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----OKAYAMA----
■湯原のこま■ 湯原は古くからの木地師の里で、その伝統を受け継いだ「湯原のこま」が挽かれています。 湯原は山陰と山陽を結ぶ温泉町、宿場町ですが、土産店の店頭では「こま」を挽きながら売っています。それぞれの店により、こまに特色があります。 ---湯原のこまの制作者--- 瀬藤痴仙「瀬藤民芸店」:天気占いごま・鳴独楽 :真庭郡湯原町湯本..TEL:0867-62-2834 美甘和夫「はんざき屋」:子持ちごま(こまの蓋をとると中に豆ごまが入っている) :真庭郡湯原町湯本..TEL:0867-62-2069 山根豊「萬屋工房」:飾りごま :真庭郡湯原町湯本..TEL:0867-62-2319 ■川上の寄せ木細工■ 木地師の流れをくむものに、川上村で「工房創遊」の戸田卓利さんが「川上の寄せ木細工」を作っています。 この寄せ木細工は、箱根のように木の組み立ての細工物ではなく、寄せ木を素材にした造形玩具といえます。寄せ木で「馬。牛。猿。鳥。羊」などの動物を、抽象化した形で、従来の郷土玩具のイメージからは、少し飛躍しているかもしれませんが、これからの木工玩具として期待されるものの一つと云えるでしょう。 制作者:戸田卓利「工房創遊」:真庭郡川上村大蛇..TEL:0867-66-4171 ■久世凧■ 久世町樫西は伝統的な手漉和紙の生産地です。また久世町は久世の牛市が立つことで知られています。 ここに手漉和紙に名物の牛市を表わした木版画を刷った「久世の凧」が作られています。紙質が丈夫なのでなかなか破れない凧です。 制作者:小川秀夫「樫西手漉和紙加工場」:真庭郡久世町樫西1689..TEL:0867-42-4874 |
■備中神楽人形■ 県の西部、備中の成羽(なりわ)町は、備中神楽の発祥の地です。 この神楽から「神楽人形」や「神楽面」を田辺さんが作っています。この人形や面は、岡山駅の地下街の岡山観光土産品協会の売店や備中高梁駅のキヨクスでも入手できます。 人形は高さが10センチ位の土製で、所々に光沢のある釉薬がかけられ成羽焼きの特徴を生かし、一つの人形に艶のあるところと艶のない彩色と二つの色に塗り分けられています。また、同様の人形で4センチほどの豆の神楽人形もあります。 その他、これらの神楽に登場する19の神々が被る面を、張り子の面にした神楽面が作られています。 制作者:田辺收全(かずまさ)「田辺白山荘」:川上郡成羽町下原993..TEL:0866-42-2126
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