1998 Formula One World Champion Ship

Round 5. Spanish GP. Results

Last updated, 98/05/11


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第5戦 スペインGP最終結果
◇5月8日〜5月10日
 カタロニア(バルセロナ)(4.728Km×64周)
  • 1 M.ハッキネン(マクラーレン・メルセデス)
  • 2 D.クルサード(マクラーレン・メルセデス)
  • 3 M.シューマッハ(フェラーリ)
  • 4 A.ウルツ(ベネトン・プレイライフ)
  • 5 R.バリチェロ(スチュワート・フォード)
  • 6 J.ヴィルヌーブ(ウィリアムズ・メカクローム)

○スペインGP予選結果

○スペインGP結果詳細

○ドライバー&コンストラクターランキング


○ハッキネン、今期3勝目!

 1998年F1第5戦スペイングランプリの決勝が5月10日(日)、カタロニア・サーキット(バルセロナ)で行われ、M.ハッキネン(マクラーレン・メルセデス)がポール・トゥ・フィニッシュで今期3勝目を飾った。

 今回はビデオが不調でレースを見ることができませんでした。・・・しばし呆然・・・ 従ってレース実況レポートはお休みします。申し訳ございません。

 インターネットやニフティの情報を総合すると、やっぱりマクラーレンが速かったんですね。今回はハッキネン。ここバルセロナは得意見たいです。ファーステストも記録したので、金曜日から全セッションでトップの完勝を果したことになります。ますますマクラーレンは他とは別の次元に行ってしまったような、と、言うよりこれはBSのタイヤの進化したことによって、それとのマッチングが良いマクラーレンがより速くなっていったって事でしょう。同じBSのベネトンもGYのフェラーリと対等に戦える所まで進化してきています。

 さて、今回注目のフェラーリ、ベネトンの争いはやっぱりシューマッハに軍配が上がったようです。シューマッハはスタートで出遅れアーバイン、フィジケラの後5位で序盤は周回を重ねるんですが、1回目のピットインのどさくさを利用して3位に浮上。多分、前の二人が先に入って前が空いた時に、もしくは、遅い2人より先に入ってその後猛チャージをかけたかしてタイムを稼いだかしたんだと思うけど、こういう展開はシューマッハ独特の上手さだよね。1回目のピットインの時に速度違反を犯して、10秒ストップのペナルティーを加せられ、ウルツに一時は3位を譲ったみたいだけど、それでも2回目のピットインのどさくさをまた利用して3位を奪い返したってことは、よっぽど頑張って走ったんだろうな。でもクルサードとのタイム差を考えると、まだまだマクラーレンには及ばないみたい。

 今回のレースの見せ場は、アーバイン、フィジケラの争いだったのかな? 残念ながら29周目に接触して両者リタイアしてしまったようだけど、どんな接触のしかただったのか気になるところ。どちらも事故リやすいタイプだからなー。また、フィジケラが「アーバインとは絶対口利かない!」なんて言い出すのかな? それともその逆?

 久々にバリチェロが5位入賞。今回からスチュワートはバリチェロだけニューエンジン、ニューシャーシを持ち込んだようだけど、それが結果を結んだみたい。でも、もともとフォードのワークスエンジンを使用してるんだから、このくらいの成績をコンスタントに出さないと辛いよね。

 期待の日本勢、高木・中野とも2周遅れながら揃って完走。でも、できればやっぱりシングルを争って欲しいな。特に高木は今回予選で最後尾。これまで予選では下位チームの最高のグリットを得ていただけにチョット心配。レースでの走りはどうだったのかなー

 レースを見逃したのって何年ぶりだろうか。とにかく悔しい!!。しかし、結果を見てなんとなく展開が想像ついてしまうっていうのも、ある意味では寂しいなぁ。ハラハラ・ドキドキ、誰が勝つか想像も付かない、「どうしてコイツが勝ったんだ?」そんなレースってF1ではもう無理なのかもね。



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