか、金目のものはひとつも見逃すな!ブタの貯金箱からもしっかりとれ!」その時だった。「そこまでだ!動くな!野党ども!」…しまった。うかつだった。まわりは完全に囲まれていた。そしてオレはブタ箱にブチこまれ、約40年ほどクサいメシを食ってすごした。「いいか、もう悪事をはたらくなよ」「へい」出所したオレはもう60代あまりになっていて、死にかけだった。…もうだめだ。そこへラーメンのどんぶり頭の変なオッサンがやってきて、言った。「これはもはや中国4000年の歴史をもつ医術でも治せぬ。」「なにっ!?」「安心せい、骨はひろってやる」そんな…こんなとこで死ぬなんて…オレは息をひきとった。「死亡確認!」
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Chapter−16 駈りたてるのは野心と欲望、横たわるのは犬と豚
 僕は一体さん。とんちは鮮やかだよ一級品。今は将軍さまに僕のとんちを見せなきゃならないんだ。「一体どの〜」あっ、珍江悶さんだ。第一声はいつもあれなんだよね。「一体どの、殿がそろそろ城へきてほしいと。奇狂屋どのと待っております。」「うん、わかったよ」そして…「一体どの、この屏風のトラが最近、夜中に絵から抜け出し、悪さをしてこまっておる。このトラをなんとかつかまえてくれるか」ちっ、チョビヒゲの脳無しが権力をタテにえらそうに……ひとつこいつのハナをあかしてやらなきゃな…
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第17録 感動!!−勇者誕生秘話−
 写真判定になったが、ハナ差とどかず敗北。一体の単勝500万円分の馬券(人券?)を買っていた分ちゃんは、借金取りから逃げるために宇宙船で惑星ベジタリアン(どこだよ?)を脱出。しばらく行くと、こしみのをつけて踊っているあやしいおっさんを目撃、ショックで操作を誤り近くの星に不時着した。そこは海で、周りに人魚が集まってきた。しかし、左半身が魚であるのを見て気絶、気がつくと竜宮城にいた。玉手箱をもらい、知らない砂浜につれていかれ、お決まりだから箱を開けると、赤ちゃんになってしまう。それを発見したラカンとソフィアが育てる。分ちゃんは小学生になり、小学校でジャイアンにいじめられ、近くにいたどざえもんの助けを求めるが、返事がない。しかたがないので、隣りの家のいささかさん家にあそびにいったら、泥棒だと思われて警察につき出され、交通法違反で死刑になった。責任をかんじたラカンはソフィアに責められることを恐れ、地球防衛隊に入隊。しかし、上司のモンテスキューに「同性愛」について8時間熱く語られ、身の危険を感じて星を脱出。するとこしみのをつけて踊っているあやしいおっさんを発見。自分も踊りたい衝動にかられ、ついに一緒に踊ってしまうが酸素がないから死亡。おっさんは間違って大気圏に突入。巧みな踊りで空気抵抗を受けずに地球に落下。地球を破壊し、気にせず踊っていると、なんとか逃げ出したモンテスキューが、変なおっさん滅砕計画を実行。しかし、おっさんに一目ぼれし、2人で愛をはぐくむことになる。違う惑星に移住し、同棲。子どもが欲しくなったので、デパートの迷子コーナーから1人の男の子をさらって育てる。その男の子が未来の勇者ザムデインだった。
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第18幕 序章−そして伝説へ−
 だが、ザムデインはその2ヶ月後、となりの家の魔王ちゃん(仮名)とかけおち。2人は太陽系をはなれ、そのままブラックホールへ吸いこまれ、行方知らずとなり、世界に平和はおとずれた。
 かと思われたが、既に世界には新たな危機が訪れようとしていた。
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第十九人目の司令、もとい兄貴 −星に還る者達−
「ナニィっっっ!!ナニがナニで、ナニだからナニだとォー!!」
「怪しいからそのナニはやめんかいっ!!」
 相棒のサテライトキoノンにより新キャラ消失。「まったくそんなだからいまどきのバン・プレストもとい誘導ミサイルは目標を失うと『目標ロスト!!ただいまより帰還します』とかほざいて自分の基地を破壊するんだから…」状況を説明しよう。ここは異世界。名はまだない。よってただいまより「へっぽこピー助」と名づける。(以下◯ピ)ここ◯ピは、ヴォルラスのハルマゲドンにより土地がなくなったと思ったら、土地の下には土地があったりしたわけで(第∫{sin(Σ(n+1)+T)}dt話――恐るべし!!男八段と女八段のナニ!!発覚!!ドン・ウラジミール・マッコフ氏は自宅でコスプレ(女装)する奴だったがそんなやつはおたささだけで十分だ――参照)ラスオブゴッド並みの破壊力を持ったオナラと互角の力をもったチョップ(45゚)をかます例のアレによって世界の危機はいったりきたり、生殺しにするならいっそのこと(略)といったわけなのだ。つまり、アレだ、いままでの話は全て(略)ということなんだ。むう、それはこの作者にとっても意外だ。どれくらい意外かというと、遺伝子上クジラに最も近いのはカバらしい(実話?)とか、藤山おこめつぶとマサルさんが親友とか、友達がマサルさんとドラえもんの同人誌の紹介があったとか、もうそのくらいメソ…もとい意外なのだ。

次回予告:「遊戯王のあのひきはつみこみギワク」 お楽しみに!!
Ending テーマ:刺し違えの愛
作詞・作曲・歌:生物シスターズことイトウとタンノ
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第20発 愛と憎しみの果てに…〜序章〜
 目を覚ますと由美子は、手足を縛られベッドにくくりつけられていた。かろうじて頭は動くようだった。もうろうとした意識の中、目の前に白衣を着た男が現れた。「お目覚めかい、お嬢さん」この男は一体だれだろう。そうだ!私は、おばあさんにお届け物をたのまれて、森の中を歩いていたら、後ろから殴られて…はっ!まさかこの男がっ!見るからに怪しい風貌のその男は手に光る"モノ"を持っていた。
「ククク…いい声で泣いて下さいよ」
 ヤバイ由美子は直感的に感じた。
 あんな物が入ったら確実の壊れる!しかし彼女には、なす術がなかった。
 男は無慈悲にも彼女にその"モノ"を一気に押し込んだ。
「……っ!痛っ!!」
「おや、お嬢さん、初めてだったんですね」
「早くっ!ぬっ、抜いてっ!そうしないと私もう…」
「おやおや、そんなに暴れられると本当に壊れますよ」
 由美子は体の中に異物が入っていく痛みと戸惑いでただ悲鳴をあげるばかりであった。白衣の男は真剣に"モノ"が入っている棒を見ている。数刻の後、"モノ"から、全ての物を由美子に入れた。男は"モノ"を不意に抜いた。抵抗する力もなく、横たわる由美子に向けて男は言った。
「予防注射、ご苦労さま」
 そう、注射を嫌がる私を見かねた母が、たのんで仕組んだことだったのだ。疲れ切った体で由美子は、おばあさんの家へ行くのだった。
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