シャクナゲというと5月頃が見頃な植物で、各地のシャクナゲ園の案内が新聞に紹
介されるのですが、家の庭にニホンシャクナゲは咲く時期が遅く、今年も純白の花が
6月5日頃から開き始めました。 例年に比べ1週間ほど早いようです。
シャクナゲと言えば隠岐の島が有名で「隠岐は絵の島、花の島・・・」という出だ
しで歌われる隠岐民謡「しげさ節」でシャクナゲが紹介されていると知り、「花の島」
の花は隠岐の山々の木の間隠れに咲くオキシャクナゲであることを知りました。
隠岐のシャクナゲには比べ物になりませんが、我が小さき庭にも私の背の高さほど
のニホンシャクナゲがあり、私が退職するまでは、気の向いた時に咲いていました。
管理責任の移譲がなされてからは、何とか、毎年咲かせて見たいものと管理に精をだ
してきました??その甲斐があってか?? 今年は昨年とは違い、伸びた枝々に花芽
をつけ次々に開きはじめてくれたのです。 義母も「芳春さんが見てくれるようにな
って、花が毎年咲くようになった」と喜んでくれています。 白い花のシャクナゲに
加えてピンク色の小花を密に咲かせているキョウガノコ、アジサイ、ホタルブクロの
和花が庭に色を添えてくれています。
モクレンの木陰になっていたことから一昨年、モクレンを切り倒し日当たりを良く
したのが良かったのか、今年は昨年に増してたくさんの花を咲かせてくれました。
どういうう種類のシャクナゲであるのかは辿るすべもありませんが、セイヨウシャク
ナゲの花の色合いの鮮やかさに比べると、純白のシャクナゲは清楚な美しさがあり、
また、気品も兼ね備えているように思えます。
うめだ よしはる
ツユクサとオオボウシバナへ
雨に映える花々
キョウガノコ
ツキミソウ
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