── 交換したチューブにピンホールが開いていて、さらに交換するはめになった。 これならチューブは交換せずパッチあてたほうがラクやったかもしれない。 パソコン関連部品なんぞとは違い、初期不良の存在なんてあまり仮定しないんだから もちっとちゃんと検査してくれないもんか。
週刊アスキーが届く。
内容はまあおいといて、最後の広告でちょっと驚いた。
「GNU/Linux で Vz を使う!」!?あの 8086 べったりのアセンブラで書かれた Vz が linux に移植された!? ... 訳では無いんだろうなぁ、dosemu の上で動かすのかな?
ちなみに昔 4M のメモリで linux を使っていた時代、 nemacs が重かったので Vz を dosemu 経由で使っていたことがあった。 DOS/Linux の共存期でまだ指が Vz を覚えていたということもある。 ただ dosemu の VGA ハンドラと Vz の描画の相性が悪くて、 さっさと nemacs, Ng に移行してしまったけども。今は直ったのかな。
ポケットをたたくとビスケットは二つ♪ という話。
ここに一枚の flash card がある。マシン A に挿し、ちゃんと読み書きできる。
このカードをそのままマシン B に挿す。もちろん読み書きできる ── が、
マシン A で読み書きした内容は B からまったく読めない。
逆に B で読み書きした内容は A からまったく読めない。
Removable media として認識されていないのだろーな(だから書き込んだようにみえて
実際には書き込まれていないがバッファからは正常に読み書きしている)、
というあたりが第一感だとして、
ま、実際その辺が解なんだろうけども ...
さて、ここで A の電源をいったん落とし、もう一度たちあげてカードの内容を読んだ。
電源を落とす前にマシン A で読み書きした内容がちゃんと読めた(!)
B の電源を落とすわけにはちょいといかなかったので論理に迫力を欠くが、
B がカードをリムーバブルメディアとして認識していることは分かっている
(別のカードでテスト)。
1 枚のカードに別々のマシンから別の内容を詰め込めるなあ、倍の内容が入るなあ ....
── ということなんだけど、 結論としてはカードの寿命で、dirty flag (別のマシンによる書き込みの発生) が きちんと立ってなかったってことらしい。いったん umount してディスクを切り離し、 ふたたび mount しても dirty flag が立っていないかぎりバッファがクリアされない (media change flag でクリアされるとは限らない)という OS の仕様と、 マシン B の巨大なディスクバッファとあいまってこういった現象を生み出した、 ようである。
できるだけバッファの内容を使い回そうという linux のポリシーはどっちかというと迷惑なことが多いが、 その例がまた一つ、というところな一日だった。
ぷしゅー....と中々景気良い音をたてて抜けていったのであったことよ ;_;
一昨日の話の続き。
「PLP のページが紹介されてたよー」という報告が PocketLinux ML でなく
PocketBSD ML であがってくるあたり、両者の人数の差というか activity の差というか...
Mar. 30 に公開されたページの Apr. 4 の snapshot が Apr. 27
発売の誌面(週刊アスキー, p.107)に間に合ったというあたり、週刊誌の機動力ってか。
実は某月刊誌に 2 ページほど載るという話のほうが先に来たような気がするが、
こちらのほうが snapshot の〆切も発売日もあとになって
せっかく先にナシつけた甲斐がちょっとなかったかもしんない。
すまん > 某社
『ポポロクロイス(再)』「白騎士」。
予告からするに、ちゃんと観るようになったのは次の回かららしいが、
この「白騎士」の回からポポロクロイスらしい話になったなぁ。
ヒュウの事情が微妙に説明なしで物語のラストにいたるまでに捻れるようだが、
ピエトロの役回りは今回の白騎士さんのセリフでほぼ確定する感じ。
『名探偵コナン』
これが首位にくるようでは他のアニメの立つ瀬がないような気がしないでもない。
アニメは原作べったりからわずかに細かいアレンジがあるが、
そのアレンジは丁寧でセンスも良く、
ちゃんと原作を読み込んでいることがわかるあたり観ていて気分がよろし。
ただ、服部平次がでてくる話は原作でもイマイチに思う。
工藤とキャラがかぶった処理がうまくいってない。
『カードキャプターさくら(再)』
『コナン』といい『さくら』といい、比較的古風な演出のが上にくるということは
ここ数年アニメを席捲している新演出に厭きてきたということか。
雪兎の声だけをきいているとシンジに聞こえるし、
内容に内容と呼べるようなものがないが、その展開には意外に穴がない。...
っていうか、突っ込めるとこは多かれど
深く考えると理由がちゃんと付きそうなところがすごく恐い。
『それゆけ宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ』
あ、あくどい。しかし意外に気配りさんな山本洋子はリーダーの資格十分でもあった。
初期の緊張感あふれるカメラワークは大人しくなり、(より原作に近い) B 級戦闘モノに
ひよっているが、原作とは異なる味付けを失う危険をおかすだけの意味があるかどうか。
次回、いよいよレッドスナッパーズの登場だ。
『To Heart』
予告の後半 30 秒がブチ切られ、そこに "To Heart" の CD の CM が入った事件、
"To Heart" の中でのアニメの位置付けがじつによくわかる出来事であった。
試合のシーンは実によくちゃんと動いてたし、頬の柔らかいとこの描写も上手に出てたけど、
葵の心理描写が手が震えるという型にハマりきった表現に留まったあたり、
作品として仕上げる気がなさそうなんだよなぁ。
製作者に愛されない作品が視聴者から観て面白いものになるはずがないと思うんだけど。
『十兵衛ちゃん 〜ラブリー眼帯のひみつ〜』
鳴り物入りで今期期待の星といわれた『十兵衛』。しかしギャグを少しハズして
ゆっくりと順位低下中。
ふつーな演出で十分だと思うが、どうだったんだろう > 今回の殺陣描写。
番長さんの服のマークも
さりげなく変わるならともかくこう頻繁に変わると興醒めする。
『ターン A ガンダム』
月から降りて来られる、という時点で実力差は明然としているし、
発掘したばっかの兵器に頼って戦争ができると思ってるあたり御曹司の発想は変かも。
そういう背景処理をしっかりしといてくれないと
主人公のふつーの人、ってあたりが埋没するんでないかい。
『ベターマン』
謎の多い展開は興味深いはずだが主人公達があまりに何も考えてないので印象に残りようがない。
「ベターマンって何だろう...」と口に出せば考えてることになる訳じゃないぞ。
ただ『To Heart』と同じ人が脚本書きしてるみたいだが、
こちらのセリフはそんなにしつこくないような気がした。
『ポポロクロイス(再)』
最初のほうは観てなかったか、
あるいはあのキャラ造形のせいで観る気がしてなかったので観ている。
... すこしまだノってないな。キャラ紹介で手一杯みたい。
『コレクター ユイ』
録画努力をあまりしてないので、ちゃんと観れたのは今回が初めて。
これからも録画努力はあまりされないにちがいない。
『エデンズボゥイ』、『天使になるもん』
1 回みただけで録画努力放棄。
yahoo もその一つだが、 obsolete なハードウエアへのポートのわりに (俗に言う流行の) linux モノだったせいか周囲の reaction は早く、これならと code 書きが増えるかと思えばそーゆーことはない。 案外、単に水膨れしてるだけで体力落ちてるんでないかな > Linux community.
準決勝を観て、ともかく押されっぱなしの後半を耐えるようなゲームは出来るのだなあ、
おされている日本より押してるウルグアイのほうが精神的に余裕が無いなんざとても
これまでみることのなかったパターンだなあ、
と感心し、これならあとは逆境を跳ね返す気力が課題だなあ、と思っていたが、
決勝は中盤があまりに脳ナシだった。
まあ、審判にも問題がヤマとあったが、... 言わないでおこう。
ここんとこハマっている『コナン』な話。
少年探偵団の連中って小学 1 年生だったのだな。
... をいをい、依頼募集の張り紙を問題視しろよ > 先生方
ってゆーかあの文句 1 年生が読み書きできるシロモノじゃねーぞ。
灰原哀の転校が 2 学期早々(前話が夏休み)なので、じつに 18 冊かけて 3 ヶ月しかたっとらん。
1 冊 5 日間くらいの勘定になるから
それこそ休む間もなく事件が続発してたんでないかい ^_^?
そして次の 19 巻でいきなり年が明ける(さらに 3 ヶ月経過)。
えらく時間の流れのバランスが悪いぞ。
21 巻で春休みから新学期(?) なのでここで 2 年生に進級したかな?
それにしても
トクトクと 2 年生の子供の集団に捜査を手伝わせようとする佐藤刑事とか、
1 年生の子供に向かって推理を語る灰原哀とか(コナンはそういう無駄なことはしてないようだ)
...
ううむ 1 年生の子供に迷子の子供の捜索をさせるために森ん中をうろつかせていた話もあったな
(二重遭難確実だから止めなさいって:-)。
まともなのはチョロチョロとうろつきまわる 1 年生のガキ(コナン)のくびねっこを
ひっつかまえてはお守りしている蘭くらいなものか?
やたらに知識豊富な光彦(ピカソとかモネとか見分けがつく 1 年生って...)とか、
灰原の手加減抜きの日本語を理解する国語力の歩美とか、
たしかにとても 1 年生とは思えんので周囲が信頼を寄せるのも分からんでもないが、
「機捜」とか「事情聴取」といった語彙を 1 年生が操ってたら親は泣くだろうと思ふ。
逆に灰原と博士の会話がところどころ妙である。 博士が話しかける調子が子供に対してのものになってしまうのはまあ灰原の見掛けに 引きずられたからだと許すとして、灰原が博士に話しかける言葉がときどき '単なる生意気な子供' のレベルに下がってしまっている ... これだと灰原の実年齢って 工藤新一とたいしてかわらんことになってしまうんではなかろーか? ま、たしかに姉が中学生に変装できるくらいではあるよーだが。
TV でやった回でまだ記憶に残っている話もあるけど、 アニメの脚本、演出のほうが上手いような気がするなあ。
ひょんなことから芹香先輩のとかげ探しにつきあうことになった浩之。 その縁でオカルト研究会の見学を約束、「いらっしゃるのをずっと待ってます」 との先輩の言葉が文字通りの意味であることをあかりから聞いた浩之は ゲームセンターから慌てて学校に駆け戻る ──
浩之とあかりの間に割り込んで来た芹香に対し、 あかりが微妙に不安(嫉妬)にかられる直前くらいに きっちり浩之のフォローが入るあたり浩之の描写は細かいが、 それに対応するあかりの描写不足で視点が(芹香寄りのものと)変に割れている。 芹香側も、ラストで微妙に表情が出るようになった、という流れをこれだけで理解しろと...? 日向ぼっこの件も浩之を待ってたという話、しかし そこまで観てる人間に推測させる話がつくれるレベルになってないぞ。
2 話で「待ってて欲しいとは言わないけど」に対して 3 話では浩之は気付いたというところも 時の流れの演出のつもりなんだろうけど、 ふつーはかまわんのだろうが "To Heart" の場合、 この時間の進め方は物語のラストで あかりシナリオ的ブレークスルーを置く時に困るんでないかい?
ともかくセリフ回しがもはや寒気がするほど下手なので、細かいところを消化しようとすると 頭が痛くなってくる。
また、この話、 芹香があるていどの 'お嬢様' であることさえ分かれば良いのであって、 来栖川財閥の大きさを、いちいちいちいちあかりと志保の二人も使って説明的セリフを 延々と並べ立てなくてもよろしい。 そもそも川澄綾子のよーな説明的長セリフの喋りの苦手な人に説明を任せるかあ...? そんなヒマがあったら芹香の寂しい日常とか あかりの不安あたりの描写を増やすべきだと思う。
fj.rec.animation のように放送に地域差がある場合でも とうぜんのように東京圏の TV が主力になるけど、 「12 チャンネル」などの発言があった時に 「おいおい... そりゃ無いだろう(もちろん 12ch がテレビ東京なのは東京圏だけだ)」 と思うくらいで別にあまり気にすることはなかった。 ── なにぶん、こちらが基準だから :-)
で、いまちょいとした悲哀を味わっている。 "To Heart" の話題がでるのはもちろん東京圏で放送があった翌日だけど、 TV 埼玉や千葉 TV が TVK より一日早く放送しているため、 私を含む神奈川圏の人達が本放送を観る前に話題が上がって来るんである。
キー局から少し遅れて放送を観ることになる地方人のことを良く知っているから、 一言も口に出せないけど ...
御堂まどかの荒れ模様はいくぶんかエヴァのアスカを彷彿とさせるが、アスカの みやむーでなくレイの林原がまどかってーあたりがつい比べたくなる。 んー、林原にしてはあまり冴えがないかな。
展開はよくある失敗続き〜ブレークスルーを得て突然どーにかなる、というやつ。
このテのはたいていブレークスルーがあまりに嘘っぽいので白けるのが普通。
今回のはブレークスルーそのものは良かったんだが、いまいちシメが甘い。
つまり、... ロクに操縦できなくて、避けられないんだから、バリア張っての体当り作戦、
という発想は素晴らしかった。んだが、
ぶつかってるその操船がえらく上手にみえるんだなあ。
さっきまで船の姿勢すら安定してなかったんだが ...
これがもたつきながらの暴走状態でかたっぱしから叩き潰してる、
なんてのだとむちゃくちゃさ倍増で綺麗だったんだけど。
「ミサイルです。避けてください」
「やだ!」
"To Heart"
ちらほらと the first impression が上がりはじめ、
ゲーム人には「まあまあ」、非ゲーム人には「イマイチ」という評価の "To Heart".
『センチメンタルジャーニー』の記憶がまだある今は
個人的には「みゅぅ ...」(意味不明:-)
ま、たしかに 1 話が 2 話前半のような造りだったら見捨ててたかも。
人気のライブのチケットをそれぞれ独立に手にした志保と浩之。 それぞれ 2 枚しか持っておらず、どうにも話し辛い。そんなこんなで言い出せず、 それぞれ 2 人ずつが互いのことを知らずに会場に出かけるが、やはり後ろめたさで 「俺やめとくわ」と雅史に断ったところでばったり ──
ラストのあかりの笑顔に持っていくまでが話の主筋で、 二律排反の置き方と論理が単純なのは 校内の様子の怒涛の説明を交えた 2 話目としてはそんなもんかという話。 止めと間がコンマ秒単位の長さの違いで解釈を変えうる、力の入った展開造りの後半は 気に入った。
さて ──
志保が浩之達を発見し、チケットが実は 4 枚あることに気付いたあとの論理の展開において、
「浩之達が志保達に黙ってコンサートを観に来た」という事実だけが伝わって、
「でも観るの止めた」という点は伝わってないはずだから、
そのままさらっと流したところに微妙な飛躍を感じないでもない。
始まる直前にまだ会場の外で立ち止まっていた、という点をもって彼等の躊躇に気付いた、
という形なんだろうけどもしかし志保の理解に間が無い。つまり
見ただけで分かる「コンサートを観に来た」と、状況証拠からの判断の「でも観るの止めた」
を理解するまでのあいだには僅かにタイムラグがあるはずで、その間は浩之に対して
失望ないしそのたぐいの攻撃的感情が起きていい。
実際、(浩之の惑いを見ている)志保の理解から(浩之の惑いは想像の)あかりの理解には
きっちりタイムラグを置いてあることだし。
で、ばったりと会った時の浩之と志保のアイコンタクトの時間が
そのネゴにあてられていて、時間順序が入れ替わっている。
つまり、「でも観るの止めた」という点を志保は先に理解している。
「どうして観にくることができたのか?」
という疑問を納得したのがチケットを発見した時点で、
雅史の説明の間に論理の再構成を終了 ──。
志保の頭の中を流れた論理は手掛かりを何も外に見せてない割には
かなり面倒いものになっている。「でも観るの止めた」ことの理解が先にきたことで
4 人の信頼関係も表現しているなど、えらく凝った造りだと思う。
これ以外にもたとえば、あかりの笑顔に繋ぐ展開の眼目の一つは志保が悩むのを眺めるあかり、
というやつであるにもかかわらず、それを電車の中の描写数秒たらずだけにとどめたなど、
話の後半の展開はけっこう想像力を要する(断っておくがかなり褒めている)。
志保側の描写が減ったのは浩之側の描写に時間をつっこんだからで、
でも本来はあかり視点の志保の話なのであかりからは直接見えない浩之側は
もすこし時間けちっても良かった。
ひるがえって前半の説明のしつこさ、
特に仲間内の日常会話とは思えないほど固有名詞が省略されていない
(いちいち full spelling している)くどい会話、
ほとんど下手な台本を無批判に読んでるだけのような感じさえ受けるのと
ちょっと頭のチューニングを切替える必要があった。
一箇所、ゲーム的に言えば分岐を置きたいところがある。
保科とあかりがぶつかって、本をばらけたところで、保科の拒否をもう少し強めにして
あかりが「ごめんね」といいつつ先を急ぐ展開。
話の展開とあかりの性格のマッチはやや崩れるけど、
保科の性格とのマッチはむしろよくなるから差し引きゼロとして、
保科に借りができる分、将来の話に膨らみを持たせる余裕が出来る。
アニメの展開は
本を片付けるのに最後まで付き合った結果、あかりの性格描写は丁寧になったかわり
保科の扱いがちょっと浮いた。
浩之の校内探索もプールとレミィのところで痴漢ネタを振っただけに終わってるし、
物語はゆっくりつくっていくつもりであるらしい。それはそれで一つのセンスだけど、
登場人物がけっこう多いのに 13 話をこんなスローペースでつくっていて大丈夫か?
演出は ── 浩之と志保が自動販売機の前でことごとく言葉が重なってしまうという演出、 シンクロがあざとすぎて、ちょっと引いた。もすこしバリエーション増やして欲しい。 脚本が単純だから、演出が平凡だと観ていて疲れる。
「早く行こう? ... チケットは 4 枚あるんだから!」だから(コンサートを)見ないなんてことしなくていいんだよ ── というニュアンスは、 話を観ないことには伝わらんだろうけども。
『十兵衛ちゃん 〜ラブリー眼帯のひみつ〜』
"To Heart" にあわせて感性がすこし鋭敏になっていたところに
大地監督のギャグをぶつけられたので、一瞬にしてメーターが振り切れた。
超手抜きのベタ絵の寒いギャグから剣術のシリアス、ふつーの日常な展開まで
幅広くおさめようとして苦労しているようではあるが、それは仕方ないやね。
ぱっと見 4 〜 5 つのアニメがパロられているが、調和しとらんぞ。
論理展開にみるべきものはなく、いまひとつどう観ていいか分からん話であった。
『それゆけ宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ』
試合恐怖症な綾乃をなにげにスカウト、(真剣勝負な?)戦艦に乗せるまでの話。
2 話目はかなりふつーに戻った。話の前半が現代、後半が未来での戦闘
という形式が 1 話と共通だが、そういうフレームワークでやるのかな。
人物関係の背景説明がほとんど省かれて、一見さんお断りぃ
な脚本にみえるが話の方向性、センス、世界観は小説とは別の世界をつくっている。
原作は主題が未来にあってパキパキの SF なのに、
アニメは現代での話がメインに持って来られるとは思わなんだぞ。
戦闘シーンは板野サーカスに感動した身には少し辛い。
10% ほど早回しで、10% ほどコマを多くして動いていただけると
スピードに緊張感が出て来るんだけどな。現状だとちょっとノロく感じるが、
デジタルズームとかは使ってなくて、パンとかズームした時にパースが変にならない
あたりは良心的。
変なパンてなお前らのことだ
> 『ミト』、『ジャンヌ』、『逮捕しちゃうぞ』
風変わりなカメラワークは、説明が不足気味の今はまだ少し煩い。 このカメラワークのおかげで 気楽な原作のわりに観る側に緊張感が生まれ、しかし結果的に見続けるのに努力を要するのは ... なんていうか、最近の流行りか?
ところで。
綾乃にみやむーを置き、まどかに林原というのは... OVA は知らないが、ふつー逆にしないか?
『カードキャプター さくら』
今期の期待の星(爆)。BS でやってた時は観られなかったから ...
1 話目は単なる人物紹介だが、
戦闘シーンが直前に見た『ヤマモト・ヨーコ』よりよく動いてたってあたりが
さすがポケモンチェック前のアニメ。
ラスト、空を飛んでるとこでゆっくり飛んでるあたりが「女の子」のアニメだと思う。 常識的には(?) オープニングなみに無茶苦茶な動きで飛び回るところである。
『名探偵コナン』
SOS ! 歩美からのメッセージ。
うむ、デジタル彩色アニメが続くところでこーいった純全たるセルアニメをみると
なんかちょっと暖かい(単にボケた色使いなだけだが)かも。
観る時になんも考えなくていい展開だが、人物配置がカチっとしてるので
とりあえず不満というものはない。
今日は "To Heart" と『十兵衛』の日だな。録画は出来てるだろう。たぶん。
まあ、そもそもわざわざ新聞見て録画セットするほど努力したいものもなかったんだけど。
てわけで唯一、見たのが宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ。
小説版は読んでるので、名前を見つけた時にアニメと認識することに「成功」、
録画できた。
で、これ ... "lain" ですか?
一見さんお断りの狭角な視点のカメラワーク。なんか久しぶりに
みやむーの声聞いたな。内容に見るものは特に無し。
次回、録画の努力するかどうかは不明。
自分家からの直接リンクな BBS を持つと、やはり
そこの出没回数が多くなる(というほどのこともないが...)。
そこは改行は明示的に '<br>' を置かねばならず、そしてこれ以外のタグは効かない。
今さっき別の BBS に顔を出したら、そこは改行を保存する(入力した LF で改行する)。 それでもってつい '<br>' もいれてしまって、行間が空きすぎて間が抜けてしまった...
逆に自分とこで face mark を使う時に '<tt>' で挟むというコトもやったりする。
仕様を統一しろとは言わんが、なんとかならんもんだろうか...
「ヴァッシュ・ザ・スタンピードの身内の概念は阿呆ほど広いんだ」ああ ... 。アニメでは聞き落としたかなぁ。 これに相当する回は部分的に録画に失敗したんだよなあ。
話はトライガンそのものだからいいとして、 絵はとてつもなく見辛い。 気迫のこもったシーンをそれらしく描こうとしているのは分かるんだけど、 構図が悪いのか、線が悪いのか、ともかく何か隠し絵でも みているような気になる。アニメでカラーになって線が整理されると 普通は部分的に情緒を失うものだが、この場合は整理されたアニメのほうが 結果的に良かったと思う。
森岡浩之 『星界の紋章』1, 2, 3 巻。
うむ、まさか買うことがあろうとは思わなかったぞ。
ハヤカワ JA は、'JA' の 'J' は(Japanese ではなくて) Juvenile の 'J'
なんじゃないかと思うほど FT, SF, NV に比べナンなところがあるが、
それに輪をかけて表紙の絵が耐えられなかった。
「星界の紋章」自体はあまり悪い話は聞かないが、
そんな訳で手に取ることはあっても買うことはなかった。
これがむしろコバルトとかだったら中までちゃんとみたかもしれない。
これは間接的にアニメになった影響である。 アニメを見ることはできないが、その評判を聞くことはでき、しかも原作と比較され、 原作の話題も増える。興味のもてる観点が出てくれば手に取るくらいのことはあるのだった。
内容は、しかし JA の域を出ていない。 つうか、これなんで 3 巻たらずに抑えこんだんだろう。 『サイティーン』並に描きこめ、とまでは言わないけど、 ここまで性根入れて世界つくったんなら、 世界を観光旅行して終わりというのはあまりにもったいなかった。
人の会話が基本的にぜんぶ同じカラーをもつ(いじめといじめられ役の漫才)のは、 作者の会話センスかな? だから長老さん達のラフィールの吊し上げがちょっと変わっていて、 ここが印象に残っている。アニメでは削られたそうだけど。
「雛のしくじりをとりつくろうのは、老鳥のつとめではありませんか」これ以上ない見事な「とりつくろい」は、 老鳥さん達が確かにその場にいる資格をもっていたことも示唆する。 一瞬にしてこれまでのストーリーを探偵モノに姿を換えさせた上皇会議の話だったけど、 解決も鮮やか。