■栽培した品種

ブロッコリーの種はダイソー(100均)で購入しました。
2袋で100円なのでダイソーにある種はダイソーで購入します。
ブロッコリーの種まき時期は7月中旬から9月下旬となっていますが、適宜は9月になってからと思います。
①7月から8月中旬までは暑くて発芽温度(15度から30度)を超えていること
②害虫(バッタ、蝶)などが多いこと
■ブロッコリーの種まき

ブロッコリーの種まきを8月14日にしました。
<種まき方法>
①右上メニューの種まき方法を参照して下さい。
②ポットに5から6粒くらい蒔いて畑に植え付ける前までに1本に間引きます。
③バッタやモンシロ蝶がいます。なので寒冷紗が必須になります。

写真は、8月27日に種まきをして9月1日に撮影したものです。
発芽が目視で確認できるのは4日くらいです。
種の蒔きすぎですが段階的に間引いて菜園にだすまでに1本にします。
■ブロッコリーの畑への植え付け

9月1日にブロッコリーの苗を畑に植えつました。
園芸店でもブロッコリーの苗が販売され、セルトレー4個で4本で198円でした。ポット苗で1本80円でした。

<ブロッコリーの株間>
畝幅70cmで株間は50cmが良いです。
株間が狭いと風通しが悪くて湿気が多くなりベト病が発生する確率が高くなります。
私は5本植えたるにあたり。場所が確保できないので35cmで植え付けをしました。
(これが良くなかった症状が後で発生)
<畝への元肥>
苦土石灰と堆肥を混ぜた畝が良いです。
私はズッキーニの後作で肥料が残っている判断で苦土石灰のみとしました。
<消毒薬>
植え付けが終わったらオルトラン粒剤を根本のまわりに蒔いておきます。これは、初期の害虫/根切り虫などの対策です。モンシロチョウがまだまだ飛んでいます初期の被害は大きく成長に影響するのでそうしています。
その後は「安心な消毒薬」(右上のメニュー参照)を定期的に行って、害虫をみつけたら捕獲します。
寒冷紗による害虫予防も効果がとてもあります。週に2日程度しか菜園に行けない方は寒冷紗でモンシロチョウなどが来ないようにすることが必須です。
■ブロッコリーへの支柱

9月25日の様子です。
■ブロッコリーへの追肥
ブロッコリーへの追肥は3回行います。いずれも外側の葉の下側に3箇所くらい半握りの有機化成肥料を小さな穴を掘って入れて土をかぶせます。雨で肥料が流れないようにするためです。
1回目:植え付け後の根付いた頃(1週間後くらい)。
2回目:1回目から20日くらいたったら。
3回目:頂花蕾収穫後。
ブロッコリーはスパーで販売しているような頂花蕾収穫後そのままにしておくと側枝が伸びて500円玉のようなブロッコリーが収穫できます。同じ味です。

12月16日 頂花蕾収穫後の追肥をしました。
追肥前の状態は左写真のように葉が畝を隠すようにいっぱい伸びており側枝も葉で日陰になって伸びにくい状態です。
追肥は次の段取りで行っています。
①ブロッコリーの下葉を除去して畝が見えるくらいにします。
②株間に溝を作って有機化成肥料を一握りづつやります。
(写真下の状態)
③もみ殻をうえからかけて、土をかぶせます。
④除草作業を行い土寄せをします。
下葉を整理したら見えなかった花蕾がたくさんあるのがわかります。
■ブロッコリーの収穫
ブロッコリーはスパーで販売しているような頂花蕾収穫後そのままにしておくと側枝が伸びて500円玉のようなブロッコリーが収穫できます。同じ味です。
ブロッコリーの頂花蕾の収穫

10月19日 頂花蕾が見えます。収穫は11月からです。

10月27日 はっきりと頂花蕾が見えます。10円玉よりかなり大きいです。

10月30日 ブロッコリーの収穫しました。
収穫方法ですが切り口が水平でなく斜めになるように切って収穫したほうが良いです。雨で切り口に水がたまったりしないようにします。病気等の発生防止です。

収穫したブロッコリーです。9cmくらいで小さいですが手頃な大きさまで待つと他も大きくなっていますから一度にたくさんの収穫になってしまいます。
栽培している本数が多いようなら早めからの収穫が良いです。
味は同じです。かえって美味しいような気がします。
ブロッコリーの側枝の花蕾の収穫

11月13日 頂花蕾を収穫するとその下の葉のところから側枝が伸びて花蕾ができます。これは頂花蕾のように大きくなりませんが500円玉くらいの大きさになりのでこれを収穫します。
味はブロッコリーです。頂花蕾と同じです。

11月23日 側枝からの花蕾を収穫(8個)です。500円玉より大きいです。
10月30日から頂花蕾の収穫を始めて5個を収穫、これから側枝の収穫です。本当ならこの辺で追肥なのですが、もっとゆっくりの収穫で良いので見送っています。

2月15日 2月というのに春一番が吹いてブロッコリーの側蕾花が一気に大きくなりました。
収穫して茹でてから冷凍にすると長い間大丈夫です。10月から食べています。家庭菜園では5本栽培すれば家族2人であまりますね。

3月7日 ここに来て、さらに大きくなるのが早くなりました。

他野菜と一緒に息子のところへ持って行きます。孫がブロッコリーが好きなので助かってます。
■ブロッコリーの花

12月21日 ブロッコリーの花です。側枝からの花蕾の花です。
ブロッコリーの花は花蕾の1粒1粒が大きくなって黄色の花が咲きます。
天候により花蕾の花咲くまでの期間は差異がありますが油断すると
花が咲いてしまいます。早め早めの収穫が良いです。
花がさくようになると蕾の1つ1つが大きくなっていて味も落ちますが新鮮なのでスパーより美味しいです。
■ブロッコリーの防鳥対策

1月31日 ブロッコリーの葉がヒヨドリによって食べられています。
ヒヨドリやツグミなどの野鳥が冬になると山に食料がなくなるのか家庭菜園に来てブロッコリーなどの葉を食べてしまいます。
何故は葉のみを食べて花蕾はたべません。
不織布などをかけて防鳥します。
■ブロッコリーの害虫

<青虫>
緑色の幼虫で毎日見回って、毎日3-5匹は捕獲します。
モンシロチョウの幼虫です。
白菜にも発生しますが圧倒的にブロッコリーのほうが多く発生します。

<シャク取り虫><タマナギンウワバ>11月17日訂正
10月6日に1度だけ発見で2匹いました。
足が前に4と後に4で中間はない。中間の足は退化したそうです。
後ろ足で直線になって枝のようになる。
動き方が尺を取ってる(長さを測定)ようなのでシャク取り虫だのようです。

<ウリキンウワバ>
11月17日に発見。葉について全く動きませんでした。写真の葉は途中でおれ曲がったのかと思ったら葉の中心の芯の部分が食害されてました。
ウリキンウワバは11月なるとたくさん見るようになりました。葉の裏側で下葉に多いです。2015年の秋が暖かいからかも知れません。
安心な消毒薬もブロッコリーの葉は光沢があり流れてしまうので効果は薄いようです。でも、やらないよりは良いのでやっています。
■ブロッコリーの病気

ブロッコリーの葉に黄色になる。数枚に発生しました。
ベト病の初期症状のようです。そのままにすると伝染します。
湿気が多いとなる。栽培の株間が狭かったのと雨が続いたことで発生したと思っています。
葉は取って、菜園の遠くに破棄しました。また、風とうしが良くなるように地面についている葉もとりました。