UPDATED 99/5/4
★台湾旅行★ |
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3月22日(日) |
昨晩もまたテレビショッピングで楽しめました。(笑) 友人は今日までしか休めないため最終日です。せっかく台湾にきたのでマッサージに行くことにしました。サービス券をもらっていたし、ホテルのすぐ近くにあるということもあり、再春館企業有限公司というところに朝食の後に行きました。足裏のマッサージだけのコースと腰などを含めたコースがありましたが、私は足裏だけ、友人はフルコースを頼みました。開店すぐに行ったので私が一番客でした。漢方薬を溶かしたお湯にしばらく足を浸した後、マッサージを受けました。ツボの図を示しながらどのツボを押しているかおじさんが教えてくれます。痛いところが悪いところということで念入りに押します。かなり症状が悪そうだとやおらオバサンが漢方薬を持ってきてこれが効くからと勧めます。私は肝臓がどうだこうだと言われ勧められましたが結構な値段になるので、断りました。後で来た客は3種類くらい薬を並べられましたが、彼も断っていました。こういったセールスには閉口しましたが、マッサージ自体は効いたようで、その後かなり足が軽くなりました。 |
ホテルに戻ると友人はもう出発の時間となっており、迎えの人が来ていました。精算したあと、見送りました。部屋ではちょうどアカデミー賞の発表が始まっており、しばらく部門賞の発表を見ていました。見ているうちに気が変わって当初は翌日に行く予定だった九イ分にいくことにしました。明日アクシデント等で飛行機に乗り遅れるとまずいと思ったもので。 |
昨日まではタクシー移動が多かったのですが、今日は一人なのでバス移動です。ホテルから晴光市場まで歩いて行き、バスで台北駅まで行きました。上の食堂で昼食をとり、自強号という特急で瑞芳に向かいました。 台北の駅のホームは地下にあるのですが、やがて地上に出て郊外に向かいます。雨の中段々家が少なくなってきて、40分ほどで瑞芳到着です。本によれば駅近くのセブンイレブンの前がバス停とのことで標識の前で待っていますがなかなかバスが来ません。気が付くとちょっと離れたところにミニバスが止まっています。あわてて走って乗り込みました。バスに乗るとグングン坂道を上って行きます。波立つ海岸線を遠目に見ながら15分ほどで九イ分につきました。料金はよく分からなかったので20ドルほど入れたのですが、何も言われませんでした。 この九イ分というのは台湾の映画「非情城市」という作品などのロケに使われた街で一度行きたかった破所です。昔は金鉱があって賑わっていたのですが、今では閉山しています。山を背に家がはりついていると言った感じの街です。バス停を降りると基山街という通りに入ります。車が一台やつとで通る感じの通りの両側にお店や土産物屋が並びます。その道をしばらく行くと石段になった通りと交差します。その石段を下りたところに「小上海」という食堂があります。映画にも出てきたところです。小さい町ですので、一周するのにもそんなにかかりません。喫茶店に入って服を乾かし、九イ分金鉱博物館というところに入りました。一階は展示室で色々な鉱物を飾っていてルーペで見られます。二階でビデオをやっていると言われ上がってみると九イ分や同じ金脈の金爪石の歴史などを上映しています。しばらく見ていましたが結構長そうで解説も北京語?で分からないため途中で降りて行くと受付のお姉さんが何か言っています。日本人でよく分かりませんと言って出てきました。外見のせいか普通のところでは中国語で話しかけられることが多いです。言葉がわかるといいなぁと思い、ちょっとは勉強しようかと思いました。 |
一眺めした後、またバスで瑞芳に向かいました。割と頻繁にバスはあるようです。バスの中でガイドブックを見ていて気が付いたのですが、瑞芳から分岐している平渓線という鉄道がローカル線の風情があってなかなか面白そうです。乗ってみようかなと思ったのですが、次の便まで一時間空いていたし、天気も悪く夕方になるのでまたの機会にしました。 台北までの戻りは今度は各駅停車にしました。運賃は行きがけの半分以下です。途中の汐止駅で止まってなかなか動かずみんなホームに降りて行ったので後発に抜かされるのだろうと降りて行くと果たして電車がやってきました。著アド高校の下校の時刻でなかなかにぎやかです。割と男女混じって話しながら通学しているようです。中にはどんぶりに入った麺を持ち込み食べている者もいます。MRTは飲食禁止なのですが、こちらはなんでも有りのようでした。 |
台湾に戻り、駅周辺のお茶屋さんのチェックを入れた後、また中山に行って「台南大胖担子麺」という店に行きました。この店には前回も行ったのですが、なかなかおいしいです。会社帰りのサラリーマンが多い感じですが、一応日本語のメニューもあり、オバサンにも通じます。割と手軽に満腹になれる店です。 |
食事の後、林森北路をウロウロしているとデューティ・フリーショップの横で「一番屋」というお茶屋が見つけました。ちょうど日本からの出張っぽいビジネスマンと現地駐在の人相手に接客しているようです。一緒にお茶の試飲です。私が好きなのは高山茶ですので、その辺を飲ませてもらいました。とても風味がいいです。冬摘みと春摘みがあるようですが、冬摘みの方が気に入りました。300g1500ドルといい値段ですがあと、お土産にいくつか買うと大分負けてくれて全部で2000ドルにしてくれました。先客の日本人はまた来るからと結局買わなかったようです。 |
お茶の試飲を色々したせいですっかり目が冴えてしまいました。昨日通った映画館がすぐ近くだったので、一つ見に行くことにしました。9時過ぎていますが、平日でも大体夜中まで上映しているようです。これはどこの国でも同じですね。日本が一番早く閉めるようです。「8mm」と「エネミー・オプ・アメリカ」が時間的に合いましたが、字幕でも筋がわかりそうな「エネミー・オブ・アメリカ」にしました。ビルの中に2フロアに8つほどスクリーンあるようです。料金を900円ほど払ってエレベーターで上がるとロビーにゲームなどが有ります。時間が押していたので、もぎりのお姉さんにチケット見せてすぐ劇場へ。大体キャパ100名ちょっとでしょうか。一応席が指定になっていますが、すいているので他の客とずらして座りました。感想はこちら…。台湾では後のクレジット見ないようです。始まるとみんな席を立って場内も明るくなり、それでも座っていると上映を止めてしまいました(笑) |
終わると0時近かったのですが、外はまだ人通りが多いし、店も結構開いています。夜中でもみんないろいろ食べているのがすごいですね。香港やバンコクでもそうですが、活気を感じます。日本の方がまだまだ静かですね。親不孝通りあたりはかなりにぎやかですが…。コンビニでビールを買い込んで私はホテルに帰り着きました。 |