●●●池袋モンパルナス その3●●●


ネコの小部屋へようこそ。ボクは デデ。この小部屋の主だよ。 駄ネコ好きの君なら、ちょいとお待ちあれ。いろいろ写真が出てきます。自慢じゃないけど、血統書付きのネコなんか1匹たりともいやしない。正真正銘、世の中を尻尾1本で渡ってるネコばかりさ。

このページはスミレ博士(デデの別名)が、失われた池袋モンパルナスを求めて、
東京北部の下町を探索するページなのだ。そこには、なぜかいつもネコの姿が・・・
しかし、紅茶に浸したマドレーヌはうめえなあ。ん?


池袋モンパルナスとは何ぞや?

(写真をクリックすると、大きなJPEG画像ご覧になれます。)




 正真正銘のアトリエ!!
戦後「原爆の図」を描くことになる画家の丸木位里・俊夫妻が新婚時代をすごしたアトリエ。椎名町に近い“桜ヶ丘パルテノン”にある。ここでの生活、猫の話は、 ここら辺をクリック。昭和初期、アメリカ帰りのさる金持ちがこのあたりのアトリエ村を作ったらしい。その時、各戸に一本ずつサクラが植えられたと言われているが、中央の痛々しいサクラの木はその名残なのだろうか。

 アンナ、またの名をラスコーリニコフ
丸木夫妻のアトリエの隣が、先年亡くなった人間国宝の箏曲家、米川文子女史のお稽古場。あの端正な八重衣の響きはもう聴けない。そのまた隣はロシヤ文学の米川哲夫氏の住居。その玄関先に現れたのがこの猫。「アンナ」と、ためしに呼びかけたらちょっとポーズを取ってくれたので、名前はアンナ。でも将来この猫が警察に自首したら、「あれがラスコーリニコフだったんだ」と世間の人々は言うだろう。

 ドド
所変わって要町。またまた登場のドドである。写真に撮ると、どうしてもブスな猫なんだけども、愛嬌いっぱいで心優しい猫なんだ。遊んだあとはトコトコ追いかけて来て、ころんころん回転して「もっと遊ぼうよ」と自己主張する。毛皮はこれでもなかなか上等ものだよ。

 ズズ
どこのお嬢様かい? ドドの相棒のズズだよ。玄関先に置かれたお気に入りの籐椅子の上でひなたぼっこでご機嫌だい。今日はたまたま目ぱっちりのフォトジェニックなお姿で登場。

 ウロンなシマ猫
ウロンな猫シリーズ第2弾! 実は“つつじヶ丘”付近で見かけたシマ猫。熊谷守一の旧宅(今は美術館になっている)の近くだ。やっぱり池袋モンパルナスに欠かせない画家のひとりだ。今は、やはり画家の娘さんが熊谷守一美術館を運営している。

 ミーちゃん
世の中で一番の幸せものと言えば、もちろん寿司屋の猫じゃ。“ひかりヶ丘”近辺のとある寿司屋に出入り自由を許された三毛猫。名前は通俗的だが、気位は高い。えーと、召し上がりまするものと言いますれば、するめ、玉子、マグロは中トロ(大トロは脂っこいし、赤身は水っぽくていけねえ)、鰹は春先の初鰹だけ。あとは鯛も平目もまたいで通る。贅沢者め。オイラは煮干ししか食ったことねえんだぞ。

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