Evangelion Genesis y:x 更新日誌(2002 年 7 月)

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7 月 31 日。
無線LANアクセスポイントなるものを一つ注文したら、 webpage の表示価格より発注時の価格のほうが安かった。 ちょうど値下げタイミングで発注したってことで、「これってらっきー?」 と喜ぶ。 ページのほうの値段はまだ改定されてなかったことでもあるし。
さっき見たらページのほうの値段も更新されていた。 そして、もすこしマシ (つまり高価だった) な奴が、 もっと大きく値下げしていて注文したやつを下回っていた (まぁ型落ち品だし) という事実を知って泣いた。
あうぅ、そうくるかい。

ところで。 atropos が担当する仕事のうち、無線〜有線間ブリッジだけが他のマシンに移行できなかったための アクセスポイントの購入だったが、ここで買うのはブロードバンドルータでもよかった (そして、こっちのが安い)。 今 parteno が担当している NAT の routing をそれにまかせて parteno に無線〜有線間ブリッジをさせるということで (この仕事を同時に担当させるには parteno には I/F が足りない)。

しかしてちょっと調べて分かったことは、linux マシンに NAT box させてるトコに いまさらやすもんのブロードバンドルータをあてがうことはできないらしい、ということであった ... この場合、子羊買うくらいならアクセスポイント買うってば。

もひとつ物ネタ。
某所で Linux Zaurus SL-A300 の展示品を触った。構成上やむを得ないとはいえ、 むちゃくちゃ遅かった。 CPU が遅いとか画面描画が鈍いとかいった「重い」という鈍さとは違い、 テンポがずれるという遅さ。ちょい間があって、そして素早く描画されるといった風。 どんくさいながら一所懸命描画(or 計算)してるとった類の遅さではないので、一見では 「おお意外に速え」と勘違いしたりもした。


7 月 30 日。
某所の記述にて。
「MGLフォントの資料を読んでみると、フォントマップの計算が微妙にアレな ...」
... あのマッピングは NEC の Font ROM の仕様由来なので あっちにモンクつけるよーに、などと書いてみる。 MGL → MGL2 と汎用化してもメモリが高価だという前提は変わってないから、 Font ROM のように詰め込み気味のマッピングを MGL2 で崩す理由はなかった。 96/94 に伸長する計算はせせこましいっちゃあせせこましいんだが。

さらに BDF to MGL のマッパは微妙にいろいろバギーで、 新フォントセットを一つコンバートしようとするたびに ちょっとずつ修正パッチが入るというとーっても恐いシロモノ。 汎用コードと思ってそのまま使うとハマる。 MGL2 のフォントレンダラが硬直した仕様なのでそれで足りる (新フォントを使おうとするたびに MGL2 本体のレンダラのコードにもパッチが入るから、 ついでってことで) のだが 、
やー、直そうというつもりはあるんだけど。 いまのままだと k14 も東雲も使えないから、画面が美しくないし。 ... つうか、直したコードがあったんだが、GPL なので MGL2 (これは BSD L.) にマージでけん。 スクラッチから書き起こす気もせず ほっとかれているうちにコードをロストしてしまった。

このあたり jfbterm の pcf ローダのほうが挙動としてはマシなのだが、 メモリイーターなうえに遅いので PDA 方面の用途には使いモンにならへん。 ... fontset を 4 つロードしたら 20MB 食いやがった (font を 4 つという意味にあらず; private version の話)。
jfbterm は kon と違い、(config file を引数から上書きすることもできねーってのに) フォントハンドラを複数の jfbterm 間で共有しない。 このため、jfbterm を N 個起動したら N x 20MB のメモリを食うことになる。
主記憶 16MB しかねーってのにやってられるか。

以上、 他人が使うぶんには現状程度の porting でも許せるが、 自分でも使うとなると許せんという話 (をい)。
もちろん逆 (自分で使うぶんにはこれでいいが他人に使ってもらうとなると問題だろ、というやつ; 他人が自発的に使うぶんにはもともと管轄外) もあるわけだけどねぇ。


7 月 29 日。
まあ、なるんじゃないかな〜とは思ったが、本日午後、atropos 再びダウン。リプレース決定。
ダウンに至る道が一昨日と同じというあたり、まだタチが良いが、これ以上ほっとくと マザーから CPU からみな道連れにされそうだ。

ちなみに昨日はダウンしなかった。マシンと同じ部屋に人が居たため、 昼も人間の住める環境になっていたからだろう。


7 月 27 日。
この暑い中のテニス。水を飲んだら苦かった。なんとなく予感があって、 ちょろと汗なめたら旨いでやんの。塩分(かビタミン)欠乏症やねぇ。 1 リットルかそこら水は飲んだが水しか飲んでねーもんな。

さて。家に戻ってみれば、atropos がダウンしていた。 syslog からみて午後 3 時すぎ、熱で電源がフラつき、 挿してあった無線 LAN カードが電圧低下で発狂し、 自動復帰すべく CPU が 30 分ほど東奔西走したあげくダウンしたとのこと。

(電気食いの) キャプチャカードと無線 LAN カードが同居できなくなったし、 電源 (Silencer Slim) もさすがに寿命か。7 年目だか 8 年目だか忘れたが、 今夏は乗り切れそうにない。南無 ...


7 月 26 日。
ジョン・ダニング 『死の蔵書』 早川
古本あさり屋のボビーが殺され、それを本好きの警官ジェーンウェイが追いかける ... というメインプロットはプロットとして、あの本が値上がりするのは許せんとかあの初版本は良いぞうとか いった古書に対する批評やら蘊蓄やらがヤマほど詰め込まれて、 どちらかといえば後者がメインに見えるわけである。 なんつーても、メインコンテクストはどんどんボビーの事件から離れていく。 作者の興味はボビーの事件になんかない (ようにしか見えん)。

問題なのは、だ。 その批評やら蘊蓄やらがと〜っても退屈なんだな、なぐり書きしたメモ読まされてるような平坦さで。 人物造形の淡白さとあいまって読むのがかなりしんどい。

ラストまで読み通したとき、物語の根幹が確かにボビーの事件にあったこと、 またこの本が HM (ハヤカワ「ミステリ」) の枠で語ることができるものであることが分かる。 S. キングに喧嘩売ってるような批評はさすがに本筋とは無関係に挿入されたものであるにせよ、 それ以外のほとんどすべての蘊蓄話が主筋に絡む ... 裏話のたぐいを独立したエピソードとして 主筋とは分けて読んではならないことに気付いたのはラスト直前だった。

全部で 540 ページ程のこの本のうち、読んだと言えるのはラスト 40 ページだけだ。 が、それでも十分に面白かった。

ところで、警官が探偵やる話は基本的にイギリスの小説だ。 ... つまり、推理なる知的活動をしてもさほど現実ばなれしないと見なされる程度には 警官が敬意をもって遇されていなければならないという意味で、 アメリカの小説ではありえない(きっぱり)。
ダニング氏はアメリカ人だし、ジェーンウェイの会話のウイットもアメリカ的で、 典型的なアメリカ的な小説にしちゃ警官が主役張って頭使ってんだが、やっぱりというかなんというか、 話の中では主人公が新聞でビシバシ叩かれてるあたり、ちゃんとアメリカ的なのであった。 妙な具合に辻褄が合っていてちょっと笑った。

「どうしてそのことに今まで気がつかなかったんだろう」
「おまえさんは本を見るのに忙しかったのさ」
本好きっちゃあしょうがないかもな :-)
しかし、笑って通りすぎるだけの会話に見えて実は本筋で意味を持ちやがんだもんな ... こんなんでさえ。
7 月 25 日。
ま、書かざるをえないだろ、ってことで。ひさしぶりに OHPA ML な話。
大昔の喧嘩の件が今ごろ引用されていた。けっこ驚いた。

基本的に喧嘩別れとゆーものが「おまえなんかあっちいっちゃえ」で終わる以上、 前後の文脈抜きにすれば大言壮語にしか見えんのは、そーゆーもんだろうから、 いちいち引っ張ってきて叩くネタにせんでもとは思う。 感情のガス抜きには良いかもしれんが、いきなりネタに引っ張りだされる身にもなってみぃ。ま、それはともかく。 法的にも技術的にもプロジェクト的にも何の意味もないのがちと気になる。

沈黙を守ることが彼の利益になる以上、彼が積極的に話すはずはない。 「話せ」と問い詰めるのがたいして役立たんのは TV の国会中継見てても分かりそうなもんで、 沈黙を守ることが彼の不利益になるように誘導するか、 あるいは話すことが彼の利益になることを主張しなければならない。 論理のベースラインはそのあたりに置かねばならない ... と思うんだが、 どういうつもりで ML の人達は彼を難詰してんだ?

予約金と出資金の引き上げ(解約)へは「MorphyOne が出来なくなってもよいのか」 という形で抵抗してきてるんだから、 全額引き上げて MorphyOne を造る別プロジェクトを起こす(フリ)のが方針としては分かりやすい。 法的には五分五分かもしれないが、それはどうでもいい (どんな方法をとっても資金が戻ってくる確率はそんなに変わらん)。 大切なのは彼の継続意欲を奪うことにある。

「MorphyOne 造りたいんだが」という彼の語りに対し、 未練を残すような応対をすればそりゃあそれにしがみついてくるに決まってるし、 予約者出資者あわせて 800 人からいる集団で意志の統一なんかそうそうできっこない。 「MorphyOne が出来ると嬉しいのは確かだが、あんたが造る必要はない」 と関係者全員が言いきるための準備が結局は必要だ。

... それができないから足元みられてんだろうけども。


7 月 22 日。
頭痛快癒。 「このテのやつは月曜になると治るんだよな〜、不思議っつうか、土日を返せっつうか」 ── というのが頭にあったので、どーせ今日あたり治るんだろうという見通しではあった。 ちなみに元ネタは寝不足と冷房病とみる。

なんにしても頭ん中クリアってのはいいことだ。てことで、録ってあった『青の 6 号』 を観かけて 3 分で鑑賞中止。... あまりに下手な CG ワークに頭痛がぶりかえしそうだった。
レイノルズ数の表現、重力の表現、屈折率の表現、被写界深度の表現。 表現に余裕がないからバランスがガタガタ。
特に、臨界未満で波頭が崩れない(白波の立たない)、まるで油面のような海の表現にはいいかげん飽きた。 もちろん臨界ぎりぎりがいちばん難しいんだが、それが出来ないんなら CG なんてやめてしまえ。


7 月 21 日。
jfbterm の体感速度を落している trivial bug 発見。fix 後、劇的な改善を得る ... わりにベンチ的にはビタ一文かわらず。 もしかして known bug だったがそのままほっとかれていたというやつ?
レポートどころかパッチさえ作らず。頭痛かったもんで。
7 月 19 日。
ただいま ... っつうか。ほんとは昨日だが。 眠いし、頭痛いし、目は痛いし、耳も痛いし、 ついでに口内炎も出来てて口も痛いし、満身創痍というか首から上しか創痍でないかもしれないが、 ともかく満身創痍で昨日はダウンした。今日もダウン寸前だけど。

5mx で jbfterm 動かそうとしてる人がいて、その付き合いでこちらでも動かしてみたら むちゃくちゃおそい。端末で言って 19200bps 位。 言っとくが s5 の日本語化コンソールは38400bps というほど遅くなく、 ナマの英語コンソールに至っては爆速で体感では計測不能。

「モバの jfbterm だってこんなに遅くなかったと思うぞぅ??」
というわけでちょろちょろとコードと gprof 眺めて 10% ほど速くしてみたが、 今ちょうど 2bpp のパッチが jfbterm 本家に取り込まれようとしてるとこで、コード触る気せんのね。

頭痛いし、本家にコードが入ったら考えよう ...


7 月 11 日。
Psion s5 に続いてモバの分解についてまとめる途中でダウンした。 今さら感が 5mx よりあるのと、バラした目的があんまりない (s5 のついでだ) ので、 まとめる方向性の方針がたたなかった。
7 月 10 日。
Symbol LA4137 というものが手元にある。 正しくは Symbol Wireless Networker CompactFlash という CF type I の無線 LAN card だが。 これを linux で動かすまでの遍歴 ──

1 周目。どーせ Prism2 だろうしってんでそのまま orinoco_cs (in pcmcia-cs 3.1.33) で動かす → 初期化に失敗して起動せず。

インターミッションその 1. 「ほえ?」などと呟きつつ、dump_cis してタプルを読む。 ちゃんと無線 LAN カードとして認識してた。 lan_node_id が "00 00 00 00 00 00" となって読み取れてなかったが、 初期化に失敗するようならまずはそんなもんだろう。

2 周目。タプルの読み方に癖があんならってんで pcmcia-cs を最新の 3.1.34 にして orinoco_cs で起動 → やっぱり初期化に失敗して起動せず(失敗の仕方も同じ)。

3 周目。多少マジメになる。 grep -i symbol pcmcia-cs して Symbol の名が SUPPORTED.CARDS にあることを確認し、 pcmcia-cs に debug option 入れて make しなおす。失敗位置を得て驚く。 そもそもコマンド受け付けてない ... とても SUPPORTED CARD とは思えん。 orinoco_cs (version 0.11b) in pcmcia-cs を放棄。

インターミッションその 2. カーネル (2.4.18) 付属の orinoco_cs を見るも、こちらのほうが version が古い (version 0.09b)。放棄。

4 周目。Symbol から Linux reference driver の サイトへ。 そこから spectrum24-11mbit-CF 1.03 を拾ってくる。→ 認識すらしねぇよ -_-;;

5 周目。spectrum24-11mbit-CF の CVS 版を拾ってくる。 なんと tarball にまとめられたコードより古い (1.02)。CVS の意味ないってば ...

インターミッションその 3. ちなみに、この Linux reference driver の開発は事実上ストップしている。 コードのほとんどがカーネルにマージされたためらしい。 ... そのカーネルのコードが使いもんにならねーんだってばさ。

インターミッションその 4. Symbol LA4137 の起動実績は google で当たっても 1 件しか出てこない (失敗事例はけっこうある)。で、 その事例が spectrum24t 1.05 + private patch である。 private patch のほうはその場にあったが、"1.05" なんて本家にもねーぞ、おい。

6 周目。Spectrum24 系のドライバサイトはもう一ヶ所ある。 Linux reference driver の事実上の後継にあたる。 ... まあ、カーネルにマージしたはずのコードが別プロジェクトとして生き残ってんだから、 カーネル付属のドライバの出来は推して知るべしではあった。
ソースは standalone としても、kernel pcmcia driver としても、pcmcia-cs driver としても make できるんだそうな。とりあえず最新の spectrum24-0.3.4 を pcmcia-cs 用に make → compile error でコケた。

インターミッションその 5. kernel pcmcia driver としても standalone としても make できず (compile error でコケる)。 ちなみにエラーの仕方は 3 種類とも異なる。どれが有望株かはちょい言いがたい。

インターミッションその 6. CHANGES を読むと orinoco 0.12 を要求するとある。pcmcia-cs 3.1.34 (言っとくが最新だ) の orinoco 0.11b ではダメだと。pcmcia-cs の beta 最新 (7/2 version) を拾ってくる。 ... こいつも version 0.11b でやんの。

インターミッションその 7. kernel 2.5.22 (だったかな、2.5 系の最新)、kernel 2.4.19-pre10-ac2 (2.4 系の最新でメジャーなもの) を拾ってくるも、0.12 見当たらず。いったいどこにあるんだ? pcmcia-cs は CVS を公開してないので、alpha ソースは拾えないし ...

7 周目。version を一つ落して spectrum24-0.3.3 を拾ってくる。make は通った。 起動 → エラーでコケる。

インターミッションその 8. ただし、エラーの形は有望っぽい。"/proc/herms/<NULL>" が作れないといってくるものだ。つまり、初期化には成功している、らしい。 ... null pointer assignment っぽいエラーが一番マシと言うあたり、なんか終わってるが。

8 周目。引数が値渡しからポインタ渡しに変わったため "eth0" という名前の受渡しに失敗していた。 名前が(たぶん)正しく渡るように書き換え、make して起動 → モジュールがハングした(らしい)。

インターミッションその 9. この手順がどーも有望そうである。 ハングしたってことはカードが反応してるってことだしな。色々 debug option が入ってるソースをクリーンにして、 pcmcia-cs から make しなおす。それなりに時間かかるので、作業していた kuhn から離れ、 atropos の前に移った。 make の様子が分からないので atropos から kuhn に remote で入って xload を立ち上げる。

make が終わるまでこの間、約 5 分。そしてハタと気付く。

「... ちょっとまて、私は今 kuhn で make してる様子をどうやって見てるんだ ....?」

確かに ifconfig で見ると lo しか出てこない。eth0 は死んでいる。iwconfig で見ることもできない。 しかし ping は通るし、routing も活きていた。実は動いていた ── ちゃんちゃん。

remote での監視って、手が勝手に動くからねぇ。 kuhn 側の無線 LAN カードがコケてて atropos 〜 kuhn 間は繋がってないはずだという認識は 手には伝わってなかったという話。

結論としては、

を使い、適当にパッチ当てれば動くと。 普通に作れば eth0 が見えないとかいったヘンなことは起こらない。

ところで、orinoco 0.12 は実はここにある。 今ごろ言われてももう入れ換える気しないけど、あたらしくやるぶんには pcmcia-cs 3.1.34 + orinoco 0.12 + spectrum24 0.3.4 でそのまま動くんだろう。

メモ:
なにげに PSION 階層の昨日分の記録(Psion s5/5mx の分解) を微妙〜に更新。


7 月 6 日。
F17 の Image Album 購入。
自分の行動から、実はぜんぜんケリついてへんことを知る ...

そのついでに EL シートも購入。まだ点ける方法がないけど。 基本的には Psion s5 のバックライト交換用、のつもり。


7 月 5 日。
某所の DNS 騒ぎがようやく鎮静化をみた。 逆引きが正常化するのに 1 週間、正引きが正常化するのにさらに 1 週間。 いったいどんな設定してたんだろう。
7 月 4 日。
フィギュア 17 #13 の感想を置く。

ようやくケリをつけた F17 が終わって 1 週間目のアニメ散見、
どーやら今期アニメはネガティブ評価の表現力を鍛えるためにあるらしい。

『フィギュア17』
これしかない終わり方というのは理解するが、 こういう終わり方をせざるをえないような物語にした作り手の姿勢をも許すという意味ではない。 人物描写、あるいはそれより下位のレベルの細やかさについては称賛に価すると思うし、 それだけで記憶に残る物語となったが、上位構造は単純な物語だし、そのありかたが正しいとも思わない。
... ま、でもこれくらい感想(感情)が割れてくれないと面白くないやね。

『新機動戦記ガンダム W』
するすると上がってきた W. あいかわらず演説が下手だし、 主役 5 人がそれぞれ意志、調和、贖罪、熟考、信念なるロール以外の動きがなくて人物描写的に退屈だが、 テンポと音楽で見てる。そーいや同系の X も音楽で見てたよーな気がするな。

『あずまんが大王』
ちよちゃんの一日のおかげでこの位置をきーぷ。 エピソードの出来不出来の差が大きく、なかなか安定せーへんな〜。

『ぴたテン』
もすこし物語を動かす努力をしてください ...

『ちょびっツ』
同上。時間がずれて 2 回ほど録りおとしたが、ぜんぜん後悔してへん。

『ヒカルの碁』
可もなく不可もなく ...

『機動戦士 Z ガンダム』
タルい。 『ダカールの日』のシャアの演説はさすがに W との格の違いというやつなんだろうが、 主人公のシャアの位置取りがこんなに悪くては、そもそも物語の造りとして間違っとります。

『アベノ橋 魔法☆商店街』
... まぁ、なんつーか、逃げ切った話、というのがガイナックスらしくていいです。 褒めてないけど、非難するつもりもなし。あえて挑んで打ち死にしちゃった話だけど、 そういうのもないと世の中いろいろ面白くないだろう。

『Witch Hunter ROBIN』
今期の期待の星だったはずだけど、予約枠から脱落寸前なのは、... とりあえず 3 流の CG 使いをなんとかしてください。

『Vandread 2nd stage』
「質量」とか「運動量」というものの表現について小一時間ほど (以下略)。 有理二次曲線(or スプライン) のパラメータを時間変数としてそのまんま扱っちゃあかんのですよ ...?

『朝霧の巫女』
林原めぐみの登用に殺意が芽生えたのは初めて。 OP, ED も酷いし (特に ED)。林原使うなら母親に化けたかえるとかにだろう ...? あれを適度に迫力乗せて早口たたきつけるのはそれこそ常人には無理。 逆に、倉子の包容力を表現させるにはすこし鋭味を感じさせすぎる。
祝詞を唱えるっつうのが難しいのは分かるが、もすこし音響監督なんとかしてやって。 珠の棒読みも。
それと、OP の絵などにみられる、アイレベルから真正直に 50mm で撮ったような単調なカメラワークが みてて気色悪いです。ゲームじゃないんだからさ ...
でも三次の絵はなかなか綺麗だった。一枚絵でしかないけど。

『東京アンダーグラウンド』
絵の調子が『RAVE』と似てるので、同じトコがつくってんのかと思ったが、共通点なし。 そういう大量生産用の機材でもあんのか?
「アンダーグラウンド」って比喩かなんかかと思ってたら、ほんとうに「地下」のことなのね。

『陸上防衛隊まおちゃん』
こんなもんにリソースを投入する気になるというのが素晴しいです。 だれ? これにゴーサイン出した人 ...


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