1998 Round 5 Spanish GP
Qualifying Practice
Last Updated: 98/05/10

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PositionNo.DriverTeamEngineTyresTime
18Ｍ．ハッキネンマクラーレンメルセデスＢＳ1'20"262
27Ｄ．クルサードマクラーレンメルセデスＢＳ1'20"995
33Ｍ．シューマッハフェラーリフェラーリＧＹ1'21"785
45Ｇ．フィジケラベネトンメカクロームＢＳ1'21"894
56Ａ．ウルツベネトンメカクロームＢＳ1'21"965
64Ｅ．アーバインフェラーリフェラーリＧＹ1'22"350
715Ｊ．ハーバートザウバーペトロナスＧＹ1'22"794
89Ｄ．ヒルジョーダン無限ホンダＧＹ1'22"835
918Ｒ．バリチェロスチュワートフォードＢＳ1'22"860
101Ｊ．ヴィルヌーブウィリアムズメカクロームＧＹ1'22"885
1110Ｒ．シューマッハジョーダン無限ホンダＧＹ1'22"927
1211Ｏ．パニスプロストプジョーＢＳ1'22"963
132Ｈ−Ｈ．フレンツェンウィリアムズメカクロームＧＹ1'23"197
1414Ｊ．アレジザウバーペトロナスＧＹ1'23"327
1516Ｐ．ディニースアローズアローズＢＳ1'23"704
1612Ｊ．トゥルーリプロストプジョーＢＳ1'23"748
1717Ｍ．サロアローズアローズＢＳ1'23"887
1819Ｊ．マグヌッセンスチュワートフォードＢＳ1'24"112
1923Ｅ．トゥエロミナルディフォードＢＳ1'24"265
2022中野信治ミナルディフォードＢＳ1'24"538
2121高木虎之介ティレルフォードＧＹ1'24"722
107%rule1'25"880
-20Ｒ．ロセットティレルフォードＧＹ1'25"946


ハッキネン、今期３度目のポール！

　1998年Ｆ１第5戦スペイングランプリの予選が５月９日(土)、カタロニア（バルセロナ）で行われ、Ｍ．ハッキネン（マクラーレン・メルセデス）がポールポジションを獲得した。

　ここでもマクラーレンの速さに揺るぎはなく、今回はハッキネンがコンマ７秒引き離してポール獲得。３位シューマッハとは１．５秒も離れているんだから、マクラーレンの速さは誰も手が付けられないところまで行ってしまった。
　マクラーレン抜きで見ると、ベネトンの２人が４位５位に食い込んできたのが注目。一時はシューマッハの前、フロント・ロゥ独占か！？とも見られたが、結局シューマッハが底力で３位を死守。それでもシューマッハとの差は僅かで、これはＢＳタイヤとのマッチングがかなり良くなってきたためと思われる。フィジケラも久々にウルツの前に並び、決勝での走りが楽しみだ。

　逆に、ますます墜落の一途を辿ってるのがウィリアムズ。去年ポール・トゥ・フィニッシュを飾ってるヴィルヌーブが10位、フレンツェン13位とジョーダンやザウバーにも後れを取ってしまってる。やっぱり駄目かねぇ、もう。2000年、ＢＭＷと組む様だけど、エンジンの問題ではないよね。

　虎之介は最後尾21番手スタート。同僚ロセットは107％ルールでそれを上回るタイムを出せずに失格と、ティレルはかなり厳しい状況のようだ。今年でチームはおしまいとなると、チームの士気が上がらないのは仕方のないことだけど、虎之介にとっては辛い。その走りで何とかチームを盛り上げて欲しいところだが・・・・

　この結果を見ると、ＢＳが更にポテンシャルをアップしてきたのか、マクラーレン、ベネトンが好調で、シューマッハが何とか食い下がったって感じ。ＢＳを使うバリチェロも今期最高の９位を得ている。決勝の展開はやはりマクラーレンがブッチギリで、シューマッハＶＳベネトン勢の表彰台獲得争いが楽しみって所か。しかし、決勝日の天気予報が雨とのこと。もしそうなると・・・レインタイヤはＢＳが良いらしいから、やっぱりマクラーレン、ベネトンが有利かな？

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