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05 ホームにて
 ホームに下りると、ホームの様子は日本と大体同じ感じです。まず、韓国の鉄道は日本と違って標準軌が普通であり地下鉄も基本的に標準軌に近い広い軌道を使っています。なんとなく線路のあたりが広く感じるのはそのためでしょうか。
 写真は4号線明洞駅ですが、新しい路線なので東京、営団地下鉄の半蔵門線と同じような掘削工法を採用しているようです。1号線などは地上から掘るという東京、営団地下鉄の銀座線のような工法を取っているようです。

 ホーム内には売店があるのも日本と同じ?でもここではまさに新聞スタンドという感じで新聞と雑誌が殆どで、飲食物は基本的にありません。ホームには今は自動販売機が設置されているので若干の飲み物は買うことができます。

 電車の入線が近づくと出るアナウンスは「ヨルチャガ トゥロオゴイッスムニダ(列車が入線します)」そして「ソンニム ヨロブンケソヌン アンジョンソンバックロ ムルロソジュシキ パラムニダ(皆さんは安全線の外側にお下がりください)」という訳で、日本語だと後のほうは「白線(黄色い線)の内側にお下がりください」という場合が多いのでいったい安全なのは内側なのか外側なのか興味深いところです。どこを基準に見ているかということですね。

 駅によっては日本と同じように電車とホームの間が広く開いていることがあります。「チョンドゥンチャワ スンガンジャンサイガ ノルスムニダ(電車とホームの間が広くなっています)」というアナウンスも聞かれます。線によっては「スンガンジャンサイガ ノルスムニダ。チュイハシギパラムニダ(ホームの間が広く開いています。ご注意ください)」といったものになることもあります。

 ホームには表示があります。何号車の何番目のドアの前かが良くわかるようになっています。まあ、出口が何号車の何番目のドアが出口に近いのかを知っていれば良いのですが。いろいろと便利なものがありようです。

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