UPDATED 99/4/9
★台湾旅行★ |
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3月21日(土) |
ホテルの部屋にはケーブルテレビが入っているのですが、あまり面白い番組がありませんでした。前に来たときに高雄で見たテレビがすごかったです。日本の番組の専用チャンネルもあってドラマを色々やっていました。今回のお気に入りはテレホンショッピングでした。なかでもすごかったのが「みるみる背が高くなる薬」と「みるみるやせる飲み物」でした。3週間で10cmも伸びるそうです。皆さんもぜひどうぞ(笑) |
二日目のメインは、故宮博物院と淡水にしました。まずはホテルのレストラン(一応ある)で朝食の後、出発です。バス停や駅までちょっと距離があるのと雨が降っていたのでタクシーで移動しました。ちょうどホテル前で拾ったタクシーの運転手が日本語が話せる人でした。天理に2年くらいいたとのことで、ホテルに夕べ、警官が来ていたことを話すとあそこにはよく来ているとのこと。うーむ…(笑)。住宅環境の話などしているうちに、博物院に到着。前回来たときは思ったほどでもないなぁ、と思いましたが、今回もう一回見てみるとやはりなかなか見応えがあるなという感じです。やはり歴史がちがいますからねぇ。 |
見終わって階段の下にたまっているタクシーに乗ろうとしたのですが、近くのMRTの駅へと言うと近いからダメとのこと。そこで流しのタクシーを拾って士林駅へ移動しました。昼過ぎていたので駅前の食堂にて昼食を。友人には排骨飯を勧め、私は風邪気味で調子悪いので炒麺を食べました。 |
MRTの中はタバコはもちろん、飲食もダメです。ガムもダメらしいのでご注意を罰金1500元です。そういう規制のせいもあるでしょうが、車内はきれいです。ちなみに第三軌条から集電しています。 |
淡水まで30分弱、雨が結構降っているのですが、人出は割とあるようです。駅を 出て左手に淡水という河が流れています。河口が近いので川幅はかなりあります。川岸沿いの道に沿って出店が並んでいて、食べ物や土産物を売っています。日本で言うと江ノ島とか花火大会の時の門司港みたいな感じです。しばらく店を眺めて回ったあと、「NEXT」という喫茶店で休憩しました。コーヒーの値段は日本とあまり変わりません。大体100元前後はします。300〜400円といったところでしょうか。店を出て、先にある「紅毛城」ここは1629年に立てられたもので、スペイン人によって建てられ、オランダ人や鄭成功やイギリス人の領事館になったりしたところのようです。日没の風景がいいところのようなのですが、雨ではどうしようもありません。 |
駅への戻りは中心街を通りました。観光地や土産もいいですが、こういったところを探索するのが私の旅行の楽しみです。餅屋によって試食品を食べたりして戻りました。MRTの淡水駅は高架で下にCDショップなどが入っています。CDショップに入ってみましたが、手持ちの現金があまり残っていないので中心街に戻ることにしました。 |
台北駅に戻りましたが、日曜で銀行で開いていないためやむを得ず新光三越デパートで両替しました。昨日の夕食をカードで払わなかったのが失敗でした。レートは昨日の空港が0.2745(1$=\3.643)、三越が0.266(1$=\3.759)でした。ちょうど円高になった時期だったので、まあまあでしょうか。 |
資金を確保したところでCDあさりに新光三越の南側に行きました。この辺は予備校などが多いところで福岡で言うと親不孝、東京ではお茶の水といった感じでCD屋や本屋がかなりあります。光南大批発という店に入りました。CDや時計、文具などを売っています。先ほどの淡水のチェーン店より安いようです。新譜が298元とか358元です。私は王菲(フェイ・ウォン)の「唱遊(うたあそび)」、台湾の人気歌手、張恵妹の「牽手」、劉徳華(アンディ・ラウ)の回家真好、林憶蓮(サンディ・ラム)の新譜(漢字がでない(笑))等と日本のCDを買いました。フェイ・ウォンはともかく他のやつはVCDが付いていたり2枚組だったりしているのでお買い得です。フェイ・ウォンと言えば先月来日して日本武道館で公演してかなり評判のようでした。来日記念盤として「うたあそび」のスペシヤルバージョンが出ているのを帰ってから気が付きました。エクストラバージョンがついていてこちらの方がお買い得になっていました(笑)友人もフェイ・ウォンなどを買い込み、それ以外にも時計を仕入れていました。 |
夕食は中山の新光三越の裏にある「樺慶川菜餐庁」という四川料理の店に行きました。地元の人も食べに来ているようですが、食べ物を写真に撮ったりしているのには笑えました。そんなに辛いわけでもなく割と安価においしいものが食べられました。 |
外は相変わらず雨が降っています。夜市に行くにも足場が悪く、とりあえず近くの新光三越に入ってみました。他の東南アジアの都市でもそうですが、大体デパートは9時くらいまでは開いています。地下をウロウロしていると「天仁茗茶」というチェーン店があったので、そこで友人はお茶を仕入れることにしました。ここの店員がなかなか面白い店員で、「マイメロディ」のついた指輪をしていて、私たちが買おうとするお茶は台湾人は飲まないなどと言って説明してくれたりしました。 |
外に出ると雨が小止みになっていたので、近くの円環というところの夜市に行くことにしました。途中の歩道橋のしたから音楽が聞こえてくるので行ってみると、手人形でやる京劇をやっていました。映画などでは出てくるのは見たことがありますが、実際に見るのは初めてで面白かったです。3人くらいの技手が人形を操っていて動きは結構ダイナミックです。その後ろに楽団がいて演奏しています。観客は町内の人らしき人々が歩道にテントを張ってイスを並べて見ています。家ではテレビもあるでしょうに、雨の中でも見ているのを見るとまだ娯楽として生きているのだなぁと感じました。円環の夜市は休みだったのか終わっていたのか大したことなかったので、思い切ってタクシーを飛ばして士林の夜市に向かいました。私も初めて行ったのですが、なかなかの賑わいでした。中でも奥の食堂はすごかったですね。もろブレードランナーの世界でした。友人はおかしな日本語のTシャツを仕入れていましたが、私は見物だけです。ちょっと雨に打たれたので近くにあった「スターバックス」に寄って帰りました。 |