1999 Round 14 European GP
Qualifying Practice

Last Updated: 99/09/26

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フレンツェンが'97年モナコ以来のポールを獲得!

 1999年F1第14戦ヨーロッパグランプリの予選が9月25日(土)、ニュルブルクリンク・サーキットで行われ、H−H.フレンツェン(ジョーダン・無限ホンダ)がポールポジションを獲得した。予選開始前から小雨が降り、路面はウェット状態。しかしその雨も前半で上がり、路面はどんどん乾いていく。そのため各チームとも路面の乾くのを待つこととなり、残り20分くらいからドライタイヤで各マシンがあわただしくコースイン。コース上は混雑し、その中で柔らかめのタイヤをチョイスし、上手くクリアラップが取れたフレンツェンがポールを獲得した。逆に前に引っかかってしまったハッキネンは3位。レースをにらんで固めのタイヤを選んだアーバインは9位と苦しいポジション。

 セッション終了後、トップ・フレンツェンと2位クルサードが車検場で体重を量った後何やら長話。そこに、予選で失敗してしまったハッキネンがまったく目を合わせようともせずに通りすぎ、ハッキネンとクルサードがギクシャクしていることが見て取れた。ハッキネンはいつも予選でクルサードの前のポジションを確保していただけに、前回モンツァでシフト・ミスでリタイアしていることもあり、かなりプレッシャとなるだろう。このプレッシャに潰されないかが心配。ここでクルサードに負けることにでもなれば、更に立場は悪い方向に向かうばかり・・・
 フェラーリはシューマッハが戦列を離れてからまったく進化が止まった感じで、現在アーバインはハッキネンと並んでポイントランクトップにいるが、苦しい戦いを強いられそう。
 こうなると、チャンピオン争いで一番リラックスして戦えそうなフレンツェンにチャンスがあるのでは? 次戦マレーシアには無限ホンダが「鈴鹿スペシャル」エンジンを準備してきそうだし、このレースで勝つことにでもなったら、本当にわからなくなりそうだ。

Position No. Driver Team Engine Time
1 8 H−H.フレンツェン ジョーダン 無限ホンダ 1'19.910
2 2 D.クルサード マクラーレン メルセデス 1'20.176
3 1 M.ハッキネン マクラーレン メルセデス 1'20.376
4 6 R.シューマッハ ウィリアムズ スーパーテック 1'20.444
5 18 O.パニス プロスト プジョー 1'20.638
6 9 G.フィジケラ ベネトン プレイライフ 1'20.781
7 7 D.ヒル ジョーダン 無限ホンダ 1'20.818
8 22 J.ヴィルヌーブ BAR スーパーテック 1'20.825
9 4 E.アーバイン フェラーリ フェラーリ 1'20.842
10 19 J.トゥルーリ プロスト プジョー 1'20.965
11 10 A.ウルツ ベネトン プレイライフ 1'21.144
12 3 M.サロ フェラーリ フェラーリ 1'21.314
13 12 P.ディニース ザウバー ペトロナス 1'21.345
14 17 J.ハーバート スチュワート フォード 1'21.379
15 16 R.バリチェロ スチュワート フォード 1'21.490
16 11 J.アレジ ザウバー ペトロナス 1'21.634
17 23 R.ゾンタ BAR スーパーテック 1'22.267
18 5 A.ザナルディ ウィリアムズ スーパーテック 1'22.284
19 20 R.バドエル ミナルディ フォード 1'22.631
20 21 M.ジェネ ミナルディ フォード 1'22.760
21 15 高木虎之介 アローズ アローズ 1'23.401
22 14 P.テ・ラ・ロサ アローズ アローズ 1'23.698


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