磯の魚たち > 魚(幼魚)の画像 ハ行 ハクテンハタ タイドプール(潮だまり)や浅瀬で見られる小さな魚たちの紹介

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ハクテンハタ 〔ハクテンハタ〕ハタ科
見られた時期:10月

深さ20㎝ほどのタイドプールにて日陰となった側壁にピタッと張り付いていた。発見時は魚ではなくエビの一種かな…?と思っていたが、追い出してみてビックリ!した魚。

胸びれをヒラヒラさせて泳ぎでてくるが、網の直前でパッと見失うほどの俊敏さを持つ。2015年が初採集。

人工餌に慣れるのが早く飼育は容易。
本や資料等による日本近海での分布
南日本
撮影個体:3.3cm(成魚:60cm)
 学名:Lutjanus monostigma ⦿ 写真クリックで大きい画像
ハクテンハタ 胸びれをヒラヒラさせながら餌を探すさまは愛らしくも見える。こちらから(You tube)

水槽で泳いでいる姿は華やかさが目立つのだが… 実はやることがないと殆ど泳がない!

一回りほど大きくなると、いつも岩の窪みや水槽の隅などで潜んでいる。水槽を眺めた人が「何かいるの~?」という感じになってしまう。

幼魚のうちは愛らしくていいのだが、オヤビッチャを丸飲みにしてしまうマハタのマハタ属に分類される。身体が大きくなるにつれてこちらの不安も大きくなってくる。

他の小魚との混泳飼育は1年未満が限度という感じですね、成長が早いから。
 学名:Lutjanus monostigma ⦿ 写真クリックで大きい画像

採集して8か月が経過すると全長9cmに成長。今いる小型水槽(40cm)にはこのままだと他の小魚などが入れられないと判断して大きな水槽(80cm)へと移動しました。

移動先の水槽にはハクテンハタよりも数倍は大きい魚たちがいます。こちらへ移動したら泳いでいる姿をよく目にするようになりました。大きい魚に追われて仕方なく泳いでいるのではなく、自発的に泳ぎ出てきています。勿論、時々は休息しておりますが…