01/07/27 更新

第一話 無題
 時は833年大宇宙から飛来したペスト菌によって大挙釣りに出かけた火星人が出会った一人の女の子"ナカミアンデス"は森の向う正面でいきなり倒れた老人を足蹴にする一匹のウサギさんを見つけた。ペットにしたいという少女の願望をあっさり受け入れたウサギさんは、少女に、お礼だといって、バニーガールの衣装をあげたが、彼女はとても欲しかったのだが遠慮して断った。少女はウサギさんを早速近くのホテルに連れ込むと昼食の用意をした。ウサギさんは、暖炉の火をくべるように少女に頼まれていたのだが、いつも食事のときにはワインを飲むと決め込んでいたので、ワインを求めて外に行った。信号をまっすぐ二つ行って近代的タバコ屋の角を曲がると、ワイン売りのいかにも貧しそうなそれでいてどんな乙女をも虜にしてしまうような青年を見つけた。その国の王ホワンティヲ3世は隣国との戦いに明け暮れていた秋のある日のことだった。
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第二話 ロマンスは剣の輝き
 戦いに明け暮れていた王、ホワンティヲ3世は流れ星にあたってあっさり戦死。その最後の言葉は「い……いのちをだいじに」だった。そのときワイン売りの青年とウサギさんは恋に落ち、結婚。しかし、子宝に恵まれず、青年はウサギさんを、焼いて食った。そして青年は全ての記憶を取り戻した。「そう……俺の名はギャラクティカ・船(ふね)。宇宙戦艦たこ八郎の艦長だ!」しかしその時青年、いや、船は心臓の発作で死亡。全権をそばにいた寿司職人のサムに引き渡した。そしてサムは宇宙の海の男になる。その時宇宙海賊が襲来。サムはあっさりと降参し、親分の三平太の部下となり、邪教の館で合体した。その名も壱(いち)である。「こんごもよろしく」しかし株価の暴落で失業した壱は地球へ降り、剣の達人マスター東城の弟子になり、剣の道を極める。マスター東城の死後、伝説の剣「ひのきの棒MAX」を受け継いだ壱は旅に出る。その矢先、一人の女に出会った。その名もカレンといった。「俺は感じる……こいつは……敵だ!」
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第参話 恋と仕事と勉強とお江戸の春はあっぱれあっぱれ
 壱とカレンとの戦いは、壮絶を極めた。これにより、地球の人口の半分はゾロアスター教に改宗し、ヨーペーの天下となった。だが、それを不服とする、反ヨーペー連合軍は月に基地を建設したが、要した時間50年のため、ヨーペーはすでに死亡(原因は隣のトメさんの破廉恥な姿を見たため)。その後建設費を要求した高山組との間に抗争が勃発した。それを後に人々は百年戦争と呼んだ。――が、今回はそんな所から100億光年離れた星でのお話です。
 時は19xx年、この星は死の危機に瀕していた。その月、通称寅さんこと車だん吉は今日も漫画道場を開いていた。「こんにちは、だん吉さん」そう言って入ってきたのは近所の花屋の娘エリカ(10)であった。だん吉は苦悩していた。というのも彼は強度のロリコンであったため、エリカはまさに範囲内、発射準備完了なのであった。しかし、なぜ彼は悩むのであったのか、というのもエリカは10年前に別れた妻との間の娘だったのである。いくらなんでも18禁で大好きなシチュエーションといっても彼の良心が許さないのであった。だが今日は勝手が違っていた。彼女が持っていた花――それが、自分の元妻の匂いだったのだ。
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第四話 彼女との続き
 小川のせせらぎに合わせて、クジラが踊った。太陽の光は、クジラの体を黒く光らせ、クジラは川幅を越えていた。ここは、クランブ山の山頂。標高は10000mを越す。しかしそこはヒマラヤなどとは異なり、緑にあふれていた。頂上には一本の剣が刺さっており、そこから水が湧き出ている以外は他のどの山とも異ならない。一人の子供が、その剣に寄りかかって絵本を読んでいた。カラスが来て、カァーと鳴いては、つくしが顔を出すのどかな風景である。
 その夜、街は何事もなく静かに眠っていた。カロワは一人明日の宿題に手を走らせ、それに間に合わないのなら、彼女は"チュラス"を呼ぶ魔方陣を彼女の部屋の床の用意していた。しかし予測しえないことは起こるもので、そのころ街では火事が起こった。カロワは、そのことを知らなければよかったのだが、火事が気懸かりになって、何かしたいと思った。チュラフなら何とかしてくれるに違いない。カロワは、魔法のメモを握り締めて、魔方陣の前に立った。魔法と唱え始めると、白い煙が魔法陣より現われ爆発した。失敗である。
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第5話 夢の最果てに
 魔方陣の暴走により、大地は裂け、大気は震え、マニアどもは荒れ狂い、世界は崩壊した……夢を見た。その時頭上から声が聞こえた。「めんどいから死んでくれ」こうして作者の思惑通りカロワは死んだ、ということでめでたしめでたし、といいたいところだがここは所変わって月のコロニー……明日は地球人と交戦することになっているジョニーとキャシーはコロニーのロビーでくつろいでいた。言葉を交わすうちに二人のムードが盛り上がっていく。ベタベタな展開というやつである。ジョニーはキャシーの肩に手を回した。そしてそのまま……(僕良い子だから続きわかんな〜い 注:作者)
 というわけで次の日ジョニーは昨日のことをあれやこれやと思い浮かべ鼻の下を伸ばしていた。舞い上がっていたジョニーは宇宙服を着ないで外に出て死亡。それを知ったキャシーは……
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第6話 キャシーが見たものは……「It's a small world の輝き」
 キャシーは気づいた「これは事件だ」何が彼女をそうさせたのだろうか、と思うか思わないかのうちにキャシーは殺された。「金田一君遅いじゃないか」オッチャンは言った。だがなぜ金田一君の周りには事件が多いのだろうか。答えは簡単さ。「金田一君、犯人はあんただ」「オッチャン冗談はよせよ」「じゃあなぜ犯人を指差す前にカメラをあんなに使うんだ」「ちっ、ばれたか」その言葉にオッチャンは純粋な心をもった幼児がミッキーマウスのバイトをしている人が休憩をするときに、ミッキーの首が取れるのを見てしまったときほどの驚きがあった。その時オッチャンは殺された金田一君シリーズは続く「ジッチャンの名にかけて」
 ちなみにキャシーは何も見ていなかった。
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第7話 思い通りに行かないのが世の中だなんて割り切りたくないから
 「オッチャン!」「金田一!」「美雪!」「わ――」彼らは次元の狭間に飲み込まれた。時は流れて199x年、北条院明美は17歳、父は秘密結社のボス、母はキテレツ君のともだちのみよちゃんで、超大金持ちの天下無敵のヒロインである。ちなみに自宅は日本全部だ。そんな彼女に欠点があるとすれば、恋人の名前がブタゴリラであるということと、髪型が聖子カットということぐらいだ。ある日彼女が庭の海岸で油田を掘っていると、あるスイッチを見つけた。「ハルマゲドン」とかかれていた。明美は興味本位で押してみた。地球は消滅した。「ああ……私……死ぬのね……短くて切ない、そして美しい私の青春に……さよなら……」その時宇宙から地球が消滅するのを見ている一人の男がいた。彼は地球を復活させるため、ナメック星に行こうと決心したが、その3秒後、近くにいた子どもが鳴らしたポップコーンの空き袋のパン!と割れる音でショック死。その子どもは責任を感じたがすぐに忘れた。その子は20年後、幼なじみのハナちゃんと結婚して幸せに暮らしている。舞台は変わって惑星ベジータ。16歳の少年、柏木耕一は自身に眠る鬼の力を解放した。そして目の前にいる父の仇、太助に向かっていった。「うおおおおおッ!!」
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第8話 伝説・処刑・鼻血ブー!?
 耕一は勝った。とりあえず勝ったが身体はボロボロだった。このまま少し休めば鬼の力が傷を癒してくれると思ったのも束の間そんなゲームみたいなちょーしこいたシチュエーションになることはなく、耕一の意思は薄れていった。
 ……そして伝説へ……
 なるなぁぁぁぁ!!!と1人の女の子が耕一の肩を揺すっている。
 しかし返事がない。ただのしかばねのようだ…
 その翌日、女は二人の男を殺したという無実の罪で捕まり処刑された。
 それを見ていた子どもがショックのあまり鼻血を吹いて倒れ、出血多量で死んだのは300年後であり、ナメック星のドラゴンボールで甦ったが、寿命で死んだらしいと、事件ファイル306xxに書いてあった。しかしオレの知ったこっちゃない。
 とかなんとかいいながら、マイケルは花壇で花を食べていた。この後マイケルが病院に運ばれたことは言うまでもない。病室のベッド、何もない部屋、空っぽの頭、水虫の足、目から怪光線。ふふふふ、ドラゴンボールだ。わ〜い……(沈黙)。しかし、この時マイケルは見てしまったのだ!!病院の秘密を!!そして…
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第9話 雲と血とアイオリアのこれ
 「ビームビーム。ガチャンガチャン。ドン。バン。トォー。ボルネオキーック。グサッ。グハッ。グォォー。ウィィィン、ウィィィィン。ダン。ハッ。ていやぁ。サンダァーソォード!ドガーん。MM18式ミサイル!ホーミング!?フェニックス!!キャーー。ワッハッハッハ。ハハ。」―終劇―
 「どうだ、おもしろかったか?」「今時紙芝居じゃだめだよ。それにぜんぜんつまらないし」そう言う子どもたちは元のようにメンコやベーゴマに夢中になった。だめだ、もう死ぬしかない。紙芝居じじいはとても落胆して言葉を漏らした。しかし誰も聞いちゃいない。努力・勝利・友情はもう子どもたちには通じない。旧時代の生ゴミなのだ。この最後の戦隊物紙芝居「モンキー戦隊モンチッチ」が成功しなければ、死ぬという文面の遺書はもう過去に送付してしまった。じじいは海に身投げした。しかしそこにUFOが現われ、「ツー・ツー・ツー・トン・トン・トン・ツー・ツー・ツー」と音を出して逃げていった。希望は残った。モンキー戦隊の紙芝居は私立美術館のメインシンボルにされた。そしてその美術館で、バッハを聞いた少年は狂喜して、気付けばエジプトに行っていた。早速お土産やさんに行った。しかし少年はこの時見つけたお財布が買い物の直後にスラれ、落胆したのは言うまでもなく、レオナルドのこの遠大なる計画を知ることもありえなかったのだった。
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第10話 Mission10
 「レオナルド。懐かしい響きだ。この名を聞くとあの青き日々を思い出すよ…」
 ジョセフおじいさんは孫たちを囲み悠々と話しつづけた。
 「あれは、今から50年前の話じゃった…。当時奴とわしは常に競い合っていての。そうあれもそうじゃった。当時、わしらの通っておった高校には、幼なじみで憧れの娘がおっての……」「うるせぇ、ボケじじい」そう孫がツッコンだ瞬間、じじいの体が光り出した。「しぎゃ―ッ!」怪獣ケロンパス、略してケロちゃんである。
 ケロちゃんはカードを守る使命を忘れ、眠っていたところ、ひょんなことから本を開けたジョセフじいさんと融合。その時発生したエネルギーのせいで、「よけろナッパ!」とか言いつつ、某戦闘民は滅亡し、月は3回ほど壊され、天空×(ペケ)字拳はただの体当たりっぽいし、となりのじいさんの青春がよみがえったり、某小学生はなぜか「レリーズ!」と唱えてクロウカードを捕獲したりした。その後、宇宙は混沌とした時を向かえ、その間に、ジョセフは世界を救ったりした、がそれは別の話である。
 かくして復活したケロちゃんの手によって、孫たちは次元の狭間へと消えていった。

次回予告
 復活したケロちゃんを倒すため、立ち上がった2人と1匹。彼らをめぐる戦いの中、街ではオッポレ祭りがHeat up!その時となりのじいさんはもちをのどに詰まらせ死亡!
 次回、決戦、アクアベース! 来週もボクといっしょにレ○ース!!
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