いや、なんてことないんスよ…
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 5  男の子の一番好きなものの街と近代化遺産を訪ねる

ということでようやく本丸。結構時間かかりました。で付いた先がこちら豊後森機関庫。いろいろ調べていただけるとわかりますが、日本でも数例しか残っていない扇形の機関車倉庫になります。昭和9年の完成で、戦時中はグラマン艦載機の機銃掃射にも晒されたことがあるとか。


まずは横から。これじゃぁ何がなんだかわかりませんな。



そして右方向に向かいますと徐々にその全景を表してきます。ギリシャの神殿を思わせるような荘厳さに萌え〜っ


イトウ君もその力強さに圧倒されてます。手に持つカメラで写真撮ることも忘れるほどに。
といっても彼のデジカメは先ほどの廃線跡にてバッテリー切れ。残念。写るんですとか握りしめてます。 だから言ったろう、ちゃんと準備しろって。


今回はホントに天気がズーッと悪かったんですが、廃墟というのはこういう天気の方が雰囲気出るかもですな。


とりあえずバックショットも押さえておきます。こっちからの写真ってのはあまりネット上でも見かけませんが、そりゃそうです。全然フォトジェニックじゃありません。

なので、再度正面へ。まだこの時は駅の敷地には入ってません。


でもやっぱり我慢できずに中に入っていく一行…


駅構内(?)の踏切からホーム方面を臨んで。やはり真っ直ぐに伸びる線路というのは独特の魅力がありますな。曲がっててもそれはそれでOKなんですがね。


あ〜あ、中入っちゃった。


この時はちょうど保存に向けていろいろと動き出していたようで、これまであちこちのサイトで見ていたような草が生い茂ったような状態ではありませんでした。ただそれに伴って鉄条網が張り巡らされてて、容易に近づけなくなっちゃってますが…


子供向けのイベントで使った機関車がなんとなくいい感じ。


ターンテーブル越しに全景をば。


写真をヲッスヲッス撮っていたらJRの列車も通りました。自分で撮っててなんですが、この写真の意味がわからん。完全にはしゃぎすぎ。


引いた感じで全景。一人余計なのが写り込んでるのが悔やまれます。ムガーッ。


だから、人が写真を撮ってるのわかってるんだから、もう少し気を遣ってくれ。orz



もう写真大杉ですね。でも全てのアングルから撮りたくなるほど美しい。


こっちは詰め所跡かと。


この荒廃っぷりがたまりません。


窓ガラスが割れてるのってのは絶妙に廃墟感を醸し出します。犯罪抑止力としては、こういう状態は非常に拙いんですがね。


そして後は帰るだけです。結構長居したせいで急がないかんのですが、高速で思いっきり霧が発生しまして、速度制限50km。制限なんか無くったってスピード出せやしません。なんたって30m位先の前の車ですらまともに見えませんから。
そしてここでハプニング。急いでるわけですから多少無理します。でも霧で見えませんのでたまにエライ勢いでブレーキ踏んだりするわけですよ。となると世の中には慣性の法則なんてものが存在しますから、車内でものが運転席の方に飛んできたりもします。その中の一つに我が愛機Nikon D70も含まれてたりしまして、哀れ見事にフラッシュのカバーにヒビ入れました。orz 買ったばっかりなのに…
さあ、気を取り直さず行きましょう…


そして、数々の犠牲の上に我々はフライトに間に合う特急列車に滑り込むことに成功しました。気持ちが落ち込んでるときにこういうポップな車両は気持ちを逆撫でてくれます。ありがとう。


そして精算。昔だと考えられないくらいの金額を使うようになりました。社会人は時間を買う。


シートの正面から。流石に光量足りなくてややぶれ気味。
そんなこんなで博多駅に戻ってきました。特急が30分に一本しかないため、ここで中途半端な時間に到着となりまして、折角なんだから博多でラーメン喰おうとなったわけですが…


喰ったのが駅地下にあるどうでもいいラーメン屋。実はここ、水曜どうでしょうでどうでしょう一行も来たことのある店。だからといって旨いわけではないんですがね。


でも完食しました。意地です。


メシも食い終わったところで、地下鉄で福岡空港へ。


所々の差し色の赤が良いアクセントになってます。雰囲気としては欧州の地下鉄のような感じかと。オサレですな。


そして帰りもこのように国際線用の機体で帰ります。


ようやく我々も無事羽田へ到着です。今回は一泊二日のくせに思いっきりネタを詰め込みすぎました。マジで大変だったんだから。写真整理するだけでも本当に一苦労です。なにせ600枚近く二日間で撮ってるわけですから。無駄に大杉。なんか旅慣れてきちゃって、昔のような「バカ」ではなくなってるような気もしますが、成長したんじゃないかと自分に言い聞かせつつ今日はこの辺で…
では、また…
マジで疲れました。

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頁01 羽田〜博多〜佐賀

頁02 菜の花と鉄橋そして思い出

頁03 戦争の記憶と旨いメシ

頁04 鶏!鶏!鶏!

頁05 豊後森操車場

 

 

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