午後3時……。
ピンじろうの家の前には、何十人何百人の人が集まった。
ピンじろうは家の中からでてきた。
「犯人はだれなんだー!」
「はやく教えろー!」
みんなの声が高まった。ピンじろうの後ろから、1人の男もでてきた。
「こいつが犯人かー!」
「くそー! やっつけてしまえー!」(プロレス観戦のノリだな)
ピンじろうはあわててみんなをおさえた。
「ちがいます、ちがいます。この人は今日のゲストです」
ピンじろうがそういうと、みんなは顔を見合わせた。
「ゲストだって!? 歌番組やっているんじゃないぞー」
「静かにしてください! では今から1つずつ、ゆっくり私のすいりを説明していきます」
みんなはシーンとなった。
「田川殺人事件・吉田殺人事件・理田殺人事件……。そしてダイヤ事件・田中殺人事件。5つも強悪な犯罪が10本足の怪物によっておかされました。(日本語めちゃくちゃ(笑))この5つの事件で、容ぎ者が3人現れました。
まず谷山……。谷山の家に足あとがつづいていたり、またしゃくほうされてから急に10本足の怪物が現れた所で、あやしいわけです。
次に字水……。ダイヤ事件の日、字水らしい男を見たという人がいました。
そして黒宮。黒宮は事件前後に、必ず事件現場近くでうろついている。まずこの3人、前へでてきてくれ!」
3人とも、犯人ではない! といいながら前へでてきた。
「ではここで、ゲストの方……。ぐうぜんこの3人は、このゲストの方の大学時代の生徒(学生?)なんです。(こりゃまた、すごい偶然だな)では、先生にちょっと聞きたいことがあるんですが……」
ピンじろうは先生に聞いた。
「はい、なんでしょう」
「この3人はどんなスポーツが好きでしたか?」
「えーと。谷山はとび箱。字水は弓矢。黒宮は水泳でした」(跳び箱って……)
「ありがとうございました。さて……では、私のすい理を今から聞いてほしい」
あたりは、とても静かになった。
「まず、犯人の名前はAとしておこう。犯人Aはお金にこまった。そこでダイヤ博物館からダイヤを盗もうと、Aは考えた。そこでAは、とても入りくんだトリックを考えたのだ。ただ単にダイヤを盗んだだけでは、自分が犯人ということなどすぐにばれてしまうだろう。そこで考えたAのトリックとは……」
ピンじろうはそこでいったん話をうちきった。
みんなは真けんな表情だった。
※このページを読んだら、読むのを少しストップ! あなたも犯人がだれか考えよう。

(次回より解決編スタート! 殺人鬼の正体が今明らかになる!)
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あなたの名推理、お待ちしております。
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