縮刷版97年2月上旬号


【2月10日】 秋葉原の凸版印刷に行って12日の休み明けから始まる「NET&COM」に出展するICカードを使った電子マネー体験コーナーの話を聞いてくる。なんでも会場に行って登録すると1000BP(主催が日経BP社だから)が入った口座を持てて、そこからICカードにいくらか引き落として体験コーナーの中でいろいろと物を買うことができるんだとか。といっても得ってるのは珈琲がジュースくらいで、それも1杯500BPするとかゆーから、2杯も飲んだら口座はカラッポになってしまう。でもまー、タダで珈琲かジュースが飲めるんだから、凸版のデータ集めに協力してあげてもいいかな。「NET&COM」に行ったらの話、だけどね。行けそうもないんだけどね。

 ついでに秋葉原をぶらぶら。平日だとゆーのに試験明けなのか大学生っぽい男の子がそこいらじゅうを闊歩して、ゲームショップのデモ機をぐりぐりやって遊んでいる姿が目についた。アキバに行ったらたいてい寄るヤマギワのソフト館も似たよーな状態だったけど、あんまり目立った新発売ソフトがなくって、売場はちょとと寂しかった。目についたのはプリンセスメーカーのプレステ版くらいかな。しかしホント、プレステはどこの店に行っても置いてない。その割にはセガ・サターンの値段も下がっておらず、このままではセガさんジリ貧だよって言ってみたくもなった。

 プレステと言えばソニー・ミュージックエンタテインメントがプレステ向けにファイナル・ファンタジーよりも長い3年の期間を費やして制作していた「クーロング・ゲート」の最終発表会がいよいよ来週開かれるみたい。前にもらった小冊子なんか見ると、ポリゴンCGのおねーちゃんなんかが「E0」より好みで、ちょっと期待はしてるんだけど、今のプレステの状況じゃー、ソフトがあってもハードが揃わず、宝の持ち腐れになることは明々白々。その頃には供給が間にあってるって保証もなく、「クーロンズ・ゲート」もきっとやり逃すことになるんだろー。まービデオを買ってプレステまで買っちゃー、寝る時間も本を読む時間もなくなるから、ずーっと売り切れって状態が続く方が健康上良いかも。

 東映の試写室に行って「義務と演技」を見る。テレビ版の記憶がほとんどなくって違いが解らなかったのは残念だけど、別に違いが解ったからって、未婚者にはどーだっていーやって話だからなー、悔しいけれど。主演は館ひろし、その奥さんが高島礼子、不倫相手が清水美砂、その旦那さんが杉本哲太とゆーキャストで、あとは電話相談のパーソナリティーに渡辺えり子が出演しているくらい。高島礼子ファンには良い映画。あと画面的には光の使い方とか鏡やガラスの使い方に味があって結構好き。結局は、やるのやらないのといってギクシャクする夫婦の間で、子供が子供としての「義務」を果たすために、一生懸命「演技」してるんじゃないかって映画かも。劇評を書く映画評論家も「義務」のために「演技」するかな。

 富士通でインターネット・グラフィック・デザイン・コンペティションの発表会。福田繁雄さんや青葉益輝さんといったグラフィック界の重鎮が出席しての発表会の割には、集まった記者の人数がいまいちで、青葉さんだったかが「会場が広すぎたかなー」などと小声でボヤいているのが聞こえてきた。悪かったねー。しかしインターネットを使ったコンペって割には、集まった作品がバカでかそーなグラフィックデータばかりで、このコンペにとってインターネットは、あくまでも告知や問い合わせ、それから作品の閲覧なんかに利用する媒体であって、インターネット上で展開するグラフィック・デザインを募集するものではないことが解った。来年は音声なんかも利用できるよーにするってことだけど、その場合はインターネット上で展開されるコンテンツって意味合いが濃くなるから、応募する側も先行する側も、幅が広がってきっと迷うと思うよ。バカでっかいグラフィックに超でっかい音声データの付いたコンテンツなんて、インターネットで見たかねえって気もするしね。

 産経新聞の夕刊で「新世紀エヴァンゲリオン」の特集。キングの大月プロデューサーにインタビューしていて、今も結構困ってるって話が書いてあった。つまりは最初にありきの締め切りに、庵野監督が間に合うか否かってことで、大月さんのサラリーマンとしての冒険がまだまだ続くって言葉で締めくくってあった。本当に「音だけアニメ」か「監督とプロデューサーの掛け合い漫才」になるかもしれないな、このままじゃ。キングじゃ来月早々にも「スターチャイルド・レーベル」の謝恩会を開く予定になっているけれど、その頃は「新世紀エヴァンゲリオン劇場版」はいよいよ佳境に入って、大月さんの切羽詰まり具合も一層増していることだろー。謝恩会そのものが吹っ飛んだりして、ね。


【2月9日】 日曜日の朝に起きてすることは、珈琲を湧かすことでも朝シャンをすることでもない。先々週まではそーだったかもしれないが、先週からは録画しておいた「新世紀エヴァンゲリオン」の再放送を見ることに代わっている。ってそんな人結構多いんじゃないかな。で今週は第5話から第8話。角川書店発行の「フィルムブック」では飛ばされてる場面とかセリフとかが相当あることを、先週の再放送で知ったけど、今回もミサトさんがカップラーメンにレトルトカレーをぶっこんで食べるシーンとか、ミサトさんが調理したレトルトカレーを食べた直後のリツコさんやペンペンの表情を描写したコマが、フィルムブックではカットされていたことが解った。ストーリーの上では大した意味も持たないシーンだから、カットもやむなしかもしれないけど。

 でも、ちょっとしたセリフやBGMやフレームの中にさりげなく置かれたグッズ類なんかが、その時々の登場人物たちの関係や内面を描写してるってケースがあるのが「新世紀エヴァンゲリオン」らしい。今書店に並んでいる「スタジオ・ボイス」の最新号では、表紙に「碇シンジ」が登場するほどの「大エヴァンゲリオン特集」が組まれているけれど、その中で小黒祐一郎さんが篠原一さんと対談していて、アスカ初登場のシーンでテ背後に流れているレビドラマの音声が、それが三角関係を説明しているんだとゆー解説がある。目と耳をフルに使って解釈に務めなくてはいけないアニメを、最初の方はフィルムブック、最後の方はラジオでしか知らない(最終2話はちゃんと見た)のに、解ったフリしてちゃいかんのだろー。でもやっぱり大した意味はないのかも。

 それにしても最初の「クイック・ジャパン」に続いて「ユリイカ」が「ジャパニメーション」の号で「エヴァ」を取り上げ、この前は文芸誌「文芸」が「テーマコラム」で「エヴァ」をテーマにしたエッセイを掲載していた。そして「スタジオ・ボイス」だ。最先端のその先を探るキレた雑誌ばかりだから、取り上げられているのはアニメファンとしてちょっとばかり気持ちがいいけれど、だからといってメディアに頻繁に取り上げられることによって、作品がどんどんと大衆化して行ってしまう寂しさもまた拭いきれない。

 いっしょに大衆化を喜び騒げれば良いだけのことかもしれないけど、天の邪鬼なオタク心がタイトルのメジャー化を素直に喜ばせない。これがいずれ「週刊朝日」だとか「朝日新聞」だとかに取り上げられるようになった時、寂しさはなおいっそう募ってやがて悲しみへと転化し、メディアにもみくちゃにされる作品を横目に、次なる時代の傑作を模索することになるんだろー。すでに模索はしているが、しかし未だ見つからず、「イデオン」「ダンバイン」「マクロス」「エルガイム」と続いた「ガンダム直後」のよーな、ワクワクする感じは未だ得ることができない。やっぱりTVアニメの状況は相当に厳しい、ね。

 「世界初! インターネットトラブルバスター登場」とコシマキにあった神崎京介さんの「0と1の叫び」(講談社ノベルズ、783円)を買って即読む。流行のインターネットを作品に取り込んでウケを狙ったナメた作品かと思ったらさにあらず、インターネットの仕組みやネットワークが抱えるいろいろな問題をわかりやすく解説しながら、1人の脱サラ男が頑張って探偵になっていく様が、テンポの良い文章で描かれている。ただネットワークの危険を言い立てるだけではなく、セキュリティなどの防護措置を取ったり、使う上でのルールを守ることでメリットも得られるんだとゆーことを、ちゃんと描写していて好感が持てた。

 ほかには清水玲子さんの「MAGIC」(白泉社、400円)とか、今市子さんの「GAME(ゲーム)」(一水社、900円)などを購入。「MAGIC」に登場する「花七(かな)」ちゃんのオロシ金のよーな胸板(板なんだよー)が素敵。今市子さんの「GAME」は、すぐに肉体描写が飛び出す耽美系の漫画とは違って、心の葛藤とか切ない恋心とかをありきたりの日常の中に描き出すことに成功していて読みでがある。絵は最近の「百鬼夜行抄」の方が上手くなってるけど、ストーリー作りは昔から上手かったんだなーと感心することしきり。もっと他の作品はないのか。


【2月8日】 雑誌「創」は「新聞社の研究」が特集。朝日、読売、毎日、日経とあって最後に産経も取り上げられているが、冒頭の朝日が出版事業で大損を出しているとゆー記事は別にして、読売が頑張って毎日が頑張って日経も頑張ってる話の後に産経が頑張ってない話が載っていて、読みながらガクーッとなる。発売日の関係で「電子新聞」のことは入っていないので、もし入っていたらさらにガクーッとする度合いが増しただろー。がしかし、思い返せばここんとと数年、ずーっとガクーッとしっ放しだったので、今更落ち込むこともないのであって、すぐに気持ちを切り替えてあとは指折りドッカーンとなる日を・・・・・待っていてはいかん、の、だが。喰うためには。

 とゆーわけで先週に続いてサッカーの試合。調布飛行場横のグランドで15分1セットを3セットこなすが、相手が7人しかいないにも関わらずどーにも勝てない。足をつかってカウンターを仕掛けてくるのにバックスが付いていけず、すいすと間を抜かれてゴール前へとたどり着かれる。キーパーの好手で同点のまま試合を終えることができたが、人数の差を考えると実質的には負け。足の爪も痛めるし、次の試合がしばらくないのが幸いだったとゆーべきか。しかし体力ないね、30分も走れなくなってる。きっと明日は1日ベッドで休養だろーね。

 時間が遅くなったので見られないかと心配した「セーラースターズ」の最終回を、やっとのことで家まで帰り着いて最初から見る。始まった当初は「セーラー服」を着た戦士の姿に滑稽さを覚えたものだったが、回が進むにつれて見る方も慣れたのかそれほど違和感を感じることがなくなり、水野亜美ちゃんが加わって火野レイちゃんが加わってと、だんだん数が増えて行くに従って人気も鰻登りに急上昇。ピーク時には日本国民のほとんど(は大げさとしても結構な数の人間が)見ていた「美少女戦士セーラームーン」も、最後は総花的なキャラクター全出演のなかを予定調和で終わっていった。

 「SS」の当たりからだろーか、それよりも少し前からだろーか、スポンサーの強い商売っ気が無理矢理話を引き延ばしているよーな感じが見えてきて、このままでは作者が投げてもなお延命装置の中で人工呼吸をし続けている「ドラゴンボール」よりも、悲惨な末路を迎えることは確実だった。飽きられてはいてもまだ根強いファンがいるこの時期に終わるのが、やっぱり正しい選択だっただろー。時代を作ったことは間違いないが、なぜあれほどまでにヒットしたのか未だにはっきりとは解らない。10年たってどんな評価を受けているのだろーか。誰も覚えていなかったらちょっと哀しーが、「セーラームーン」で育った子供が親になっる10年後、20年後、再び「セーラームーン」が蘇る日もあるだろー。そう来週から始まる「キューティーハニーF」のように。

 最終回、「セーラームーン」なのにセーラー服を着ていなかったのはちょっと不思議。でも着ていない方がずっと好き。復活したギャラクシアンもなかなかの美貌。おまけに声が堀江美都子さんとあっては、あの握手のシーンに、旧世代のアニメファンの99・99%が萌えたことだろーね。さー来週からは萌え度がより過激になることが予想される「キューティーハニーF」が登場だ。かつての「キューティーハニー」の変身シーンに、いったい何人の男共が魂を抜かれたことだろーか。時代は下がって今では雑誌に毛が載る時代、きっと「キューティーハニー」の変身シーンも、よりリアルになっていることだろー。信じているぞ、テレビ朝日。でも声はやっぱり増山江威子さんの方が好き、だなー。


【2月7日】 テレビ朝日の「やじウマワイド」を見ていると、スポーツ新聞がこぞって取り上げた「長野オリンピックの開会式で横綱が土俵入り」に大島渚さんが「相撲は南の文化。日本は長いんだから北の文化もいれなくちゃいかん」と怒っていた。じゃあ「北の文化」ってなんだろーと考えてはたと手を打つ。「そうだ、イヨマンテがある」。かつて日本列島を席巻していたアイヌ民族も、南に興った大和民族の侵攻によって北へ、北へとおいやられ、独自の文化も今ではずいぶんと失われてしまった。そんなアイヌの文化をオリンピックの場で世界へ向けて発信することで、日本の少数民族への配慮の意志が世界へと伝わり、また多様性に富む日本の文化を世界に知らしめることができるのでは。

 とゆー訳で主催者では「イヨマンテ」をオリンピックの開会式で実現すべく劇団「ワハハ本舗」のウメガキを起用、貴乃花が四股を踏んで土俵入りするその横を、大音量で鳴り響く「イヨマンテの夜」をバックに角状のものを股間にとりつけただけのウメガキが入場して踊り回り、会長席に座るIOCのサマランチ会長の頭の角の先っぽでポクポクと叩き・・・・ってだんだんヤバくなってきたのでこの話題はこの返で。

 目黒のアルコタワーにある「ディズニー・インタラクティブ・ジャパン」に行って代表に就任した伊藤裕太さんの話を聞く。前はミッキーマウスだったかのネクタイをしていたのに、今日はプーさんの絵柄のネクタイ。聞くと3種類持っているそーだから、残りの柄はドナルドダックかグーフィーか。アリスだったちょっと欲しい。あとアルコタワーの「ブエナ・ビスタ・ジャパン」の受け付けにはミッキーマウスが座っているとゆー話があるけれど、残念ながらミッキーは受け付け横に座っていて、受け付けには着飾った白雪姫とシンデレラが・・・座っていません。座っているのは普通のお姉さんです。でも電話機はミッキー型ね。

 ディズニー・インタラクティブの商品は、何でもアメリカでは平均50万本売れていて、ベストセラーになっているとか。もちろんディズニーのキャラクターが良いこともあるけれど、1タイトルい5億円かけてセル画から書きおこしたり、1つのエンジンにキャラクターを乗せ代えるだけの安易な作り方をせず、アラジンならアラジンの、ミッキーならミッキーの持つ「世界観」を1つ1つのCD−ROMタイトルでも頑なに維持して、「何だ同じじゃん」なんて文句を言われないよーな作り方をしている。

 ゲームが大隆盛の日本では、パソコン用のCD−ROMなんて50万どころか5万も売れないのが実状。だからといっていい加減なタイトルを出していると、やがてユーザーは離れてしまう。苦心惨憺して日本の会社が良質のタイトルを出している姿を見ていて頭が下がる思いがしたと、アップルでタイトルも含むディベロッパーを担当していた伊藤さんは言っていた。いまは最強最大のキャラクターを持った会社の日本代表として、かつてのお客さんと同じ立場に立った訳だけど、頭が下がる思いをずっと持ち続けて、日本初のCD−ROMタイトルをディズニーのチャネルで世界へ運ぶとかいった「恩返し」を、いつか実現して欲しい。

 夕方は大日本印刷の「ギンザ・グラフィック・ギャラリー」で始まった大橋正さんの個展をのぞく。キッコーマンの広告で野菜の絵を長年描いていた方で、会場には人参にキャベツに白菜に蕪にタマネギに、長葱にアスパラガスにピーマンに冬瓜にと、とにかくいろいろな野菜の絵が会場を埋め尽くしていた。中には知らない野菜もあって、いったいどーやって食べるんだろー、どんな味がするんだろーと絵を見ながら考えた。

 最近、家で食べる野菜なんてタマネギにホウレンソウにジャガイモにキャベツくらいで、ジャガイモとタマネギはカレーに入れて食べるだけ、ホウレンソウは茹でるか炒めるかでキャベツは刻んでソースかけ、とまあパターンが決まってしまっている。だし汁で煮たり蒸し器で蒸したりなんて食べ方、ずいぶんしておらず、会場の中央におかれた野菜を使った料理をつまみながら、野菜って調理の方法によってとても豊潤な味を出すことができるんだなーと感慨にふける。でもウチでは面倒なので、やっぱり茹でるか炒めるかしかしないけど、ね。


【2月6日】 昨日の「週刊アスキー」の記者発表で思い出したことが1つ。珍しく新雑誌の発表会に顔を出した西和彦社長のネクタイの柄がヒヨコだった。そう、ヒヨコが卵を割って出てくるあの絵柄。住友商事の銅取引部門を率いて会社の大損を与えた浜中部長が、好きで締めていたとゆーグッチだったかエルメスだったかのネクタイですね。無頓着なようで西社長、これで結構洋服に気を使っていたことが解った訳だけど、よりによって浜中部長といっしょとは、縁起が悪いとゆーかなんとゆーか。あるいは会社沈没の引き金(もちろん再浮上の契機となる可能性だってない訳じゃないけど)になりかねない「一般総合週刊誌」の発表会見だっただけに、うってつけだったと言えないこともない、けどね。

 日本橋の丸善で「澁澤龍彦翻訳全集」の第3巻を購入。第1巻も第2巻も買っただけでまだ読んでなく、第3巻もいったいいつになったら読めるのか検討がつかない。もっとも第3巻はかねがね読んでみたいと思っていたクラウスの「かも猟」が入っているから、ぱらぱらと読んでいるうにに腰が入ってぐいぐいぐいっと読み通す可能性もなきにしもあらず。面白いことに本屋に取りに行ったら、ビニ本っぽくビニールのカバーがびっちりとかかっていて、書店の人が中のスリップを出すのに苦労していた。箱にかかったブーブー紙が破れないのはいーけれど、やっぱり書店の人のことも考えてあげた方が良いよ、河出書房新社さん。

 週刊新潮でヤン・デンマンにコケにされていた「東京国際フォーラム」に行く。来年の2月7日に迫った長野オリンピック冬季競技大会の開会式の概要発表があったもので、どこから入ってどこから上ったらいいのかさんざん迷った挙げ句に、這々の体で会場にたどり着くと、すでに大勢の来場者で広いレセプションホールがびっしりと埋まっていた。ロビーで新井満さんを見かけて、新井さんがプロデューサーの1人になっていたことを思い出す。もらった資料にも新井さんの直筆をコピーした開会式の台本が入っていて、これはもしかしたらプレミアが付くかなー、直筆のサインもらった方がよかったかなーと後になって思う。

 普通だったらその日まで絶対秘密にして明かさないのがオリンピックの開会式の概要だけど、そーゆーショーアップ的なことはやめよーってのが今度の長野オリンピックのポリシーらしく、会見では式典の概要すべてがつまびらかにされた。まず善光寺の鐘がなってそれに世界の5大陸の鐘が呼応して鳴る。次に毎年何人か死者を出す雄壮な祭、諏訪の「御柱建て」を開会式でも再現して、東西南北に2本づつ柱を建てて門を作り、そこから相撲取りがぞろぞろと入場してくることになる。お約束の横綱の土俵入り、地元の子供演じる「雪ん子」の踊りと続いて、いよいよ入場行進と聖火入場・点火だ。モハメド・アリで話題を呼んだアトランタ大会みたく、有名人をランナーに起用する可能性は高いけど、流石にそこはまだ教えてくれなかった。

 締めくくりは世界のオザワこと小澤征爾指揮による「第9合唱 歓喜の歌」の大コーラス。衛星を中継して世界5大陸にいる合唱団が日本の合唱隊と揃って歌う壮大なもので、電波を送受信するタイムラグを吸収する仕組みを、これからNHKが必死になって作るんだとか。作れなかったら小澤のアイディアもボツ、かな。しかしオリンピックで裸のでぶちんを見せられるってのも、その方面に趣味のない人には相当な苦痛かもしれない。どうせ日本の伝統を世界に見せつけよーとするなら、古事記にのっとってアメノウズメの踊りでも再現すれば良かったのにねー。つまりはストリップってことで、裸のでぶちんよりも裸のグラマーの方が、絶対に男受けはすると思うよ。ねえ、総合プロデューサーの浅利慶太さん。


【2月5日】 帝国ホテルでアスキーの記者発表会に出る。5月で創立20周年を迎えるコンピューター関連出版大手のアスキーが、いよいよもって一般週刊誌の分野に撃って出るとゆー内容の発表会で、会場には西和彦社長を筆頭に橋本孝久副社長ほか、営業と広告の担当者が顔をそろえて雛壇に並ぶ。そして真ん中に鎮座ましますのは、全社の期待と全マスコミの好奇心を一身に背負って、アスキーの新雑誌の編集長に就任する渡邊直樹氏。「ドリブ」に「SPA!」に「PANjA」といった雑誌の編集長を歴任し、数々の伝説を作った男が、何かと話題のアスキーから帰って来たとあって、いったいどんな内容の雑誌になるのかと、集まったプレスは発表の行方を固唾を呑んで見守った。

 何せ時事通信が発行した週刊誌が10号持たずに潰れた世界。その前に出た「テーミス」もやっぱり苦戦を強いられ、今では全く別の雑誌になっている。それほどまでに厳しい分野に撃って出るアスキーの勝算は、1つは渡邊編集長の知略と人脈であり、1つはアスキーが持つデジタル分野に関する知識とノウハウ。「デジタル時代のメタ・ジャーナリズム・ウィークリー」とゆーキャッチフレーズの下で、左開きの縦書きページ、右開きの横書きページを1つの雑誌に共存させたり、インターネットとの連携を図ったりして、デジタルとアナログが混在する今の世の中をナナメに斬っていくことになるのだろー。

 期待はしているし、5月26日の創刊時には、期待どーりの結果を見せてくれると信じている。けれどもよりによって雑誌の名前が「週刊アスキー」とは、いかにも当たり前でツマラナイ。かつて温泉雑誌と間違われてもなお「SPA!」の名を冠し、日本をひっくり返す意気込みで「PANjA」と付けた人間が携わる雑誌にしては、あまりにもストレートすぎて面白くない。ここはひねって「週刊アクセラ」・・・はまずいとしてもせめてひとひねり、無理なら4分の1ひねりしたタイトルにして欲しかった。タイトルロゴもカッコ悪いんだよなー。これが。

 帰りがけに旭屋書店で本を購入。1冊はアスキーよりちょっとだけ早く週刊誌を創刊するアクセラの水野震治・週刊テレビゲーマー編集長がイチオシだった花田紀凱・UNO!編集長の「花田式噂の収集術」。売れる週刊誌を作る極意と、売れる週刊誌を作る苦労と、売れる週刊誌を作る喜びが、花田さんの巧みな筆さばきで見事に描き出されている。週刊誌に限らずジャーナリズムにいるすべての人が読む本。教師とすべき部分も反面教師にすべき部分もあるが、とにかくそのバイタリティーとテンションに圧倒される。

 もう1冊は「SFバカ本 白菜編」(大原まり子・岬兄悟編、ジャストシステム、1900円)。前に出た「SFバカ本」の続編とゆー形になるが、相変わらずの「バカ話」ぶりがなつかしの「ハチャハチャSF」を思い出させてくれて嬉しくなる。面白かったのは森奈津子さんの「地球娘による地球外クッキング」と大原まり子さんの「インデペンデンス・デイ・イン・オオサカ(愛はなくとも資本主義」。女性2人のパワーの前には他の作品も霞んでしまう。しかし「バカ話」読むのに1900円も払わなくてはいけないとは。それだけ「SF」のマーケットが小さいとゆーことか。「バカ話」といって「楽屋話」で喜んでいる場合じゃないぞ。


【2月4日】 五反田の大日本印刷に行って電子フォームシステムの発表を見る。グループウエアの「ロータスノーツ」上で稼働するシステムで、よーするに出張費精算だとか交通費精算だとかのめんどくさい起票が、すべてコンピューター上で行えるようになるって内容。アプリケーションを組み合わせれば、ハンコだってコンピューター上で押せるって聞いて、そこまで現実を取り込むなんて、いったいなんのためのコンピューターなんだろーと、訝る気持ちも沸き起こる。コンピューター上に展開される出張費清算の帳票を見て、フロリダ出張の清算をまだ済ませていないなー、仮払い金を返すのいやだなーとゆー気持ちにかられる。手元に入ったお金を返すのって、やっぱ心臓に悪いからなー。

 戻って仕事。ネタがないとゆーので去年の末にサンライズに行った時に聞いていた「ガンダムをアジアで展開」とゆー話をデッチ上げる。「機動戦士ガンダム」はすんなりとタイトルが思いついたのに、新しい作品になると「新機動戦記ガンダムW」に「機動新世紀ガンダムX」とタイトルが微妙に変化していて、正解を調べる必要が生じた。サンライズはインターネット上にホームページを開設してるから、そこで調べても良かったんだけど、行っても行ってもつながらない。仕方がないので1階の本屋に行って、宝島社の「このアニメがすごい」を立ち読みしながら情報をこっそりメモする。流水書房さん、すいません。

 ちなみに台湾で放映するとゆー作品は「新機動戦記ガンダムW」とのこと。聞いた時から1カ月経ってるから事情が変わっているかもしれないのがちょっと恐怖。親会社のバンダイがあんなことになっても、しっかりキャラクターのライツを押さえているサンライズは、ガンダムシリーズはじめ営々と積み重ねてきたコンテンツ資産と、新しいキャラクターを生みだすことのできるアニメーション制作力によって、たぶん生き残るんじゃないかな。セガバンダイのカンパニー制に組み込まれなければの話、だけどね。

 メールを頂き北村薫さんの「覆面作家」シリーズ最新作「覆面作家の夢の家」(北村薫、角川書店、1339円)が出ていることを知り、早速本屋に行って購入する。書き下ろしの作品は、明せきぶりとやんちゃぶりを発揮した千秋さんが、ばしばしと謎を解決していくいつもどーりの展開になっているけど、メールに「3冊使った伏線」とあったよーに、壮絶なラストを目の当たりにして、がくーっと全身の力が抜ける。3次元がダメなら2次元しかないと、密かに思いを寄せていた千秋さんが、ああ。とこれは大げさとしても、これでは続編はちょっと登場しづらい。できればまだまだ「覆面作家」シリーズを読みたいから、北村さんにはちょっとばかり筆を加えて、2刷りからラストに余韻を持たせて欲しいなー。いや良介をリウイチに代えてくれてもいいんだけどね。


【2月3日】 先週末に案内が来ていた新雑誌「週刊テレビゲーマー」の編集長にインタビューしに青葉台のアクセラまでいく。渋谷から道玄坂を越えてトコトコトコトコと歩いていく経路はいつもと同じ。やっぱ遠いなー。そんなこんなでようやくたどり着いたアクセラは、以前にも増してオフィスのスペースが広がって、ますますの活況を呈していた。これだけの活況を維持するためには、とにかく売れる雑誌が必要とばかりに、全社の期待を一身に背負って創刊されるのが「週刊テレビゲーマー」だ。よほど凄いコンセプトを持っていて、最前線を突っ走る「週刊ファミ通」を追撃する体制も十分かと思いきや、水野震治編集長は開口一番「めちゃくちゃな雑誌でしょ」。「はいめちゃくちゃです」とも応えられず、しばし気まずい沈黙の時間が流れる。

 リリースが届いた時点では、見本誌が届いていなかったため「ファミ通を追撃」などと書いておいたが、今朝方届いた見本誌を見ると、「ファミ通」どころか既存のあらゆる「ゲーム情報誌」とはまったく違った雑誌になっていて驚いた。特集こそゲームを取り上げた内容となっているが、冒頭には広末涼子ちゃんのグラビアがデイーン、中程には沢渡朔さんの美少女グラビアがバイーン、巻末には「NIKE」をはじめとするスニーカーの特集がガイーンってな具合に、まるで「BOON」とか「C00L」のような若者向けグッズ情報誌が、その号に限ってゲームを大特集したよーな作りになっていた。

 おまけにテレビ番組表まで載るとあっては、ヌエ的とゆーか支離滅裂とゆーか、ともかく編集長自身が話す「めちゃくちゃ」とゆーコンセプトがズバリ特徴をとらえている。もちろん「めちゃくちゃ」なりに狙いはあって、それは「プリクラ」で遊んで「スニーカー」を履いて「アイドル」大好きなごくごく一般的な若者のゲームファンを取り込もーとゆーことらしー。最近のプレイステーション人気を見ても解るよーに、いわゆる昔ながらのゲームマニアとは確実に違った層が、日常生活のすべてではなく部分部分でゲームをプレイするよーになっている。そんな層がコンビニで買って電車や学校でわーわーきゃーきゃー良いながら読む雑誌、ってことになるんだろー。

 そんな層がゲーム雑誌を買うかどーかは解らないし、編集長自身もそこが一番見えないところと考えている様子。けれどもたまたま今日買った「平凡パンチの時代」(マガジンハウス、2900円)を読んでいて、「雑誌の創刊は読者がいるのかいないのかわからないところに読者層を想定して雑誌をぶつける」という文章を見つけた。「ファミ通」と同じ路線を取れば読者は確実に存在していることがわかっているし、マスコミ的にも「アスキーVSアクセラ」対立の図式を描き出しやすい。しかしあえて違う路線を選んで、まさしく「読者がいそうでいないかもしれない」フィールドに雑誌をぶつけたアクセラの英断を、とりあえずは評価しておきたい。売れるかどーかはやっぱ別問題だけど、ね。

 アクセラに行くと帰りにたいていよるのが道玄坂の「まんだらけ」。水樹和佳さんの「エリオットひとり遊び」を探したら、前編か後編かの片方しかなく購入をあきらめ、別の水樹和佳さんの作品「海のほとりの王国で・・・」を買って帰る。ほかには坂田靖子さんの「カヤンとクン」と「塔にふる雪」なども購入。レジに行く途中でコスプレ店員を見たら、皮のパンツだけを履いて上半身は裸、そのパンツをサスペンダーで釣っていた「女性店員」を見た。つまりはほどんど見えてるってことで、これは月曜から良いものを見たと、心の中で手を合わせる。先っぽには絆創膏かなんか貼ってたみたい。なにがほとんど見えてて、絆創膏が貼ってあったのがなんの先っぽだったのかはここでは書かない。


【2月2日】 朝起きて録画しておいた「新世紀エヴァンゲリオン」の再放送第1話から第4話までを一気に見る。第1話と第2話はすでに英語版で見ていたけれど、どうも音声とBGMとSEのバランスが良くなくって、臨場感とゆーか迫力に欠ける部分があった。セリフも聞き取りにくいし。いや英語が解るって意味じゃなくって、何か喋り声が聞こえるか聞こえないかって程度だけど。でも日本語版の再放送はオリジナルだけあってその当たりのバランスがばっちりで、14インチの小さな画面でもエヴァと使徒との迫力ある戦闘を楽しむことができた。

 しかし「エヴァ」をビデオでまとめ撮りしよーとするとどーしてもその直前に放送している「エコエコアザラク」が録画できない。2台デッキを回せば可能だけど、去年の年末によーやくビデオを初めて買った身には、一気に2台なんて贅沢すぎる。だったらもっと良いビデオデッキを買ったよね。で結局テレビ版の「エコエコアザラク」は、景気づけの記事を書いておきながら見ていない。ちょっと悪いなー、ギャガさんに。面白かったんだろーか。面白いってことなら来週は寝ずに頑張って見てみよーかと思うけど。

 「エヴァ」の再放送は毎回4話づつで7周ってことだから、計算では最後の週は懸案の25話と26話だけの放送ってことになるが、地方で始まっている再放送では、その当たりを放送しないとかいった話が流れているだけに、あるいは最後の方の週は2話だけの放送になるのかも。テレビ東京に聞けば早いけど、そこら当たりは放送時にしっかり見ているので、放送されてもされなくっても構わない。むしろビデオ化された時に、予定どーりに作り直しバージョンといっしょに放送バージョンもちゃんと入れてあるかどーかが肝心。ともかくもビデオが出るのを待つしかない。しかしそれ以前に映画はちゃんと公開するのかねー。

 川崎の手前にある多摩川河川敷のサッカー場で試合。4チームの予定が3チームしか集まらず、しかたがないので15分ハーフの試合を2試合こなして終わりにする。3カ月ほど広いグラウンドでのサッカーをしていなかったので、足は動かず走ればすぐに息が切れる。動悸と目眩で試合後はもーふらふら。重たい鞄をかかえて家に向かう間も、頭がガンガンと痛み筋肉痛もはや始まっている。明日から1週間が始まるとゆーのに、これでは先が思いやられるが、1面を3人くらいで作っている他に類をみない自転車操業新聞なので休めない。来週末にもまたサッカーの試合があるとゆーし、ともかく助教授のよーに風邪をひくことはなしに、頑張って2月を乗りきろー。

 その助教授のページに気になる情報が。産経新聞とフジテレビ、三菱電機が鳴り物入りで始めた「電子新聞」の運営がはや暗礁に乗り上げているらしー。毎日新聞の報道では有料利用者が300とかで、専用のハードを作って運営母体となる別会社を作ってこの成績では、とてもとても算盤が合うはずがない。同じグループにいながらこーいった情報からは隔絶されているので、報道が事実か否かについて発言する資格はないが、シャープのザウルスと組みジャストシステムのインターネットと組みネットスケープと組みと、従来からあるハードやソフトをうまく取り入れて電子新聞の配信を行っている毎日新聞の路線が、あるいは正しかったのだとゆーことになるのかも。どーだ見たかって報道だね。


【2月1日】 青山にあるワタリウム美術館に行って展覧会「ルドルフ・シュタイナー黒板ドローイング展」を見る。哲学者であり人智学の創設者として有名らしーシュタイナーが、農民や労働者たちを前に行った講義の板書を展示するとゆー内容。黒板消しでさっと吹けば消えてしまう板書が、なんで今も残っているのかとゆーと、弟子達が講義録を保存する目的で黒板に黒い紙を張っておき、そのあまりにもアーティスティックな板書が終わる度に、はがしてとっておいたのだとか。長く忘れ去られていたが、70年たった最近、倉庫の中で発見されて公開の運びになったとゆー。

 宇宙の理だとか火山の秘密だとか人間に秘められた光だとか、聞けばなかなかに「トンデモ」な内容の講義だけど、黒い紙に様々な色のチョークで書かれたドローイングと一緒に見ていると、熱を帯びて労働者や農民たちに語りかけるシュタイナーの姿が脳裏に浮かんで来る。ちょっと宮沢賢治の「グスコーブドリの伝記」に出てきた、窓から飛び出し気球に乗って家に帰る火山の専門家の博士にも似ているね。しかし土曜日だとゆーのに客は他に1人しかなく、有名じゃない人の展覧会なんてこんなものかと寂しくなる。ワタリウムは1度チケットを買えば期間内は出入り自由だから、仕事の理不尽に気が滅入ったらまた行って、「トンデモ」な講義に頭を狂わせる逆療法をやってみよー。

 BMWのショールムの地下にある本屋で時間つぶし。発売が予告されていた「機動戦艦ナデシコ」のコミック版、その名も「遊撃宇宙艦隊ナデシコ」(角川書店、560円)を買う。書いているのは麻宮騎亜さん。ストーリーが同じかどーかは最初の頃を見ていないから知らないが、少なくともキャラクターは完全に麻宮調となっていて、テレビに見慣れた目には相当に違和感がある。でも麻宮ファンには溜まらないかもしれない。折角なのでテレビ版など気にしないで、どんどんと「麻宮ナデシコ」を追求していって欲しいね。

 日下部匡俊さんとゆー人の「呪法宇宙 カルシバの煉獄」(富士見ファンタジア文庫、639円)を読了。高千穂遥さんの「ダーティーペアFLASH2 天使の微笑」(早川書房、1000円)と同じ「るりあ046」さんがイラストを描いているけれど、受ける印象はてんで違う。あるいは藤子不二雄さんみたく描いている人が違うっているのかもしれないと思うが、実際のところどーなんだろーか。話は「ダーティーペアFLASH」以上に「SF的」で、ファンタジア文庫には珍しい分厚さと相まってなかなかに重厚な作品に仕上がっている。

 家に帰ってアニメの土曜日。「逮捕しちゃうぞ」はまーいつもの仕上がりで、可もなく不可もないといったところ。久しぶりに見た「YAT安心!宇宙旅行」もやっぱり可もなく不可もなし。桂さんの活躍が少なかったのがちょっぴり残念、かな。さて問題の「セーラースターズ」。オーランドに行く前から始まっていた「ギャラクシアン」との闘いがまだ続いていたが、それでも外惑星のセーラー戦士たちは斃されたみたいで、残すはセーラームーンとスターライツの3人、そして正体不明のちびちびの5人とゆーところまで到達していた。

 さていよいよ来週が最終回。ギャラクシアンの高笑いも来週で聞き納め、旧世代のアニメファンが憧れ慕った堀江美都子さんともお別れかと思うとなんだか寂しい。でもまあずるずるとこれ以上引っ張って、「ドラゴンボールZ」みたく悲惨な末路を迎えるのも嫌なので、ここは喜んで一時代を築いたアニメーションの最後を見極めよー。しかし後番組が「キューティーハニー」とはなー。せめて前作並の「お色気」を盛り込んで欲しーところだけど、時間帯が時間帯だしそれもきっと無理だろーね。とりあえず第1回を見て、その後も見続けるか考えよー。


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