尼崎キッズワークショップの報告5

【キッズワークショップ<プログラム原論>】

・尼崎のワークショップを実施していくにあたって、
わたくしとスタッフ達に課した基本的な姿勢とルールを明記します。

【プログラムの方向として】

【1.コミュニケーション能力の強化向上を目指して】

・感じることを素直に表現できるように
・自分を他人に説明できるように
・他人のことを聞いていられるように
・待つことに耐えられるように
・積極的に参加できるように
・自分に自信を持つように
・あるがままの自分を好きになるように
・あるがままの他人を受け入れられるように

【2.推理・予測・想像力の向上を目指して】

・原因から結果を予測、推理できるように
・感覚から自由な想像が導かれるように
・行動から感情が推理、想像されるように
・観察から推理、予測、想像できるように

【3.自分発見、自己認識の向上】

・自分にできることの確認
・自分にできないと想う事から「できる」への転換
・自分のやった事の無い、知らないことへの挑戦

【4.他者の発見、自分との違いを発見】

・思いやりの原則の発見→違いの発見
・違いの推理、違いの予測、結果への想像
・同じこと、共通点の発見
・うらやましいことの発見
・嫌いなことの発見
・好きな事の発見

【プログラムの原則(がき大将のルール)】

・ゲーム性の中にある、協力、競争、リーダーシップ、支援、などの効用を活用する
・感性の発現を、待ち続けて、待ち続けて!出てきたら、個人として讃える
・子供ではなく、小さな人間として向き合う
・常に正解は無く、全てが正解である可能性を忘れない
・ルールはルールとして、大人、子供問わず、全員が守る
・期待する答えを押し付けていないか、誘導していないか?常に自己確認をする

【キッズワークショップ】
キッズワークショップ
阪神大震災後の子供達のワークショップ 表紙
98年 尼崎キッズワークショップの報告 当事者のワークショップレポート
尼崎キッズワークショップの報告1 こどもたちのワークショップの姿、井戸端会議より
尼崎キッズワークショップの報告2 こどもたちとのワークショップの姿、雑誌の記事より
震災時の思い出 子供達の震災時の思い出
尼崎キッズワークショップを支えてくれた若い友人達 感謝を込めて
シアターワークスへ託された言葉 うでまくり洗吉氏の言葉
NPO兵庫県子ども文化振興協会設立 引き継がれる神戸シアターワークス・キッズワークショップの志
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