Evangelion Genesis y:x 更新日誌(2002 年 8 月)

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8 月 30 日。
「こりゃ 3mm じゃねぇな」と一目で見破ったサッシ屋さん。 その直後に「4mm かなぁ」。 測ってみればガラス厚、約 3.2mm。0.2mm の違いをメノコで見分けたんはさすがプロ、 ... だが、ふだん 3mm 厚までしか扱ってないんね。

ちなみにノギスで 3.18-3.19mm が読み値、 これが「1/8 inch やね」とすらすら出てきたこっちもアレだが。 一所懸命 25.2mm とか(ふつーのスケールで)測っていってたが、 これももちろん 1 inch だろう。インチ規格を扱ったことないんがガラス嵌めて大丈夫なんかいな。


8 月 29 日。
どーも受難の月らしい。朝カーテンを開けてみれば窓ガラスが割れていた。 二重ガラスの内側が全面粉々に、いかにも強化ガラスらしい風体で。
ガラスが割れてる
近寄るの恐いので斜めから。 ちなみに内外の温度差でこーなるんだそーだ。そーいやなんか夜ピキピキ鳴ってたよーな気がする。 朝の時点では全面割れてるわりに一片も剥がれ落ちてなかったが、 今これを書いてる夜の時点では数パーセントほど落ちだしている (ビニールかぶせて被害拡がらんよーにはしてあるが)。 サッシごと交換する時点では半分くらい落ちてるに違いない。

ところで、つまるとこ昨夜ずっとヒビが進行してたということになるわけだが、 ... 寝てた私の頭、このサッシから 1m ばかしのところにあったんですが。昨夜の時点で地震があったら 笑いごとじゃすまん話になってたんだがな。


8 月 27 日。
自転車のブレーキワイヤが切れる。 後で気付いたがブレーキ側キャップが飛んで紛失していた。ブレーキごと交換となる予定。 しかし自転車屋さんまでほぼ 20‰下り一方の道は恐いぞう (← 乗ってくつもりらしい)。

atropos の故障から再起まで。
1 週間ほどまえ、重負荷をかけるとサウンドにノイズが混じるようになり、 しばしば HDD が落ちて再起動を繰り返すようになった。 さすがに HDD に御臨終されると困るので電源購入、Seasonic SS-350FS.

Antec True のが好みだが、AT 機に付く ATX 電源となるとそう選り好みできん。 電源スイッチはリセットボタンを借りることとして、再組み立て。 しかしてビクとも起動せず。 (煩いだけなので普段は繋いでない) スピーカーつないでみると POST でビープ音。 メモリかマザーまでお亡くなりになられたかと一時は atropos 再起を絶望視したが、 電源の初期不良(ではないと実は思うが詳細は略。結果的に電源交換で動いたし) っつうことで電源交換で正常起動。

分かったことがいくつか。
「サウンドにノイズが混じる」のはてっきり PCI バスが重負荷で塞がってサウンドの I/O が間に合わなくなるからだと思ってたのだが、電源交換後は収まった。 電源電圧のフラツキによるものだったらしい。

350FS の電源ファンは稼働中も最低速度に近い。... 末期の Silencer Slim 270 は恒常 80W も出なくなってたんかい。

その 350FS、意外に良いファンを積んでるな。音から想像するよりは風量が豊か。 組み上げ後の絶対的な音量そのものは Silencer 時代のほうが心なし小さいが、 風量の増大でマシン内の風切り音が増えたためもあるだろうから、善悪は判断しない。

AM ラジオへのノイズの質がいくらか変わった。 Silencer, 350FS ともども電源由来のノイズはかなりあるようだ。 マシン由来のノイズは CRT 由来のノイズの半分くらいかな。

atropos が使えない間、ulicul と kuhn を使っていたが、... しみじみ聴けば i815 の内蔵サウンドって酷い音だねぇ。 廉価版 live! のほうがまだマシな音を出す。ミニコンポ付属のスピーカーですら区別がつく。 ATX 移行の時はサウンドカード要らないつもりでいたけど、ダメだこら。 サウンドカード用のスロット一つ勘定に入れとかんと。

メールの最終着信地を kuhn に振りかえた。atropos 復活後もそのままだ。 復活してみても atropos のお仕事はもはや printer server だけである。 ... いっとくが何のメタファーもないぞ。たぶん。

ATX 電源化したので、マザーの BIOS の機能にあった suspend なるものを試す。 いちおう linux 環境でも auto でサスペンドした、らしいがよくわからん。 なにしろ 5 秒以上経過するとキーボード叩いても復活せん。 電源ファンも止まらんし、意味ないぞぅ。

故障部位調査中、FSB を 100MHz に落していた。で、起動確認後そのまま組み上げてしまった。 ふと「どーだったけ」と cat /proc/cpuinfo するまでまったく気付かず。 25% も遅くなってたのに。まだ負荷かけてねーといっても。 やっぱ 200% くらい変わらんと分からんか。

椅子の件といい atropos の件といい、中途半端に金の出ていきそーなことを二つ阻止した。 これは SL-A300 買えという神のお告げに違いない。というわけで、 カーネルソース公開のタイミングに購入予定としてみた (open つうても実際に公開されるまでは信用できん)。


8 月 19 日。
fj.*.input-methods だったかな。名前が長いんでちゃんと覚えてない ... とこで、 かな変換の話が続いている。そん中で国文法屋さんを叩く声がある。 このへんの仕事は情報屋さんがやるしかない、位の意味ではあるが。

計量国語学な人達の無視されっぷりがとっても素晴しい。 ただ、最長二文節一致が登場したころに (なんであんな根拠もへったくれもないもん使うんだと) 怒り狂ってたのがまったく情報屋さんに伝わってないというあたりからの伝統ではあるな。

たとえば形容動詞の扱いが学校文法と全く違うのは計量国語学屋さんの成果の一つだと思うし、 最近は学会誌にもちらほら「最長一致」の語がみえて、なんとかして理論付けられんか と苦心してる様子も窺える ── などと擁護記事をポストしかけて、 ふと役員名簿を見ればなんのことはない、 過半数がいつのまにやら情報屋出身の人達に占められている。 よーするにフレームワークごとまるまる情報屋さんに乗っ取られて、 「情報屋さんがやるしかない」ということの証明にしかなってないのであった。

国語学の中でも辺境の統計屋と 情報科学のわりと中心近くにある人工知能屋とでは もともとの人口が違いすぎるっつーても、無惨。


8 月 17 日。
ADSL な続きの続き。近所に ISDN が居ないかどーかチェック。チェックの方法はヒミツ。

いないよーなんではあるが、ふと気付けば目の前に ISDN 公衆電話が鎮座ましましていた。 ... えーと、たぶんこれも数のうちに入るんだろうねぇ ... sigh.


8 月 15 日。
昨日みごとに忘れ去られていたターン A。唯一リアルタイムで観てたしな、とつぶやいてみる。 あんまり関係ないか ... こいつはラスト数話(+ 劇場版)みてないんだが、観るメドがぜんぜん立たんな。
8 月 14 日。
椅子な話の続き、みっつ目。朝一でプレートが届いた。仕事はえぇ〜というか、 実は盆明けだろうと覚悟してたところ、もうしわけない > 山善さん。

新旧プレート比較してみれば、なにげに溶接回りが強化されてたので、 故障モードとしては実は知ってたということであろう。

椅子が直ったので atropos のまえに座って録画してあったのをみた。 で『ガンダム W』をラストまで見た。
これで大きいトコでは初代、Z、V、G、W、X、細かいトコで 0080、W EndlessWaltz を見終ったことになる。 のこる ZZ がただいま途中、細かいのでは 0083、MS08 と劇場版系統をいくつか残してるのかな。

終りよければすべてよしってことで W が好み。 戦略レベルでの動きが主人公達関係ないとこでちゃんと描かれたこともよかった。 おかげで中だるみもなく飽きなかった。 もっとも戦術レベルでのガンダムパイロットの神格視(「彼らならやってくれる!」というやつ) が酷かったのでこのあたりは差引ゼロかも。

人物を描くという意味では UC 系統に劣るのだが ... ラストでデュオ、トロワ、カトルが 3 人まとめてなんぼの世界になってしまうあたりとか。 でもまー、最初から人物描写放棄気味なのは覚悟の上なんだろう。
全部見終ってみれば EndlessWaltz の一般評価イマイチなんがなんとなく理解できたが、 個人的にはそんなに落ちるとは思わなかった。

次点は V。 UC 系統としてはめずらしくまともに話が出来てると思う。 で、正しく話ができてれば人物描写密度という点で 非 UC 系統の敵ではないのだが ... ないのだけど、 たとえば W のドロシーは別にそんなでもなかったが、こっちのカテジナさんほんとーにウザくて。 本家の思いきりの良さは褒めたいとこなんだが、すまん、ちょっとやりすぎだと思う。 このあたりが UC 系統の個人的評価を下げる根幹だと思ってる。

X の評価は以前は高かったんだが、W 観たあとだと X でなにやりたかったのか、 そして何ができなかったのかがみえてしまって少し下がった。 これなら X 観るくらいなら W 観る。ん〜打ちきりさえなければ、 っつーか、ヘンに本家マネして中だるみ作っちゃったのがまずかったねぇ。

0080. わりと面白かったけど ... どーやっても「外伝」という以上のインパクトは持てないなぁ。 自分の周りの人達を守るという観点から出発し、 そして最後までその段階に留まったことによるひよわさだから、それはしゃーないことだけどね。

G。想像よりは面白かった、とは前に書いた。中盤の熱さっつうかもはや暑苦しさが ラストでどういう風に昇華されるかってのを期待したとこでハズした感があったのがちょっと。

初代、Z。どうにもシャアの位置どりが悪くて観ててきつかった。 アニメ観だしたんはいわゆる『ガンダム以降』なんで、 初代とか Z あたりの話の造り、演出はデフォルトの世代だもんでまさに観るとこなしの状態だった。

ところで、ZZ 見終ってない段階で書くっつうのは つまり ZZ がぶっちぎりで最下位を走ってて浮上の気配すら見せてないから。 きっと録画枠がぶつかるやつがでてきたら枠は消されると思う。


8 月 13 日。
椅子な話の続き。
「うわ、そこって壊れてはいけない場所なんですよね ... プレート、送りますんで」
てわけで、プレートの無料交換とあいなった。 4 年目で保証書もなんもないどころか 実際にモノがここにあることすら証明してない段階でのこの対応はかなり良かった部類に入ると思うが、 そっちが本題ではなく、 「壊れてはいけない場所」という表現がちょっと気に入った。 なかなかでけんわね、こういう表現。 自分とこの商品に対するプライドのありかたに好感が持てる。

まあ、椅子を椅子として大人しく使ってるかぎり壊れるとこではないのかもしれないが、 ... てのは嘘っぽくて、 先代の椅子もリクライニングを支える鉄の板バネが金属疲労で折れてゴミ捨て場行きになってんので、 故障モードとしてはむしろありがちなほうだと思うんだが、 2 年で寿命がくるはずのガスシリンダー部が今だ健在っつうのに感激されたこともあって 細かいことはつっこまかなった。


8 月 12 日。
まあ、山ほど書くことはあるわけだが。

ひとっつ目。某に私の物語評を評されて曰く

「主人公がヤな性格だと評価がとことん甘くなるぞ」
そういうほうが個人的に感情移入しやすいってのはあるかもしれんし、 鋭角な話なら多少ヘタれててもなんとか読めるとかはあるかもしんないが。

最近の日誌での感想で主人公がヤな奴という条件をみたすものが思い浮かばない、 っつーか、なんだ? ここんとこの感想はアニメ散見だけなんか? しょーがねーなぁ、 ではなくて、おかげでちと比較対照が難しい。手近なとこで 5/4 まで遡る必要があった。このうちでヤな奴っつうと、『エリアル』の岸田博士が相当するんかな。
ふむ。『エリアル』そのものの評価はおいといて、 たしかに同じ構造のまま相当にヘタれてても岸田博士が居るだけで読めるかもしんない。

ふたっつ目。椅子が壊れた。同名前の椅子がなかったんだが、 これが同型かな。 型番違うけど出どころ同じだし。 気力尽きてそのまま寝るのにちょうど良いつーか、 それを最優先にしたためにキーボード叩くときの前傾がやや辛いという 本末転倒なところもあったりする椅子であった。あぐらくんで座るには良いが。
で、そのリクライニングの要となる座部取り付け用プレートの溶接が矧がれた。 確かにもっとも力のかかる部分ではあるな、... おかげで自力修理しようもなく、 修理の問い合わせメールとなり。当然だが返事は盆休み明けであろう ...

そーするとだ。なんらかのケリがつくまで atropos が端末としてはまったく使えない状態となる。 主端末を kuhn に移行中だったのが幸いっつーか、kuhn をふだん叩く時も同じ椅子なので kuhn も(普段と同様には)使えんっつーか。 今これはソファに座った状態で kuhn をひざの上において叩いている。 ノート型なら椅子なしでもなんとかなるが、でもやっぱり正規(?)の姿勢からはほどとおい。うう。

ところでどーでもいいことだが。atropos 上で書いた日誌と kuhn 上で書いた日誌は区別がつく。 他ので書いた場合もその環境に沿うはずだが、upload するまえに このどちらかで直される確率が高いので結局このどちらかになる。 ... 1 行の文字数が違う。kuhn で使う時のほうが emacs の幅が狭いので、 1 行が短い。ま、どーでもいいっちゃどーでもいいことだけど。

ふたっつ目半。部屋のそーじした。 ... 椅子のパンフ探すのに家探ししたとも言うが、それはどっかに置いとくとして。 あちこちから発掘された現金、しめて約 10 万円なり。 雑多の紙のたばに紛れてゴミ箱行き寸前のものもあり。ヘソクリ置く趣味はないのだがな。 しかし、そのまんま椅子買うのに消えていくような気がするのは気のせいか。

みっつ目。母親が ADSL やりたいと言い出した。 どこから聞き込んだのか yahoo BB やら東京電話やらという固有名詞まで持ち出して。 もっとも yahoo BB 使うとすればマイラインで東京電話を指定するわきゃなかろうってあたり、 表面なぞってるだけではある。
誰がサポート&メンテするんか一目瞭然な気はするが、 global IP ひとつ中継に確保できるんならまあいいかと思うのであった。

ちなみに、ケーブルというのも比較対照的に頭にあったようなんだが(ま、ここで使ってる訳だし)、 private IP だとリモートでメンテできないのでこちらでそっこーで除外させていただいた。 決して私が global IP が欲しいがために ADSL を選ぶ、訳ではない。たぶん。


8 月 11 日。
てわけで、コミケには行かず(行けず)。カタログは買ってたし、久しぶりに progressive 漁りにいけたらいいなとか思わないでもなかったが。
8 月 1 日。
atropos 停止テストのため日誌の upload できずってののついでで日誌書きをさぼりし日々となり。 寝不足で死にそうってのもあるが ...
mail の一部の着信、web upload のほとんど、WINS サーバ、printer サーバなどが 未だ残る atropos の担当 ... かつては atropos の一党独裁だったことを思うと涙が。

mail の最終着信地になるマシンが間欠起動でも postfix (or sendmail) は ちゃんと遅延配達してくれるのねって当然の機能ではあるが、 サイトごと落っこちているのが復活しての再送と、 ほとんど停止しっぱなしのマシンが間欠復活した瞬間を捉えての再送じゃ挙動の意味が異なるので 多少不安ではあった。

先月買った無線 AP の WL11AP2 だが、無線カード間の ad hoc モードよかちったぁスループットが上がるかと思いきや むしろ心無しか落ちた。ttcp で 3Mbps 越えがやっと ... 中開いてみたら ARM7 (40MHz) と 蟹さん (8019) であった。そら上がらん。atropos が AP やってたほうが資源に余裕がある。
しかし under 10000 円で Psion 5mx より CPU が豪華ってのもナンだな。

Infrastructure モードを使うのは初めてだが、 カード側を省電力モードを ON にしておくととんでもなく遅い。 ping で 100ms 〜 300ms 台って、AirH か何かか? 省電力モードを切ると 3ms 台になるわけだが、... 他方、ad hoc モード時、 省電力モードを ON にしておいても 3ms 台だった (OFF にしても 3ms だが)。 もしかして ad hoc モード時は省電力モードの設定は意味がない?


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