まずは工作用具の紹介 たいした物はいりません、と言うか殆んどが手作りです。 1 カッターナイフ 2 ピンバイス及び各サイズのドリル(大小様々な穴を開けるのに大活躍します) 3 サンドペーパー 4 筆 5 虫ピン 6 爪切り(ボンドを塗って腰を強くした糸や虫ピン、エナメル線等を切るのに使います) 7 木工ボンド(水性なので水で薄まります) 8 注射器(重宝します) 9 ピンセット(大小様々、必要なら用途に応じて自作します) 10 ビンの中の所定の位置に納めたり、接着剤を付けたり、糸を切ったりするのに壜の形状に合わせて自在に曲げれる様な5ミリ程度の太さのアルミ線(この先に用途に合わせて剃刀の刃やフック等を取り付けます)
各種帆の方はせっかく作ったけれど、仕上げるに当たり色々と不都合があるので、作り直す事にしました。 甲板は材木が敷き詰められているので、本当は白じゃないんだけれどまあいいか・・・ 課業のタンツーを思い出すなぁ(木甲板に砂をばら撒いて軽石の様な物とか2つ割の椰子の実で磨く) 旗を作らないと・・・メインマストの航海訓練所の旗はこの際無くても良いか・・・でも、船尾の日の丸はやっぱり欲しいなぁ・・・ フックが気になるけれど(ホッチキスの刃を加工して舷側に沿って並べて自然な感じにしたかったけれどまあ良いか・・・)
以下の各種帆を作る フォアマスト、メインマスト、ミヅンマスト用の帆及びジガーマスト用の帆、ジブ、ステイスル、を仕上げる。 日の丸の旗を作る ラットラインも気になるけれど、これを手作りするのは面倒なので、そのまま使う事にしました。
帆を取り付けた時に風を受けて膨らんでいる様な感じを持たせる為に丸みを付ける。 丸い鉛筆の様な物に巻きつけて暫く放置しておく。
船体にジブを取付けて(船首側の三角帆)、マストを仮に立ててみて、帆のサイズや孔の位置関係やフックの位置関係をチェックする。 ※ 市販のキットと異なりオリジナルの場合この段階が一番重要となります。 この段階のチェックが不十分だとボトル内での組立作業に齟齬を来たし、リカバリーに苦労するか投出す事になります。 ウーン、孔の位置と数、そしてフックの位置が・・・ 手直し個所が沢山・・・それにしてもプロペラ、アンカー、舵輪、レーダー、インマルサット、膨張式救命筏等が無いのが気になるなぁ・・・ちょっとマニアックかなぁ・・・ ブルーのラインが有るなら船首像も欲しいなぁ・・・
各マストに帆をつける際各ヤードに糸を完全に固定してしまわない。・・・サイズが大きくなり過ぎて壜の口から入らなくなる 仕上がり状態を見るとさほど感じないが、壜の口から出て来る糸の数が多いので絡まり易くなる。 ボンドとの相性と滑り易さの点から縺れ難い絹糸がお勧めです。
だんだん帆船らしくなってきたぞ・・・・・ アレー・・・ジガーマストのラットラインと救命艇の位置関係がまずいなぁ・・・ これじゃラットラインが邪魔になって救命艇を降ろす事が出来ない・・・ ブルワークとハンドレールが2重に付いていたり在るべき所に無かったり・・・ マァいいか・・・ロープワークそのものが違うんだから・・・
ボトルシップを作る過程を綴って行きます
(1) 日本丸