HP-TOP 磯採集いろいろ 1999年度の磯    

潮しぶきの中 (8/27) Sawada さんとの交流V (11/6)
黒潮に期待して (8/8) Sawada さんとの交流U (10/23)
やっときました! (7/24) 待望の初顔合わせ (10/9)
梅雨空の採集 (6/27) 後味の悪い採集日 (9/27) 今年の採集は今日で終了 (12/5)
初採集種、アオサハギ (6/12) 台風の前に・・ (9/24) 今年の磯はおわりかも・・・ (11/21)
初磯、2度目のタカノハダイ (5/30) ハッピーデイ (9/12) 港めぐり (11/13)

今年の採集は今日で終了(12/5)

今年18回目の磯になります。

今日は、今年の磯採集の最終日とするので、息子と二人でいつもの磯に行ってまいりました。磯に着いて、直ぐに水温を計ってみると、なんと10℃!( 8:00 準タイドプールの表層部 )

「ん〜、もうダメだね!」と二人で話しながら、いつものように磯を廻ります。

前回まで見られていた、タイドプールや浅瀬のお魚は殆ど姿を消しており、まさに冬到来の感ありです。辛うじてオヤビッチャやシマスズメダイを見ることができましたが、その数はとても少ないものでした。

めぼしいお魚(我が家での新しい種類)というのも見つからず、結局網を一度も使うことなく磯を後にしたのです。

それにしても、今年はちょっとヘンな磯模様で、私としては初体験でした。さて、来年はどんな磯が私を迎えてくれるのでしょう・・・?

今から、枕元に、お菓子の入ったリュックサックを置いて寝る子供の気持ちなのです。

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今年の磯はおわりかも・・・(11/21)

今年17回目の磯になります。(先週のこと)

朝夕めっきり寒くなりました。この日も、なんとか暖かくなるようにと、遅いほうの干潮日を狙って出かけた次第です。が、ちょこっと寝坊したのに加えて「行クベキカ・・行カザルベキカ・・」という葛藤もあり結局、磯に着いた時には干潮の真っ只中なのでした。

当日は潮位が高いこともあり、ここも見なければ・・・、あそこも見なければ・・・と、気があせり、ホントーに駆け足の磯徘徊でありまして、初の1時間20分弱の最短所要時間を哀しくも達成してしまったのです。

そのために(この季節でも、心情はこちらでいたい・・・)一度も網を使うことはありませんでしたが、オヤビッチャのちび助やカゴカキダイの稚魚を見る度に「がんばれよーっ!」とボンボンを振ってあげたい気持ちでした。ちなみに浅瀬の水温は12℃(9時半頃)やっぱり、つ・め・た・いー!

これで、今年の磯もおわりか・・・とも思ったりするのですが、ここ一ヶ月、いろいろと忙しくて行けなかった息子がもう一度磯へ行きたいと言っております。これは是非願いを叶えてあげないといけませんね。

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港めぐり(11/13)

今年16回目の磯(海)になります。

前日、インターネットで見つけた「KH港の情報」なるものを息子に見せたところ「あした、行こうよ!」と、採集系直情の反応。「そ・・・そーかぁー、・・・じゃ〜行くか!」という会話をしたのが、24時ちょいと前。こうして急きょ、その港を皮切りに、港めぐりをすることになりました。

先ずはKH港、小さい港!・・・、オヤビッチャやチャガラの群れを見たものの、他にめぼしいお魚はいないし、見る場所も少ない。続いてNH港、ちょっと風が強くて良く見えないが、わりといろいろなお魚がいる。しばし眺めてもめぼしいお魚は見あたらなかった。次はSJ港とHY港、どちらも採れそうな場所が少なく、魚影は薄い。次はHマリーナとK湾、どちらもヨットの係留が多い、透明度低く、オヤビッチャの群れが辛うじて判る程度。

次は、釣り好きの同僚に教えてもらったMI湾、確かに風あたりは少なくて遠浅だけど・・・この遠浅は、もしかしたら干潮の時には、ぜ〜んぶむき出しになるのではないか?だけどもタードプールはできそうもないし、満潮の時にしかお魚は来ないんだなーと推測。夏にはヨットの出入りが多そうだし、車を停める場所も無いし、「この護岸の使用は・・・」という立て札もあるし、パスだね。

途中、「こりゃ良さそ〜!」な磯がありました。来年行ってみる価値はありそうですが、車を停める場所の確保に難儀しそう。

その後、Sawada さんとご一緒したH湾ことM港、昨年行っていたK港も覗いてみましたが、M港にてフウライを見たのみでその他には網を突っ込ませるようなお魚は、いませんでした。

こうして港めぐりの一日は終わったわけですが、やはり地図で見ていて「ここは良さそうだ」と思っても、実際に行って見ないと善し悪しは判らんもんですな。

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Sawada さんとの交流V(11/6)

今年15回目の磯になります。

今回も Sawada さんとご一緒ですが、約束等は特にありません。「あそこの磯に居ますからねー」という暗黙の了解になっています。私はちょっと寄り道をしていきました。昨年、採集魚は無かったのですが、今年は一度も行っていない、気になっていた処です。案の定、目的のお魚は何もいませんでした・・・・!?

いつもの磯に着いてみると、なんと! Sawada さんが、タイドプールの周りをスキップしながら廻っているではありませんか!どーしたんでしょう?

いえ、それは私の幻覚なのです。彼は、タイドプールを覗き込んでいるところでした。「どうです?」「オヤビッチャは沢山いるんですけどねー・・・・」そうです、Sawada さんの、この言葉が今日の磯採集の全てなのでした。

ちなみに、海水の温度を測ってみると(9時半頃、曇り)岩場の完全なタイドプールで12℃、波のよせる浅瀬で14℃でした。「う〜ちめたい!」はずですよ。

その後、岸壁採集のためにH湾へご一緒しました。昨年の漁港採集の魚影イメージとは程遠いものでしたが、ソラスズメダイを見るのは、ここで今年初となります。採集魚が一匹も無いので、「ソラ、採ってみますか・・・」ということになりました。

が、しかし、岸壁採集は素人同士、慣れないタモ網を不器用に動かしあっちでパサ、こっちでパサと網を被せることは出来るのですが、窪みに隠れたソラは一向に出てまいりません。網を被せてジッと不動の姿勢でいると、ソラは外から網をつつく仕種。「え〜い!」と網をあげ、またそれこれの繰り返し。こうしたソラとの悪戦苦闘を1時間余りも続けたでしょうか、結局一匹も採れませんでした。

Sawada さんがアケボノを見つけましたが、残念ながら深みへ消えていってしまいました(500円玉×3以上〜でしたよねー)

私としては、今年初の採集魚ゼロとなりますが、まだ、まーだ終了ではありません。アッ、またツーショット忘れちゃった。

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Sawada さんとの交流U(10/23)

今年14回目の磯になります。

前回に続き、今日も Sawada さんと磯で会う約束をしております。今度は、場所も、お顔も、加えて持ち物まで判っているので計画的で偶然な「おっ、採集してますねー」という感じになります。

磯に着いてみると、岩場にポツンと置いてあるバケツと手持ち網。近づいて見ると、まごうことなき Sawada さんのもの、しかし見渡せる範囲に本人はおりません。でも、来ているということ、何処かで採っているんだということ、判っているので安心感があります。

息子と岩場を覗いておりますと、ほどなく向こうの陰から Sawada さんが現れました。なんと!風邪が直ったばかりなのに!Tシャツに短パン!、私はGパンに長袖だというのに!無謀な・・・いや、お若い・・!

その後、一緒に磯を廻りますが、今日はお魚がとっても少ない!一体どうしたっていうんでしょう。思うに、外気温が下がる → 表層寒い → お魚は深みへ移動 → 干潮になってもタイドプールに残らない → いない。ということでしょうか、ゆえに「お魚いませんねー」「ええ、いませんねー」という会話が(自然に)成立してしまうのです。う〜む、いなくなるとしたら、まだ早ぃんではないかい?

こうして磯を廻るうち、マメのトゲチョウを発見、Sawada さんと網で囲みながら採集したのであります。

採集が一段落し、岩場に腰を下ろして Sawada さんと色々お話をしました。お魚や水槽のこと、餌付けのことやディスカスのこと、池波さんのこと、パソコンのこと・・・・こうして Sawada さんとの採集の一日がおわりました。

ひとつだけ忘れものがあります。出掛けに娘から「撮ってきて!」とカメラを渡されたこと、そう、Sawada さんとのツーショットです。

(えっ、13回目の磯・・・、フウライだけです。鼻水垂らしての採集で・・・、家に帰り着いたら寝てしまいました)

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待望の初顔合わせ(10/9)

今年12回目の磯になります。

今日は、リンク仲間の Sawada さんと磯で会う約束をしております。用意を終えて、高台から待ち合わせの磯を見渡しますが、それらしき人はみあたりません。(私は15分程遅れているのです)「あれ、いないねー?」と息子と顔を見合わせながら道を降りて行きますが、眼だけは磯を探索中なのであります。

そのうち、左手の岩陰から、スッと網が出て、頭が出て、やがて身体が出てまいります、「いた!Sawada さんだ!」(確信している私)。 待望の、採集仲間との初顔合わせです。

「お久ぶりです!、初めまして!」・・・(矛盾してますが、解って頂けますね?、私の気持ち)

その後、一緒に磯を廻りますが、オヤビッチャやスズメダイ類はいるものの、お目当てのお魚はサッパリです。加えて、今日は風が異常に強く、波もかなりうねっていますので、海上からはちょっと見えにくい。

何処を覗くかは Sawada さん任せですが、何時もお魚がいる場所は、彼は、ちゃ〜んと覗いておりました。やはり、採集をやってると、何となく解るのでしょうね、お魚が集まりそうな処は。

でもでも、「どうです?」「いや-、いませんねー」、またまた、「どうです?」「いや-、いませんねー」

小岩に張り付いていたカニさんを採ってきました。

初めて見ました、普通のカニの半分の薄さで、真ん中の縦スジは太陽下ではブルー系。「みうららら」さん、このカニさんの名前わかります〜ぅ?「トゲアシガニ」という返答を頂きました、ありがとうございます。

家に帰って一息ついてみると、「もっと、話したかった!」な〜、と思っています。というわけで、また、行きましょう!

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後味の悪い採集日(9/27)

今年11回目の磯になります。

息子の振替え休日に、私の代休を合わせて平日(月曜日)に行ってまいりました。磯での第一印象、「平日なのに意外と人がいるもんだ!」磯での第二印象、「採集日和なのに意外と魚がいないんだ!」

ナミチョウのマメには手を出さず、500円玉弱のフウライにトライしたが上手く逃げられた。結局、秋の定番、クロサギとシマイサキを撮影用に持ち帰ってきましたが、磯はとても魚影が薄く寂しい磯でした。

帰りに漁港に寄り、キヘリモンガラを息子が採集、今日の採集になんとか花を添えられた格好です。

全長 4 cm です。採ったときは、ゴマモンガラかと思っていました。水槽では、お気に入りの岩穴をめぐってナベカと争奪戦を繰り広げております。

漁港で、網を修理していた日焼けしたおじさんに「稚魚とってるんだろ、だめだよ!」「密漁だよ、密漁!」と言われました。確かにM半島近傍ではマダイやカレイの稚魚を放流していますので、たぶんそういうことを指しているんだとは思いましたが、私には漁師さんの仕事場に足を踏み入れているという後ろめたさがあり、早々に立ち去ったのです。話の解りそうなおじさんではないこともありますけど・・・。何となくスッキリと開放感の無い、後味の悪い採集日でした。

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台風の前に・・(9/24)

今年10回目の磯になります。

会社のカレンダーは23日から4連休、加えてお盆休みの休日出勤分の代休を取って、私だけは5連休、ウッシッシ!潮時表では干潮の時、採集計画を立てずに何が人生か・・・とうわけで、3日間の採集予定日を密かに企てる。全連休を採集に当ててもいいんですが、さすがにおじさんにはこたえる。

しかし、夢見る眼に、台風18号の現実。しかも連休を狙って北上中ではありませんか!コリャーまいったね。というわけで、台風の動きを見ながら、台風前に行ってきました。

結果は、トゲチョウ一匹です。9割方見て、「ん〜今日はボウズかな?」と思っていた矢先の一匹、ちょっとドキドキしました。

やや高まった岩棚が続く場所、満潮時には、突端から大小8つの窪みを通って側面へと海水が流れると読んでいた場所。ここには、波に流されたお魚がきっとくるはずだ。と、何回も通ってるうちに、そういうことが判ってきた場所です(満潮時には来たこと無いもんねー)

だけど、私はソラスズメダイしか採ったことがない、他の方は話に聞くと色々と採っておられるようですが・・・。上から順番に見てきて、7番目の窪みにトゲチョウはいたのです!ヤッホー。ジャスト500円玉サイズ。

あ〜あ、台風の所為で3日間の採集予定日が2日に減っちゃったよー。

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ハッピー・デイ(9/12)

今年9回目の磯になります(8回目の磯採集も含みます)

今年8回目の磯は、お盆休み返上でお仕事をした見返り休み分の1日で、前々回と同じく金曜日の平日です。一人なので、勢い込んで、あっちのタイドプール、こっちのタイドプールを覗いて回りますがオヤビッチャばっかり、結局、ナミチョウを1匹だけ採集、帰路の途中で港に寄り、アケボノを1匹採集して帰りました。

今年9回目の磯は、当日の朝になって娘が「行かない!」と言い出し、また息子と二人で出かけることになりました。干潮の3時間前なので、お目当てのタイドプールはまだ海水の中、「その辺をじっくり見ようか!」ということになったのですが、これが幸いして、一度も採集歴のない小さなタイドプールで、シイラの幼魚とゴマモンガラとおぼしき幼魚を採集。普段は影の薄いタイドプールですが、これからは要チェックとなりました。

その後、今年初のトゲチョウを採集しました!かわいいマメです。途中では、昨年来から顔見知りのおじさんに出会い、500円玉弱のトゲチョウを拝見させてもらいました。今年はトゲチョウの出足が遅いのでしょうかね?今のところ小粒です。

 

その後、普段は何気なくまたいで通る岩と岩の間に、オヤビッチャが群れております。何気なく足を止めて見ておりますと、寄せては返す波に揺られて、木の葉が一枚ヒラヒラと・・・・いや、ヒラヒラ・シューッと動いたように見えました・・

足を止めた息子に「あれ、葉っぱ?」「葉っぱじゃないの?」「葉っぱか・・・」「いや・・違うよ!」すかさず返す波に合わせて網を出し、葉っぱを掬い上げてみると、ナンヨウツバメウオ!嬉しいっ!。

全長 4.5cm です。一度でも見たことのある人ならわかるでしょう?海中では、まさに”葉っぱ”なんだってこと。

磯から引き上げる時、手に下げたバケツの重さを感じ、そして今日採集したお魚達の事を考えると今までになく今日はハッピーな一日だったと、頬が弛むんです。

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