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牛奥ノ雁ケ腹摺山からの下山途中、大菩薩嶺の展望。 登山日:2025年4月17日 天気:快晴 コース: 総タイム 7時間44分
レポート: 夏へ向けてのトレーニングの一環で大菩薩嶺から牛奥ノ雁ケ腹摺山への縦走コースに行くことにしました。 おまけにまだ上日川峠までは車で行けないので丸川峠分岐駐車場を利用。そのため結構なロングコースになりました。 ここに行くからにはやはり富士山の展望は欠かせません。天気予報も晴れマーク1つでバッチリ。展望も期待が持てます。 朝6時前に丸川峠分岐駐車場に到着。 平日もあってか、まだまだ駐車場には余裕がありますが、続々と車が入ってきます。さすが人気の山です。上日川峠まで車で入れない季節でも、これだけ登山者がいるものですね。 それでは出発! 出発時間もほぼ同じの方と、休憩のたびに抜きつ抜かれつ登っていき、丸川荘に到着。 この写真の奥の方に小屋があります。 今日は昼間は平地で25度くらいまで気温が上がるようですが、朝はまだまだ霜が降りるほど寒いです。それでもここまでの登りで体が温まり半袖Tシャツで登っていたのですが、今日はさらに風も強く、休憩時はさすがに着こみました。 大菩薩嶺へと登っていくと残雪が出てきました。まだ日中のように溶けるほど気温上昇もしておらず、ザクザクと登れるのですが、時に踏み固められて氷になっている箇所も。木の根や石が露出している箇所を見つけながら、それでも滑りながら登ります。残雪がない箇所も多いので、結局チェーンスパイクは付けずに進みます。 そして早くも今日の最高標高地点、大菩薩嶺に到着。今日は雲取山登山のときの反省を生かし、快調に行けそうでもスピードを抑えながら登りました。そのためかほとんど疲れも出ずここまで来れました。 ですが今日はここはまだまだ序盤。これからまだまだロングコースが待っています。 展望のない大菩薩嶺から雷岩まで移動してきました。 そして定番の富士山の眺め!天気は文句なしの快晴!でも空は春っぽく白くて、富士山はくっきり見えているものの背景に同化して見えづらく。ちょっと残念。 これから進む縦走ロード。妙見ノ頭や小金沢山、中央奥あたりが牛奥ノ雁ケ腹摺山でしょうか。 この付近、雪解けによる泥濘がひどいです。避けて進むと植生を傷めるし、仕方ないので泥濘にはまって靴が泥で重くなりながら進みます。 縦走中、大菩薩嶺方面を振り返って。 大菩薩峠。休日は混雑しているこの場所も今日は自分一人。介山荘もまだ開いていません。平日だからでしょうか。 右が小金沢山。 小金沢山目指して笹原を進んでいきます。 振り返るとこんな感じ。 なぜこの山域はこんなに笹原が多いのでしょう。 小金沢山の登りではまたカチカチの残雪が出てきました。こっちのほうが急登で面倒でした。 小金沢山到着! 富士山、写真の中央にあるのですが、より一層空は白くなり肉眼でも気づきにくくなっています。写真ではもはや写っていないに等しい。 さて、最後のピーク、そして今日の目的地の一つである牛奥ノ雁ケ腹摺山へ向かいます。 大きな起伏もなく牛奥ノ雁ケ腹摺山に到着!相変わらず富士山は見えるのですが写真を載せても仕方ないくらいに判別不能です。 長い縦走も終わり、日川林道目指して下り始めます。 この辺りは枯れ木が多い。 枯れ木の間からはこれまであまり見えなかった奥秩父方面の山々が。 下りの途中では大菩薩嶺方面も見えます。起伏を越えながらも随分遠くまで来たものです。 日川林道に着きました。 これは日川林道から牛奥ノ雁ケ腹摺山に向けての登山口。 ここから長ーい林道歩き。 舗装道路の歩きは危険。長いこと歩いてきてふやけ気味の足裏に水ぶくれができ始めます。 痛いし、これ以上ひどくならないようにかばいながらになり、まともに歩けません。 そしてアスファルトからの照り返しの暑さ。 舗装道路に耐え切れなくなり、計画の登山コースから外れて上日川峠方面のショートカットルートを進みます。 地図では破線ですが、整備されてものすごく歩きやすいです。 上日川峠到着。 本来のコースに戻ります。 千石茶屋到着。平日は休業です。 そして丸川峠分岐駐車場ゴール! 富士山の展望は薄いものの、快晴のもと登山を楽しめました。 スピードをコントロールできたせいか、疲労はあるものの終始快適に歩けたのも良かったです。 帰りの温泉はすぐ近くにある大菩薩の湯に。少しつるつるした泉質か、床も少し滑り気味。湯温はちょうどよく、疲れた体を癒すことが出来ました。 見かけた草花: サンシュユ ミツバツツジ ミネザクラ
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