Genesis y:25.2 夜明け
"Good morning!"


「はあ〜、ったく、月曜なのが腹立つほど良い天気ね」

バタン

「「「あ」」」
「おはよう」
「おっはよ」
「おはよ」
「偶然だね。なんか良いことありそう」
「あんたバカ? 始業時間が同じなら、こうなるの当然でしょ?」
「‥‥ 昔、遅刻間際に走ってきてたのに?」
「あんたもでしょうが」
「私は、最初の日だけだもの」
「ちょっと、二人とも、」
「気にしないで。碇君。これがアスカのコミュニケーションだから」
「そうそう。好きでやってんだから」
「‥‥‥ そうなの?」
「「そうなの!」」

── ある月曜日の朝の出来事。


作者コメント。 ちょっとしたシンクロニシティ、何か良いことありそうな一日。
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