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----KYOTO----
■京人形■ 京都の観光土産物を売っている店には、清水焼の陶器類とともに「京人形」が並んでいます。 土産物として作られている京人形を、郷土玩具の範囲に含めて ここに収録しましました。実際には数えきれないほどの種類のものが制作されています。 「京人形」といわれる人形の範囲は、かなり広く高価な御所人形などの伝統工芸品から、これらの 土産物まで、京都の「雅(みやび)」を伝える人形が多く作られています。 制作所紹介:「京都人形・豪勝 中濱務」山科区西野山中臣町26/Tel:075-581-5232 「静岳: 桂憲之」東山区東大路五条下る/Tel:075-541-0125 ■北野神社の牛車・真如堂の牛車■ どちらの牛車も、今は廃絶したものと考えられます。 北野神社(北野天満宮)では、現在は神牛土鈴が授与されています。(ここには収録できませんでした) 真如堂の牛車は「お十夜牛車」と呼ばれていました。畑野栄三氏は「昭和53年頃に復元制作されたが、最近はあまりみかけない。お十夜(11月15日)の頃に作られるにかも知れない。」と記されています。 ■吉田神社の追儺厄除け面)■ 節分には、吉田山の中腹、吉田神社へ京都中から人々が参拝にやってきます。節分の前夜には追儺式が行われ、この行事の仮面(鬼)を模して作られたのが、この「追儺厄除け面」です。吉田神社で節分に授与されます。 ■梨木神社の鬼面■ 京都御所の東側、梨木神社でも、戦前に「追儺面」が授与されていたされていましたが、現在は廃絶しています。 |
■三宅八幡の土鳩■ 三宅(みやけ)八幡宮は「三宅の八幡さん」と親しまれ、昔から子供連れのお参りが多い神社です。 この土鳩は、幼児の癇の虫に効果があるとされ、八幡さんに祈願して土鳩を一羽頂き、神棚に供えてお祈りすると 癇の虫が治るといわれています。お礼詣りにはもう一羽の土鳩を受け奉納したものです。今は神社で授与をうけて、社前に奉納されているようです。 鳩笛は八幡宮の前の茶店で売られていたものです。ここでは、鳩の形の「鳩餅」も売られています。 ■麦わらポンチ(廃絶)■ 戦前、参道の茶店で土産物に「麦わらポンチ」が売られていました。一時、近くに住む川久保フミさんが復元されたこともありますが、今は廃絶しています。 ▼[Next](3)-2 |
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