船底部を入れる これは簡単, ボンドが乾くのを待つだけ 船底に“平成20年5月 自分とブルーさんの共同制作”のタグを貼り付けておく これまでのウジウジした細かな部品作りから開放されて一番気分が高揚する時です。
2つ割り船体の上半分を載せる ここ迄は簡単なるも、今後ボンドを付ける際に目的外の個所にうっかり付けてしまわない様注意の事 特に糸に付いたりして別の糸とくっ付いたりしたら、場所によっては苦労する事になる。 ガラス面に付いた時はあわててふき取りにかからないで、乾燥するのを待って(透明になるのを待って)適当な工具で引掻くと綺麗に取れる ここで、ジブの糸は順番によじれない様に上部に、ラットラインは左舷側と右舷側に分けてマストが移動して行き易い様にセロテープで仮止めしておく。
これからの作業をするに当たり、思う様にならずキーッとなって放り出してしまわない為にも座禅の心境でもって心を落ち着けて行う必要が有ります。 フォアマストに前もって開けておいた所定の孔にラットライン及び各ジブの糸を通し、壜の口からそっと押し込む。・・・この段階からフォアマストの固定迄の過程が最大の山場です。 (この時点で撮影の為に移動して、糸がグチャグチャになると困るので作業中の状態で撮影)
壜の口から入ってすぐの所でマストに通したジブの糸を利用して宙吊り状態で仮止めして、糸の捩れや絡まり、縺れ等を念入りにチェックして修正する(重要ポイント)・・・・・入口に近い方が作業をし易い
ボトルシップを作る過程を綴って行きます