ハナスベリヒユ(ポーチュラカ)

 今日は庭の草花の片付けをしましたが、今年は夏から秋にかけて庭にパステル調の
色の花を咲かせてくれたのがハナスベリヒユ、ポーチュラカでした。
基本になる植物系はご存知のマツバボタン、日照草の又の名の通りで、朝日に当たる
と花が開き午後に日が傾くと閉じてしまいますが、ハナスベリヒユは花も大きく花色
も豊富、そして丈夫で生育も旺盛ですから、プランターから溢れるように花を咲かせ
て、それは楽しませてくれました。

     陽にむかひおのおの頭(かしら)むけたりし
                松葉牡丹は誰がために咲く   尾山篤二郎



 花好きの皆様のことですからポーチュラカを楽しまれておられるでしょうが、来年
の植物の候補には是非とも加えておくと良いでしょう。 6月に植えて今日まで約6
ケ月、次ぎから次ぎへと花を咲かせ、狭い庭を賑わせてくれました。 肥料を控え目
にしたのが花付をよくしたようで、みんなに喜ばれました。

 ハナスベリヒユの名のごとく畑の雑草ヒユの仲間、肉厚つの爪のような葉、量感の
ある草姿でもあります。 またそれだけに丈夫だとも言えるのでしょう。 自分で種
を蒔いて育てるのにも来年は挑戦してみたものです。

                             うめだ よしはる

   サルビア
   花ヤツデ
   ツワブキ
   ドウダンツツジ

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