野菜栽培は種まき、苗の植え付けから始まります。知っておくと便利なので紹介します。

黒ポットに新聞紙

■ポットへの種まき方法

種の小さなレタス、サンチュ、葱などは必須なことです。

(1)ポットへ土を8分目入れてます。

(2)水をたっぷりポットへいれます。

(3)水がひいたら種と

種がくっつかないようにまきます。指で蒔くところをあらかじめ押して置くと蒔きやすいです。

(4)土をかぶせます。土は種の厚さの3倍が目安です。

(5)新聞紙を1枚小さく切って上に敷きます。これは種が水やりで流れないようにするためと、湿度を一定に保つためです。
(6)水をたっぷりやって下さい。

上記でポットへの種まきは完了です。発芽が近くなったら新聞紙は取って下さい。

なお、使用する土は園芸店で種まき用の培養土が売っているので1袋購入して使用するのをお勧めします。野菜の種類毎に葱用とかで販売していますが、種類にこだわらずに野菜種まき用で良いと思います。

■畑への種まき方法

畑に種を蒔くときも同じことがいえます。
(1)あらかじめ種をまくところに水をやります。
(2)種を蒔きます。
(3)土をかぶせます。覆土の量は種の厚みの3倍くらいです。
(4)種が雨などで流れないように新聞紙などで押さえておきます。寒冷紗をそのまま土にかぶせても良いです。
風で新聞紙が飛ばないようにして下さい。
・小さな種は雨で流れないようにするため必要です。
・畑が乾燥して土の表面がカチンコチンになるようなら必須です。カチンコチンになることによって発芽ができない状態になります。(土作りにバーク堆肥/牛糞堆肥を混ぜるようにして下さい。)

種まきは雨上がりに行ったほうが良いと言われています。雨上がりであれば(1)は不要です。

■種蒔き時期を早くする便利道具

黒ポットに新聞紙

苗ドームという園芸用品です。

上に1cmくらいの穴が空いています。なので急激な温度上昇はなく保温、保湿に便利です。

種袋を見ると4月上旬から種まきOKでも発芽適温は25度とかがインゲン、茄子、胡瓜になっています。つまり、種まきを露地でしても発芽は暖かくなってからです。


ポットに種を蒔いてポットを苗ドームの中へいれておけば良いです。水やりも片側から持ち上げることができるので簡単です。
2016年に購入して、トマト、ナス、キュウリの黒ポットに蒔いて苗ドームの中で育成しています。もともとは苗を植えるとき用に作られたようですが種まき用使っています。

種の保存方法

種は一度に全部使うことは家庭菜園ではないです。種を蒔いて余った種は密閉容器(タッパ)に入れて、冷蔵庫の野菜室に入れて保存します。常温でそのままにして置くと発芽率がどんどん悪くなって1年もたてば・・・です。
冷蔵庫に入れておくことで休眠状態になって発芽率は低下があまりしません。