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Round 13. Belgian GP. Results

Last updated, 00/08/27


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第13戦 ベルギーGP最終結果
◇8月25日〜8月27日
 スパ・フランコルシャン(6.967Km×44周)
  • 1 M.ハッキネン(マクラーレン・メルセデス)
  • 2 M.シューマッハ(フェラーリ)
  • 3 R.シューマッハ(ウィリアムズ・BMW)
  • 4 D.クルサード(マクラーレン・メルセデス)
  • 5 J.バトン(ウィリアムズ・BMW)
  • 6 H−H.フレンツェン(ジョーダン・無限ホンダ)

○ベルギーGP予選結果

○ベルギーGP結果詳細


○ハッキネン、スパで初勝利!

 2000年F1第13戦ベルギーグランプリの予選が8月27日(日)、スパ・フランコルシャン・サーキットで行われ、M.ハッキネン(マクラーレン・メルセデス)が今季四勝目を飾った。ハッキネンにとってはベルギーで初勝利。また、ポール・トゥ・ウィンを決めたのは、1991年のA.セナ以来。

 スタート時、雨はやんでいたものの路面はウェットでスパはスタート・ライン直後にヘアピンがあり危険とのことで、セーフティーカーに先導されてレースはスタートする。セーフティーカーは1周でピットに入りレースがスタートが、序盤はほぼ予選順の通りでレースは進むが、どんどん路面が乾くなか4周目で最初にアレジがドライタイヤに交換。その後フェラーリ等も続々と交換する中、トップのハッキネンはフェラーリの1周あと、更にクルサードはその1周後と、マクラーレン勢の相変わらずの手際の悪さが目に付く。いち早く交換したアレジは予選17番手から一気に4番手へ。しかし、アレジはその後トラブルでリタイアとなる。

 13周目、トップのハッキネンはスピンを犯しM.シューマッハにトップを譲る。まだ路面が乾ききらない状態ではシューマッハの上手さが際立つ。しかし、スタート時の燃料が少なかったためシューマッハはレースのちょうど半分22周目で2度目の燃料を補給。このとき交換したタイヤで最後まで走らねばならず、タイヤを冷やすために直線ではウェット路面を選んで走りタイヤを冷やすと言う苦肉の策にでる。

 一方のハッキネンは27周目でタイヤ交換&燃料を補給。この頃になると路面はほぼドライの状態となり、予選で見せたハッキネン/マクラーレンのパフォーマンスが発揮され序々にシューマッハに迫る。そして残り4周のケネル・ストーレートでスリップストリームを利用し、シューマッハが周回遅れアウトからパスするところを、2台まとめてインから抜き去りそのまま最後まで逃げ切った。オールージュから立ちあがって300Km/hを超えるスピードでのバトルは迫力がありはらはらさせられた。2台に抜かれたゾンタはどんな気分だったのか・・・

 そのほかではラルフ、バトンのウィリアムズBMW勢が3位5位と健闘。ただし予選3位のバトンはヘアピンで前のトゥルーリに追突してシューマッハ兄弟に抜かれてしまうというまだ若い面も。クルサードは4位とチャンピオン争いからまた1歩後退してしまった。予選2位の自己ベストだったトゥルーリは4周目のヘアピンでバトンと絡んでスピン、リタイア。BARホンダ・J.ヴィルヌーブは7位、ゾンタは12位とポイント獲得ならず。

 これでドライバーズ・ポイントはハッキネン74ポイント、シューマッハ68ポイント、クルサード61ポイント。前回そした今回のレース、特にドライでのマクラーレン/ハッキネンの速さはシューマッハをも寄せ付けない。このままだと次のモンツァも、去年のようなミスさえなければハッキネンが断然有利だろう。シューマッハがフェラーリの地元でどのように対抗するのか?雨乞いをするしかないかも?!

○O.パニス、来期はBAR入り

 BARホンダは来期のドライバーとして、R.ゾンタに代わり、現在マクラーレンのテストドライバーであるO.パニスと契約したと発表した。

○M.サロはトヨタとテストドライバー契約

 2002年から参戦を表明しているトヨタは、テスト・ドライバーにM.サロと契約したことを発表。

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