大崎 梢作品のページ No.2



11.キミは知らない

12.プリティが多すぎる

13.クローバー・レイン

14.ふたつめの庭

15.ようこそ授賞式の夕べに−成風堂書店事件メモNo.4−

16.忘れ物が届きます

17.だいじな本のみつけ方

18.空色の小鳥

19.誰にも探せない(文庫改題:宝の地図をみつけたら)

20.スクープのたまご


【作家歴】、配達あかずきん、晩夏に捧ぐ、サイン会はいかが?、片耳うさぎ、平台がおまちかね、夏のくじら、スノーフレーク、ねずみ石、背表紙は歌う、かがみのもり

 → 大崎梢作品のページ No.1


よっつ屋根の下、本バスめぐりん。、横濱エトランゼ、ドアを開けたら、彼方のゴールド、さよなら願いごと、もしかしてひょっとして、めぐりんと私。、バスクル新宿

 → 大崎梢作品のページ No.3

 


                 

11.

●「キミは知らない」● 


キミは知らない画像

2011年05月
幻冬舎刊
(1400円+税)

2014年04月
幻冬舎文庫化


2011/08/25


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慕っていた臨時教師=津田孝之が突然退職。じっとしていられなかった水島悠奈は友人たちにけしかけられ、日帰りが可能かどうか判らない遠方にある津田の自宅を一人で訪ねていく。
ところが悠奈の知らない人物が次々と彼女の前に現れ、悠奈を大事に扱ったり、逆に拉致しようとしたりと、悠奈を大騒動に巻き込んでいきます。いったい誰の言うことが正しいのか、教師の津田を信じることができるのか。
しかも、その騒動の理由の中に、12年前に事故死した父親の秘密まで隠されているらしい。
誰が味方か判然としないまま逃げ惑う悠奈でしたが、父親の死の真相を明らかにしようと逆転を願う、というストーリィ。

ごく普通の高校生である悠奈が、ただ辞めた教師を訪ねて行っただけなのに大勢の人間が絡む大騒動に巻き込まれてしまう。何とドラマチックな女子高生版サスペンス+ドラマチックストーリィかと思うべきところかもしれませんが、余りに荒唐無稽すぎて、何だなかなぁ〜、というのが率直な感想。
人が次々と登場し過ぎて、何が何だか判らないですよ。そしてまた、結局何がどう決着したのか、その点もなぁ・・・。
 
風呂敷を広げ過ぎたところに、悠奈の人物造形が追い付いていない、という印象。

                

12.

●「プリティが多すぎる」● ★☆


プリティが多すぎる画像

2012年01月
文芸春秋刊
(1400円+税)

2014年10月
文春文庫化


2012/02/15


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老舗出版社に入社して3年目、最初は雑誌部門配属で次こそ文芸部と志望していたのに、主人公である新見佳孝が突然命じられた異動先は、何とローティーン向けファッション雑誌「ピピン」の編集部。

その編集部に出向いてすぐに面喰う。ポスター、ぬいぐるみ、ちゃらちゃらした服に、ごてごてしたファンシーグッズ、女の子4人の写真等々の洪水に。
冗談じゃない、やってられるかと、意欲は起こらない。それでも仕事は回ってくる。それなりにそつなく仕事をこなしている筈と思うものの、ちょっとした見過ごしでスタッフの間に問題を起したり、ひいては広告写真のことで大トラブルを起し、少女モデルの一人のチャンスを奪ってしまうことになったりと。
大人の男性からみればチャラチャラした雑誌にしか見えなくても、そこには少女たちの夢があり、それに関わる編集部員、カメラマン、スタイリスト、少女モデルたち、皆真剣この上ない。軽い調子で務まるような仕事ではなかったと思い知る羽目となる。

お仕事小説、ではありますが、ユーモア色の強い作品。その点では
新野剛志「あぽやんに似ているかも。
めったに見られぬ業界の内幕を覗き込むという面白さはあるものの、男性である私としてはどこか現実感が伴わず、読了後の充足感は残念ながら今一つ。

            

13.

●「クローバー・レイン」● ★★


クローバー・レイン画像

2012年06月
ポプラ社刊
(1500円+税)

2014年08月
ポプラ文庫化



2012/06/30



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出版社の紹介文を読むと、どんなストーリィなのか、業界説明的な作品なのか、かえってピンと来なかったのですが、実際に読んでみるとスッと入り込んでいけます。
大手出版社の若手担当編集者を主人公に据えたストーリィ。

千石社の
工藤彰彦は、編集部に異動して未だ3年目という29歳。あるパーティでベテラン作家ながらもはや忘れられた存在と言える作家=家永嘉人に久々に出会い、酔った彼を介抱して家まで送り届けることになります。その家永宅で彰彦が見つけたのは、「シロツメクサの頃」と題された小説の原稿。一晩で読み上げ感動した彰彦は、是非出版したいと意気込みます。
しかし、意気込む彰彦に対し、家永本人も、上司の編集長も、家永を知る同僚編集者たちも何故か反応が悪い。大手出版社となると、直近で実績のない作家の作品出版には否定的である、ということを彰彦は初めて知ります。
そこから始まる彰彦の挑戦が本ストーリィのメイン。出版、そして発行部数を伸ばすためにはどうしたらいいのか。ベテラン編集者から知恵を借り、有能な後輩営業社員にも頭を下げ、書店巡りもし、難問の家永の別居状態にあるその娘にも会いに行きます。

一冊の本を世に出すまでに、作家だけでなく担当編集者、出版社営業マン、書店員たちがどれだけ関わり、情熱を傾けているかを、温かく爽快に描いたストーリィです。
大崎梢さん、
夏のくじら以来私の中ではずっと下り道が続いていたのですが、久々に見晴らしの良い丘の上に出たという爽快感、得心できた充実感があります。
書店を舞台にした
成風堂書店事件メモ”シリーズ、出版社営業マンを主人公にした出版社営業・井辻智紀の業務日誌”シリーズ後、久々の本関連業界を舞台にしたストーリィ。本に関わる人々の温かい思いが溢れた一冊。彰彦の恋愛部分も付け加えられていて青春要素もあり。本好きにとっては、楽しくてたまらない作品です。

                 

14.

「ふたつめの庭」 ★★☆


ふたつめの庭画像

2013年05月
新潮社刊
(1600円+税)

2015年11月
新潮文庫化



2013/06/15



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大船から湘南モノレール、終点・江の島までのちょうど中間地点にある西鎌倉、そこにあるかえで保育園が本作品の舞台。
主人公は短大卒業後、かえで保育園に勤めて5年になる保育士=
小川美南
保育士を主人公、保育園を主要舞台にしているだけに、保育士の仕事、子供たちや親たちの間の揉め事、悩み事。ひいては、保育士、子供たち、親たち各々の成長を描いたストーリィになっています。

その美南がちょっと気になる親は、離婚してシングルファーザーとなった
志賀隆平、34歳。最初の頃は強面で戸惑っている風が明らかでしたが、1年余を経て4歳児である旬太の父親として漸く落ち着いてきた風です。
その隆平、保育園で起きた問題に美南が苦戦する度に手を差し伸べると思えば、その隆平が子育て問題で悩めば美南がアドバイスする、といった具合にストーリィは進展していきます。
絵本が絡んだちょっとミステリ風味がある処は、
成風堂書店の大崎さんらしいところ。一方、子供に対する親の優しく懸命な心情を描いたところは、ふと重松清「ステップを思い出させられます。

上記要素はさておき、本作品の格別な魅力は、子供たちの成長以上に親たちが“親”として成長していく姿を描いた処でしょう。それにプラスして、美南の成長と恋愛も描かれます。
読み終わって振り返ると、結構欲張りな小説なのです。お薦め!

※本書中に取り上げられた絵本は
こんとあき」「おしいれのぼうけん」「もりのなか」
 
絵本の時間/あの日の場所へ/海辺のひよこ/日曜日の童話/青い星の夜/発熱の午後/青空に広がる

       

15.

「ようこそ授賞式の夕べに−成風堂書店事件メモ(邂逅編)− ★☆


ようこそ授賞式の夕べに画像

2013年11月
東京創元社刊
(1500円+税)

2017年02月
創元推理文庫化



2013/12/07



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杏子多絵の書店員コンビが活躍する書店ミステリ成風堂書店事件メモ”シリーズ、6年半ぶりの登場です。
かねてよりファンであるこのシリーズ、前作からかなり時間が開いてしまいこのまま終ってしまうのかと寂しい思いをしていましたが、嬉しい復活。
しかも今回は
出版社営業・井辻智紀の業務日誌”シリーズとのコラボ。両シリーズの主要キャラクターがそろって登場します。

今回の事件とは、当日の夜に開催される
書店大賞授賞式(本屋大賞のもじり)に関連するもの。一ヶ月前に事務局に届いた不審なFAXに始まり、大賞実行委員長を心配させる出来事が次々と起こります。誰が、何の為に、そして真相は?
<書店の謎を解く名探偵>を訪ねて成風堂書店にやってきた福岡の書店バイト=
佐々木花乃に懇願されて杏子と多絵が、事務局長の竹ノ内に相談された出版社営業マンの真柴と強引に引き込まれた井辻らが、別々かつ並行的に今回起きた事件の謎を解明しようと都内周辺の書店を飛び回ります。

書店ミステリとしては物足りなさを感じますが、久々に杏子&多絵コンビに再会できたことはファンとしては嬉しい限り。そして書店大賞というひとつの舞台を象徴として、良い本を少しでも大勢の人に読んでほしいという書店員ならびに出版社営業マンの思いを熱く伝えているところは、本書の魅力として評価したい。

※なお、冒頭に登場する
佐野眞一「誰が「本」を殺すのかは実在の書ですので、念のため。

           

16.

「忘れ物が届きます ★☆


忘れ物が届きます画像

2014年04月
光文社刊
(1300円+税)

2016年08月
光文社文庫化



2014/05/08



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ずっと以前に決着していた筈の事件が再び幕を開ける。新たな疑惑を伴って・・・・という趣向の短篇集。

過去の事件が再び蘇るという設定は、それ程珍しいものではないと思いますが、そこは大崎梢さんだけに、過ぎ去った過去への懐かしい思いと共に優しさに満ちたミステリ。
また、事件も主人公自身に関わるものだったり、身近な人間の身の上に起きたことだったり、主人公へ物語る相手のことだったりと様々。また、事件が起きた時期も、懐かしい自らの学生時代のことだったりずっと昔のことだったりと、ストーリィの趣向は多彩です。
収録5篇の中で私が最も魅せられたのは、冒頭の
「沙羅の実」。どういう真相だったのかすぐには理解できなかった分、なおのこと胸に残った気がします。

「沙羅の実」:主人公の小学生時代に起きた事件の真相を、偶然再会した当時の教師が突き詰めていくストーリィ。
「君の歌」:やはり中学生時代に女子生徒が襲われた事件の真相を、その同級生だった男子生徒が語ろうとします。
「雪の糸」:恋人たちの会話から浮かび上がる、先輩社員に関する事件のこと。
「おとなりの」:過去に起きた事件について、自分の息子への疑惑が新たに浮かび上がります。
「野バラの庭へ」:自らが少女だった頃に起きた美人令嬢の失踪事件を、老婦人が語るゴシック風のミステリ。

沙羅の実/君の歌/雪の糸/おとなりの/野バラの庭へ

          

17.

「だいじな本のみつけ方 ★☆


だいじな本のみつけ方画像

2014年10月
光文社刊
(1000円+税)

2017年04月
光文社文庫化


2014/11/12


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本好きの中学生たちを主人公にした、中学生〜高校生向きのライトノベル。
でも本にまつわるストーリィとなれば放ってはおけません。まして、書店員でも出版社営業マンでなく、本が好きという中学生たち自身が主人公なのですから。

本書中、主要な登場人物の一人がノンフィクション好きの友人に対し、好きなライトノベレル作家の名前を口にできなかったという件があります。
でも、ライトノベルだろうが何であろうが、面白ければ読む! ただそれだけで十分なのです。文学的価値を問うている訳ではなく、面白いかどうかで読んでいるのですから。

前半の章は、来週にならないと発売されない筈の本が、何故学校のある場所に置き忘れられていたのか?という謎。その謎を解こうと、本好きの中2女子=
野々香が、同級生で強引なところ多々ある図書委員=高峯秀臣と奔走します。
後半の章は、本を使って中学生と小学生の交流イベントはできないか?という課題に、主人公たちがアイデアを巡らせます。
本好きなら、興味津々ですよね?

だいじな本のみつけ方
1.だれかの忘れ物/2.憧れのお仕事/3.私たちのだいじな本
だいじな未来のみつけ方
1.小学校からの依頼/2.読み聞かせの達人/3.一緒に行こう

             

18.
空色の小鳥 Sky-colored Small Bird ★★☆


空色の小鳥

2015年09月
祥伝社刊

(1700円+税)

2018年06月
祥伝社文庫化



2015/10/15



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大崎梢さんと言えばユーモアと温か味のある作品というイメージですが、本作品はそのイメージから大きく一歩踏み出した意欲作と言えます。
ストーリィは、
西尾木敏也27歳が蒲田の安アパートに、佐藤千秋結希という母子を訪ねるところから始まります。
千秋は3年前に事故死した兄=
雄一の内縁の妻、そして結希は2人の間に生まれた娘。しかし、西尾木家は誰も結希の存在を知らない。そして千秋は末期癌で余命あと僅かという状況。
敏也は千秋を説得して結希と養子縁組し、千秋の死後は西尾木家に内緒のまま結希を引き取り、大宮の4LDKマンションで一緒に暮らし始めます。
実は敏也、事業成功者である
西尾木雄太郎の元に後妻に入った母親の連れ子。しかし、実母は高2の時病死し、西尾木家では微妙な立場にあります。
独身で若く子育て経験も全くない敏也が、何故結希を引き取ったのか、その意図は何処にあるのか・・・・というストーリィ。

敏也の意図が中盤まで隠されたままなので、どこか不穏でスリリングな雰囲気を残したまま、敏也の子育て奮闘と結希の成長ストーリィが物語られていきます。
もちろん敏也一人でどうなるものではありません。オカマの友人=
汐野、そして恋人の亜沙子が駆けつけ敏也の子育てを応援するばかりか、いつの間にか敏也と結希の周りには2人を気にかけてくれる人達との繋がりが出来ていることに、敏也は驚きます。

第一人称的には敏也の逆襲ストーリィ、第三者的には敏也の子育てストーリィ、そして俯瞰的に眺めるならば、新しい家族の物語といって間違いありません。
血が繋がっているかどうかなど問題ではない、お互いがお互いを必要とし、家族のように密接に繋がろうとしているかどうか。それらが備わっていれば彼らはもう“家族”なのです。

結希だけでなく、敏也も汐野も亜沙子もまた肉親と縁が薄いという点で、共通する仲間だったと言えます。

冒頭から最後まで全く揺るぎのない、密度の濃いストーリィ。
面白く、時にハラハラさせられ、感動もありと、読み応えたっぷりの一冊。
これまでの大崎梢作品の中で文句なく傑作と言える作品です。お薦め!


1.たったひとり/2.桜と若葉/3.放課後の探し物/4.なかなかの物件で/5.納め時/6.嵐を呼ぶ/7.夢見たものは

            

19.
「誰にも探せない 
 (文庫改題:宝の地図をみつけたら)


誰にも探せない

2016年02月
幻冬舎刊

(1400円+税)

2016/04/13

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当初、紹介文を読んで今回はパスしようと思っていたのですが、大崎梢ファンとしては気になり結局読むに至ったのですが、当初の予感はやはり正解だった、というのが率直な感想。

山梨県に住む大学2年生、郷土史研究会サークルに所属する
坂上晶良(あきら)が本書の主人公。
その晶良の前に、東京で暮らしている筈の幼馴染=
桂木伯斗が現れ、9年前に冒険した穴山梅雪(武田信玄の将)縁の隠し里、埋蔵金探しに再挑戦しようと声を掛けてきます。
伯斗の申し出を拒めず一緒に山中に入り込んだ2人ですが、そう簡単に見つかる訳もありません。それどころか、2人はそれぞれ不穏な事態に巻き込まれます・・・・。

信玄の隠し金探しに、東京での大金を巡る揉め事が絡み合う、というストーリィ。
結局は中途半端に終わってしまったなぁと思うものの、元々そう期待もしていなかったので期待外れと然程嘆くこともなし。

※なお、
「誰にも探せない」という題名、正確に言うならば「誰にも探し出せない村」、と言うべきかと思います。

      

20.
「スクープのたまご ★★


スクープのたまご

2016年04月
文芸春秋刊

(1600円+税)

2018年09月
文春文庫化



2016/05/17



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奇跡的に出版社に採用され晴れて出版社員、PR誌編集部に配属された信田(しのだ)日向子でしたが、同期で週刊誌編集部に配属された桑原雅紀が過酷な業務に心を病み、その代わりとして早や2年目にして「週刊千石」編集部に異動。
訳の分からぬまますぐ事件班に組み入れられ、山の中への現地取材、タレントスキャンダルを狙った張り込み等々と、日々駆けずり回る状況に。
本書はそんな新人週刊誌記者のお仕事小説&奮闘記。

週刊誌記者というと、人の迷惑をお構いなしにスキャンダルを追いかけ回すというダーティなイメージを持ちがち。そんな取材仕事を何故出版社の正社員が行わなくてはならないのか(契約社員にやらせておけばいいのではないか)、文芸出版社が何故週刊誌を発行する必要があるのか。そんな疑問に、本書中で登場人物が答えてくれます。
また、脈略ないまま幾つもの取材や現地調査に駆け回る日向子でしたが、最後にそれが一本に繋がり、女性連続不審死事件の真相解明に繋がるというのが本書ストーリィ展開。
そうした意味で本書は、お仕事小説+新人奮闘記+内幕披露+事件解決、という盛り沢山の内容です。

しかし、ストーリィ要素が盛り沢山だからといって面白いとは限りません。本書を面白くしているのは、チビで地味、まだ学生みたいに見えるという外見と、異動したからにはと頑張り続ける日向子の主人公像にあることは疑いありません。

本書はシリーズ作品となるようで、そもそも文芸春秋とのタイアップ小説という気配が濃厚です。
もっともそんなことはどうでもよく、主人公の日向子は是非また会いたいキャラクター。シリーズ化が楽しみです。


1.取材のいろは/2.タレコミの精度/3.昼も夜も朝も/4.あなたに聞きたい/5.そっと潜って/最終話.正義ではなく

  

大崎梢作品のページ No.1   大崎梢作品のページ No.3

   


   

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