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Round 14. Italian GP. Results

Last updated, 00/09/10


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第14戦 イタリアGP最終結果
◇9月8日〜9月10日
 モンツァ・サーキット(5.782Km×53周)
  • 1 M.シューマッハ(フェラーリ)
  • 2 M.ハッキネン(マクラーレン・メルセデス)
  • 3 R.シューマッハ(ウィリアムズ・BMW)
  • 4 J.フェルスタッペン(アローズ・スーパーテック)
  • 5 A.ウルツ(ベネトン・プレイライフ)
  • 6 R.ゾンタ(BAR・ホンダ)

○イタリアGP予選結果

○イタリアGP結果詳細


○シューマッハ優勝でハッキネンに2点差に迫る!


 2000年F1第14戦イタリアグランプリの決勝が9月10日(日)、モンツァ・サーキットで行われ、M.シューマッハ(フェラーリ)が6戦ぶり今季6勝目を挙げた。2位にはハッキネン、3位R.シューマッハ。これでドライバーズポイントはハッキネン80ポイント、シューマッハ78ポイントの2ポイント差で残り3戦を争うことになる。

 BARで最高の4番手スタートとなったヴィルヌーブはスタートでもたつき7番手まで順位を落とす。しかし、それが幸いして、第2シケインのロッジアで発生したクルサード、バリチェロ、トゥルーリ、フレンツェンによるクラッシュを逃れ3位に浮上。12周までその事故処理のためペースカーが入り、その後の再スタートでもシューマッハ、ハッキネンについていっていたのだが、再スタートから僅か3周目にエンジントラブルでリタイアとなる。

 チームメイトのゾンタは2回ピットストップ作戦で軽いため、トップスピードが伸びて次々に前のマシンをパスして一時は3位にまで上がるが、その後の2回のピットストップを挽回するまでには至らず、結局6位となった。

 さて、ドライバーズランキングを争う二人、シューマッハとハッキネンは、スタートでバリチェロが遅れたため、シューマッハトップ、2位ハッキネンの状態で周回を重ねるが、地元モンツァに向けてエンジンに改良を重ねてきたフェラーリは金曜日から終始シューマッハ・フェラーリが速く、再スタート後も着実にシューマッハがリードを広げて一時は10秒を超えるリードを築き、1回のタイヤ交換後にハッキネンは交換したタイヤ・セットがマッチしたのかファーステストを出しながらシューマッハに迫るが時すでに遅しでシューマッハが逃げ切った。

 シューマッハはこれでF1通算41勝目でA.セナと並んだのだが、レース後の記者会見でそのことを聞かれると、それまでの喜びの笑顔が一変して声をあげて泣いてしまい、涙もろいハッキネンももらい泣きしてまったく記者会見にならなくなってしまった。
シューマッハが泣くというのはまったく信じられない光景だったのだが、あのシューマッハにとってもA.セナと言う存在が物凄く大きな存在だったのかなと思うと、アンチ・シューマッハの私も厳粛な気持ちにさせられたというか、始めてシューマッハを好意的に見ることが出来た。CS放送の解説熊倉さんは「これまで5戦を勝てなかったことが重圧となっていたのでは?」と言っていたけど、そんなことでシューマッハが泣くとは思えないけどねぇ(今週末のF1速報誌は要チェック!)。







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