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記憶の中の光源氏

ねらい 『源氏物語』幻巻を精読します。《紫上没後の光源氏物語》の精緻な分析を通して、古典文学研究のための専門的な調査方法を体得することを目標とします。

授業内容 幻巻は四季の移ろいの中に、光源氏が紫上哀傷の一年を過ごす物語です。彼がどのような想いでこの一年を過ごしたのか、をテーマに、王朝人の人生と恋の心性について考えましょう。

進め方

○ 第一回以降数時間は講義形式で進めます。『源氏物語』についての概説と教員自からの模擬発表を経て、発表順序を決定します。

1 資料は担当者が、フロッピーディスクで提供し、研究発表の公開も考えているので、インターネット等の基礎的なトレーニングを実施することもあります。ただし、手書きのレジュメも許容します。

2 作業としては、本文<テクスト>の校訂、諸注釈書との比較検討、現代語訳、自由報告(各自自由に設定してよい)を形式にしたがってまとめ、レジュメを作成した上で、口頭報告していただきます。

 自由報告の例 光源氏の恋 衣裳 紫上の生涯 和歌の機能 五節の舞姫など、

テキスト 玉上琢弥 校注、『角川文庫ソフィア 源氏物語/第7巻』角川書店・740円

参考文献  物語学の森  を適宜参照のこと。 

評価方法 出席、レポート等を軸に、総合的に評価します。

古典演習 履修要項・レポート作成マニュアル

講義日程・前期日程

2003年

@04月14日 『源氏物語』概説T ビデオ

A04月21日 『源氏物語』概説U ビデオ

B04月28日 『源氏物語』概説V ビデオ

C05月12日  「幻」巻概説

D05月19日  上原模擬発表・「幻」巻@輪読

E05月26日 「幻」巻@輪読

F06月02日 「幻」巻A輪読

G06月09日  「幻」巻B輪読

H06月16日 「幻」巻C輪読

I06月23日 「幻」巻D輪読

       

J06月30日 「幻」巻E輪読

K07月07日  前期のまとめ

講義日程・後期

@09月15日  後期ガイダンス 前期発表の質疑応答に関するレポート

 

A09月22日  「幻」巻F輪読

B09月29日  「幻」巻G輪読

C10月06日 「幻」巻H輪読

D10月13日 「幻」巻I輪読

E10月20日 「幻」巻J輪読

F10月27日 「幻」巻K輪読

G11月10日 「幻」巻L輪読

H11月17日  「幻」巻M輪読

I11月24日  「幻」巻N輪読

J12月01日  「幻」巻O輪読

K12月08日  「幻」巻P輪読

K12月15日  「幻」巻Q輪読

2004年

L01月12日 後期発表の質疑応答に関するレポート 自由発表のレポート提出 

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