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追憶の中の光源氏


ねらい 『源氏物語』幻巻を精読します。《紫上没後の光源氏物語》の精緻な分析を通して、古典文学研究のための専門的な調査方法を体得することを目標とします。

授業内容 幻巻は四季の移ろいの中に、光源氏が紫上哀傷の一年を過ごす物語です。彼がどのような想いでこの一年を過ごしたのか、をテーマに、王朝人の人生と恋の心性について考えましょう。

進め方

○ 第一回以降数時間は講義形式で進めます。『源氏物語』についての概説と教員自からの模擬発表を経て、発表順序を決定します。

1 資料は担当者が、フロッピーディスクで提供し、研究発表の公開も考えているので、インターネット等の基礎的なトレーニングを実施することもあります。ただし、手書きのレジュメも許容します。

2 作業としては、本文<テクスト>の校訂、諸注釈書との比較検討、現代語訳、自由報告(各自自由に設定してよい)を形式にしたがってまとめ、レジュメを作成した上で、口頭報告していただきます。

 自由報告の例 光源氏の恋 衣裳 紫上の生涯 和歌の機能 五節の舞姫など、

テキスト 玉上琢弥 校注、『角川文庫ソフィア 源氏物語/第7巻』角川書店・740円

参考文献  物語学の森  を適宜参照のこと。 

評価方法 出席、レポート等を軸に、総合的に評価します。

古典演習 履修要項・レポート作成マニュアル


講義日程・後期

@09月15日  後期ガイダンス 前期発表の質疑応答に関するレポート@

 

A09月22日  前期発表の質疑応答に関するレポートA

B09月29日  『源氏物語』に関する断章@

C10月06日 「幻」巻FG輪読 中島 p188・柿崎 p189

D10月13日 「幻」巻HI輪読 高橋 p190・森中 p191

E10月20日 「幻」巻JK輪読 鶴田 p192・米山 p193

F10月27日 『源氏物語』に関する断章A

G11月10日 「幻」巻LM輪読 了 佐藤 p194・伊藤 p195

H11月17日  「横笛」巻NO輪読 七条 p66・青木 p67

I11月24日  「鈴虫」巻PQ輪読 近藤 p81・石綿 p82

J12月01日  「御法」巻R輪読  松井田 p166・伊藤

●12月08日   礼拝のため休講 

K12月15日  『源氏物語』に関する断章B・まとめ@

2005年

L01月12日 まとめA・反省会 

M01月14日 自由発表のレポート提出(教務課)


講義日程・前期日程

2004年

@04月14日 『源氏物語』概説T 

A04月21日 『源氏物語』概説U ビデオ

B04月28日 『源氏物語』概説V ビデオ

C05月12日  図書館で文献案内と『源氏物語』概説W

D05月19日  上原模擬発表 p174『角川文庫』頁数

E05月26日 「幻」巻@A輪読 中島 p175・柿崎 p176

F06月02日 「幻」巻BC輪読 高橋 p177・森中 p178

G06月09日  「幻」巻DE輪読 鶴田 p179・米山 p180

H06月16日 「幻」巻FG輪読 (佐藤)p181・伊藤 182

I06月23日 「幻」巻HI輪読 七条 p183・青木 p184

       

J06月30日 「幻」巻JK輪読 近藤 p185・石綿 p186

K07月07日  「幻」巻L    松井田 p187・(佐藤)

K07月07日  「幻」巻  前期のまとめ


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