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七ツ石山から雲取山。 登山日:2025年3月22日 天気:快晴 コース: 総タイム 7時間18分
レポート: 約18年ぶり3回目の雲取山です。 前回までの2回は埼玉県側や鷹ノ巣山経由など縦走一泊でしたが、今回はピストン日帰り。ですがかなり厳しいロングコースです。 さらに3日前の大雪で、一昨日や昨日登った方のレポートを見ると場所によっては腰までの雪でかなりきつかったようです。 そういった方のトレースがすっかりできており、またここ2日間の晴天のおかげでかなり雪解けも進んだようなので自分の実力でも行けるだろうと思い、決めました。 自宅を出発したのは3時半過ぎ。ここ丹波山村村営駐車場に着いたのは5時45分頃でした。 皆さんのレポートを拝見する限り、もう大丈夫だろうと思っていましたが、自分の車はノーマルタイヤなので、引き返すこともできない狭い道路で流れた雪解け水が凍っていたらどうしようとも少しひやひやしつつ、無事に駐車場に着きました。 丹波山村村営駐車場はこの日、6時で約8割くらいの駐車率でしょうか。続々と車が入ってきます。 今日の天気は1日中晴れ。文句なしです。それでは出発! 駐車場から少し歩いて小袖登山口から本格的に登山開始です。 まずは右側が谷の登山道を進みます。ここは傾斜が緩いですけど、谷側は落ちたら大事になる程の高度差と急斜面。 まだ雪はない明るい登山道ですが、慎重に進まないと。 そして富士見ターンを過ぎるころから雪道の割合がおおくなり、チェーンスパイクを装着です。チェーンスパイクを実践で使用するのは初。 ここまでも雪道があって滑りながら登ってきましたが、一気に歩きが快適になりました。 富士山が見えてきました。でも注意しないとわかり辛いほど薄いです。 七ツ石小屋に到着。 七ツ石小屋から七ツ石山に目指すつもりが、途中の分岐に気づかず巻き道を進んでしまいました。 行き過ぎた後に気づいたのですが、この細い巻き道を戻るのも怖かったので七ツ石山は下山時に登ることに切り替え。 そして七ツ石山からの道と合流するブナ坂に到着です。 今日は暖かくてすでにアウターを脱いでいたのですが、なぜかこの付近だけ冷たい強風が吹き寒いです。かなり暖かくなった下山の時間でもそれは変わらず。風の通り道なのでしょうか。 どんどん雲取山らしい景色が出てきました。 日向だけあって、雪はこれだけ標高をあげても土が露出するくらいに溶けてます。 ダンシングツリー。 ここはヘリポートでしょうか。中央奥が雲取山。 かつて奥多摩小屋があった場所でしょうか。どうやら新しい小屋を建設しているようです。 ヨモギの頭を登り切ったところから富士山(右端)。眼下に山並みが広がり、随分標高をあげてきました。 気づくと自分のペースが随分落ちてきて、足が上がらないように。平坦なところでもすすまなくなってきます。ペースは大幅にダウン。力を振り絞ってどうにか足を動かします。 こちらは飛龍山方面。 また富士山。 やっと、雲取山頂避難小屋が見えてきました!でも、すぐそこにあるのになかなかたどり着かない。 やっと着いた!雲取山山頂! 登山を重ねることで最近体力筋力とも付いてきていたと過信していました。全然そんなことはない。それを身に染みて感じました。 写真ではほとんど見えませんが山頂から富士山。 飛龍山の背後には南アルプスの山々。でもこれも殆ど見えないですね。 富士山のズーム。 さて、下り始めます。素晴らしい展望です。 ところで雪は気温上昇とともに溶け始め、下りはチェーンスパイクを付けていてもズルズルと滑るほどに。さらに雪解け水が流れて泥濘もひどくなってきています。 登りのときに行きそびれた七ツ石山。 ここからは先ほどまで居た雲取山。前雲取に隠れがちですが少し山頂部が見えます。 そして駐車場に着いてゴール! 大雪の後でも登山者は沢山。さすがに東京唯一の百名山、そして東京最高峰の人気ぶりです。 かなり疲れましたが、久しぶりの雪歩きを存分に楽しめました。山頂付近では動きが鈍るほど疲れ切ったものの、全体的には結構なペースで登山することができて良かったです。 帰りは帰路から逆方面にすすみ、道の駅たばやまにある丹波山温泉のめこい湯に入りました。内湯はややぬるく、露天はやや熱い。その二つを調整しながら入りました。 見かけた草花:
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